コンパクトミニバンの人気モデルは?クラス別のおすすめミニバンも紹介

コンパクトミニバン選び方

ファミリー層に人気があるミニバンですが、街中の狭い道での取り回しが気になる方もおられるでしょう。

その点、コンパクトミニバンであれば街中でも運転しやすく、大きなミニバンが苦手な女性でも安心です。室内空間が広いミニバンが気になっていても、取り回しも心配な方におすすめのコンパクトミニバン。

国産車でも車種が豊富になっているので、「どんな車種がおすすめか分からない」という方向けにコンパクトミニバンの選び方からおすすめ車種までご紹介します。

街乗りからお出かけまでこなせるコンパクトミニバンのポイントやお得に購入する方法を分かりやすく説明しますので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

コンパクトミニバンとは何?

コンパクトミニバンという言葉がありますが、車のジャンル分けするのに、明確な定義がある訳ではありません。一般的にはコンパクトカーというジャンルがあり、少し大き目のミドルサイズのミニバンがあります。

コンパクトミニバンは、コンパクトカーのサイズでありながら3ナンバーではないモデルのことを意味しています。

5ナンバーのサイズ(下記条件をすべて満たす)

  • 全長:4,700mm以下
  • 全幅:1,700mm以下
  • 全高:2,000mm以下

近年は、3ナンバーサイズの車種が増えていますが、コンパクトミニバンは5ナンバーに収まっている車のことを指します。

またミニバンという言葉があるため、スライドドアを装備していることも条件です。一般的にミニバンと聞くと、7人乗りや8人乗りの車をイメージしますが、5人乗りでもコンパクトミニバンということもあります。

スライドドアを装備しており、全高が高めで広い室内を持っているモデルはコンパクトミニバンに含められることがあります。使い方によっては、コンパクトカーとミニバンの両方の特性を持っているため、使いやすいモデルとなるでしょう。

コンパクトミニバンの選び方

ここからはコンパクトミニバンの選び方をご紹介していきましょう。車選びと共通することもありますが、コンパクトミニバンを考慮しているということは、イメージする車の使い方が決まっているはず。3つのポイントを考慮して選ぶとよいでしょう。

乗車人数

普段どのような車の使い方をするかによって、乗車人数は考慮しておきましょう。ミニバンに分類されるモデルは、7人乗りのモデルが多いですが、グレードによっては5人乗りということもあります。

3列目シートはスペースが限られているので、大人数で乗車して長距離走行を行うのは難しいものの、緊急時に大人数乗車できると便利なケースもあります。一方で、大人数が乗車できるということは、ボディサイズが大きくなるため、取り回しや燃費で不利です。

もし4人以上乗車することがほとんどないのであれば、5人乗りの車でも十分ということも考えられます。大人数で出かけたいときは、レンタカーを借りてみるのもよいでしょう。

もしキャンプのようにアウトドアに出かけるのであれば、5人以上乗らなくてもミニバンの荷室スペースが魅力的に感じる方もおられます。

ボディサイズ

乗車可能人数とも似通っている部分ですが、ボディサイズも考えておきましょう。毎日乗車しているときの取り回しに大きな影響を与えるため、通る道によっては気楽に運転できないと感じることもあり得ます

大きなボディサイズの車はゆったりと走行でき長距離運転で有利ですが、狭い道の取り回しに神経を使うこともあります。

5ナンバーサイズに限定すると、7人乗り以上の大き目のミニバンは日産のセレナとOEM提供されているスズキのランディです。

どちらもグレードによっては3ナンバーになるため注意が必要ですが、数少ない5ナンバーサイズのミニバンです。大型化している普通乗用車の中で、5ナンバーを維持しているのは特徴的といえるでしょう。

選択肢は少なくなっているとはいえ、普段走行する道路事情も考慮するのはおすすめです。

インテリアデザイン

車選びの重要なポイントであるインテリアデザインも考えておきたいものです。見た目を大きく左右するインテリアデザインはもちろんですが、使い勝手に影響するシートアレンジも見ておきましょう。

ミニバンは3列シートがあり、7人以上乗れるモデルが多いですが、5人乗りのモデルも存在します。また3列シートがあったとしても、膝元のスペースがほとんどなく子どものみ乗れる車種も存在します。

コンパクトミニバンはボディの大きさに制約があるため、シートアレンジと座ったときのスペースはよく確認しておくべきでしょう。ライフスタイルに合わせた車選びがおすすめです。

クラス別のミニバンの特徴

コンパクトミニバン

コンパクトミニバンは、全長4.3m程度の比較的小さなサイズのミニバンです。たとえば、ホンダ「フリード」やトヨタ「シエンタ」などがこのクラスに当たります。

車体が小さめなので、街中での取り回しが良く、狭い道路や駐車場でも扱いやすいのがメリットです。サイズはコンパクトですが、3列シートを備えており、家族みんなで乗ることも可能。ただし、3列目シートは広さが少し制限されることが多いので、長距離移動だと少し窮屈に感じるかもしれません。

普段使いメインで、街乗りが多い人におすすめできるミニバンです。小回りが利くので、都市部に住んでいる人にも向いています。

ミドルクラスミニバン

ミドルクラスミニバンは、全長4.6~4.8m程度のサイズで、コンパクトミニバンとラージミニバンの中間に位置します。代表的なモデルには、トヨタ「ノア」や「ヴォクシー」、日産「セレナ」などがあります。

車内はコンパクトミニバンよりも広く、3列目シートでも比較的快適に座ることができます。また、荷室の広さも確保されているため、家族旅行や大きな荷物の積載にも対応できます。燃費性能も改善されているモデルが多く、日常使いでもそれほど負担になりません。

ファミリーカーとしてバランスが良く、遠出やキャンプなどアクティブな用途でも使いやすいです。家族の成長に合わせて長く使えるので、ライフスタイルが変わっても対応しやすいでしょう。

ラージミニバン

ラージミニバンは、全長4.9m以上の大きなサイズで、広い車内空間を持つミニバンです。トヨタ「アルファード」や「ヴェルファイア」、日産「エルグランド」などが代表的なモデルです。

車内は圧倒的に広く、3列目シートでも十分な足元スペースが確保されています。高級感のある内装や快適装備も充実していることが多く、まるで移動するリビングルームのような使い心地です。ただし、車体が大きいため、取り回しや駐車には少し注意が必要です。

長距離ドライブや家族での旅行に最適で、快適さを重視したい人にはうってつけです。VIPな送迎用としてもよく利用されるので、ゆったりとした空間で移動を楽しみたい人にも向いています。

おすすめコンパクトミニバン

ここからはおすすめのコンパクトミニバンとそれぞれの車種の特徴をご紹介します。それぞれの車種におすすめポイントがあるため、車選びの参考にしてください。

トヨタ シエンタ

シエンタ

トヨタのシエンタは取り回しのしやすいコンパクトなボディサイズです。シエンタのサイズは全長4,260mm、全幅1,695mm、全高1,675mmで、5ナンバーサイズに収まっています。

2020年には年間の販売台数は8位で人気があるといえるでしょう。2021年の年間では販売台数で13位になっているので、少し下がっているとはいえ、人気があるモデルです。人気がある理由はコンパクトミニバンの使い勝手の良さと、ちょうどよいサイズ感です。

ハイブリッドで低燃費

シエンタはガソリンモデルの他にハイブリッド搭載モデルも選択できます。ミニバントップレベルの低燃費を誇っており、WLTCモードは22.8km/Lにもなります。ハイブリッド車はモーターによるアシストがあるため、低回転から力強く走行できるのがポイントです。

停止状態からの発進や加速などのシーンで、トルク面で有利なモーターがアシストしてくれるので、低燃費で走行できるだけでなく街乗りに相応しい力強さがあります。

大きなミニバンでは燃費が気になる場合がありますが、シエンタのハイブリッドなら低燃費なので家計にも嬉しいですね。

2つのバリエーション

シエンタの特徴に、3列シート仕様と2列シート仕様の2つのバリエーションがあります。3列シートは座席数も多く、大人数での乗車に対応しています。3列目シートは格納できるので、必要なときにはシートアレンジで大きな荷物を載せられるので使い勝手もよいです。

ホンダ フリード

フリード eHEV CROSSTAR

ホンダのフリードも5ナンバーサイズのミニバンで、コンパクトミニバンに含められます。2021年の全体の販売台数で10位になっているなど、ミニバンの中でも上位にランクインしています。

フリードの魅力は、コンパクトで運転がしやすく車内空間も広々としていること。5ナンバーサイズでありながらも、1列目から3列目まで十分な空間があります。これは、「人のためのスペースは最大に、メカスペースは最小に」というホンダの思想に基づいているもの。

超低床フロアを採用しており、乗り降りがしやすいだけでなく、乗車したときに窮屈感を与えないものです。またフリードは、乗車人数の幅が広く、5人乗りモデル、6人乗りモデル、さらに7人乗りモデルと選択肢が多いです。

普段の使い方に合わせて、シートの仕様を選択できます。さまざまなニーズに応えてくれるモデルですね。

家族に嬉しい充実した装備

家族の車に嬉しい充実した装備を備えているのもフリードの特徴です。例えば、足先をかざすだけでスライドドアを開閉できる「ハンズフリースライドドア」があります。これはディーラーオプションですが、買い物の帰りで手がふさがっているときに便利な装備です。

複数のスタイルが選択できる

複数のスタイルから選択できるのもフリードの特徴です。開口部高さは1,110mm、開口部最大幅1,080mm、開口部地上高480mmと広々としたバックドアになっているため荷物が積載しやすくなっています。フラットな空間にして、車中泊もこなせますし、自転車のような大きな荷物も積載しやすいです。

スズキ ソリオ

ソリオ

画像引用元:スズキ

スズキのソリオは、人気のコンパクトカー。初代モデルの登場と同時に人気を集めたワゴンRがベースとなったワゴンRワイドがベースとなっています。2代目から人気が大きく向上し、5ナンバーサイズで背が高く、スライドドアを装備という「いいとこどり」が評価を集めます。

プラットフォームもイグニスやクロスビーと共通のものを採用しており、走行安定性と乗り心地のバランスが優れているモデルです。車内はコンパクトですが、5人乗った場合でもさらに荷室を使えるほどのスペースが確保されています。

スズキの充実した安全機能が搭載されているので、ドライバーの安全運転をサポートしてくれます。 取り回しもスムーズにできるほどコンパクトですので、運転が苦手な方でも安心できるサイズです。

十分な車内スペース

ソリオの全幅は1,645mmと5ナンバー枠いっぱいという訳ではありませんが、車内スペースは広くなっています。車内スペースだけでなく荷室空間も十分にあるというパッケージの良さです。

室内長は、2,500mmもあり、室内幅は1,420mm、室内高は1,365mmとなっています。ミドルサイズのミニバンと比較すると数値は劣りますが、乗車してみると数値以上の広さを感じます。

ドライバーの視界も広くなっていて、運転手も閉塞感を感じることなく運転できるでしょう。コンパクトでも狭さを感じさせないモデルを探している方におすすめです。

ノンターボで低燃費

ソリオの別の特徴は、ノンターボでもマイルドハイブリッドで低燃費に、かつ力強く走行できることです。競合車種になるルーミーには搭載されていないマイルドハイブリッドがあるので、加速時にエンジンをアシストしてくれます。

燃料消費率はWLTCモードで19.6km/Lです。1.2Lエンジンで排気量を抑えながら街乗りに十分なパワーを絞り出してくれます。4気筒エンジンを採用しているので、振動も少なく走行できるのもポイントです。

トヨタ ルーミー

ルーミー

画像引用元:トヨタ

ルーミーはトヨタのコンパクトカーですが、スライドドアを搭載して全高も高くなっているため、広々とした車内空間をもっている車です。軽自動車並みの取り回しのよさや、大人が乗っても十分なスペースを確保できるパッケージです。

世代を問わずして乗り降りしやすい低床設計になっていますし、前後席間で移動しやすいウォークスルー構造も魅力。一般的にはハイトワゴンと呼ばれることが多いルーミーですが、家族の車の使い方によっては、ミニバンを検討している方も満足できる構造です。

スズキのソリオに対応するモデルとして登場したことから、ソリオのパッケージングは似ています。普通乗用車の販売台数では、2021年は2位にランクインしていることから、人気あるモデルであることが分かります。

くつろげる車内空間

ルーミーはダイハツが軽自動車の開発で培ったノウハウを活かしているため、機能性を重視した設計になっています。運転席は水平基調となっており、広い前方視界を確保しています。

後席はスライドできる6:4分割可倒式のシートを採用。前後に240mm動かせるので、使い方に合わせて調整しやすいです。フラットな空間にしてアウトドアの際にくつろぐことも可能。

便利なところにある収納スペースも、小物を整理できるので便利です。普段使いにも使いやすく、乗車時間にくつろげる空間が広がります。

安心して走行できる安全性能

充実した安全機能もルーミーの魅力です。毎日のように乗る車だからこそ、安全性能にもこだわりたいもの。ルーミーに搭載されている衝突警報機能/衝突回避支援ブレーキ機能は、対車両と対歩行者の両方が昼夜に対応しています。

衝突の危険性があるときに、ドライバーに注意を喚起し、緊急ブレーキをかけてくれます。その他に、全車速追従機能付ACCが搭載されているグレードなら、高速走行時や渋滞時のドライバーの負担を軽減。疲れにくく、安心して運転できる機能を搭載しています。

日産 セレナ

セレナ ルキシオン

日産のセレナは、5ナンバーサイズの数少ないミニバンといえるでしょう。厳密に言うならば、エアロが装備されているハイウェイスターは1,740mmとなるので3ナンバーサイズになります。標準グレードを選択すれば、5ナンバーサイズに収まります。

セレナの特徴は、ミニバンクラスでトップともいえる車内空間の広さでしょう。室内長は3,240mm、室内幅は1,545mmもあります。他のコンパクトなミニバンと比較すると、大きい車体サイズになりますが、大人数でお出かけするときにはこのサイズが有利でしょう。

大型化しているミニバンでも、5ナンバーサイズも選択できるので、道幅や取り回しが気になる方でも安心して運転できる車です。

e-POWERの走り

セレナはe-POWERを選択できるので、低燃費で走行できます。e-POWERはエンジンで発電して、その電力でモーターを駆動させる方式のハイブリッドです。

モーターで駆動させるので、電気自動車のような走りを楽しめますが、充電を気にしなくてよいというメリットがあります。ガソリンエンジンと比較して、アクセルペダルに機敏に反応してくれるので、スムーズに走行できるのが魅力です。

またモータードライブなので、車内が静かなのも特徴です。ボディに防音対策が施されているので、静かに走行できます。

プロパイロットで運転手をサポート

グレード別設定になっているプロパイロットが搭載されているグレードなら、高速道路の巡行走行で車の操作を車がアシストしてくれます。単調になりがちな運転操作を車がしてくれるので、運転手の疲労が軽減されます。

車線の中央をキープしながら、前の車との車間距離も調整してくれるので、運転手が操作しなくても問題ありません。もちろん自動運転システムではないため、常にハンドル操作できるようにしておく必要がありますが、疲れを軽減できます。

日産 NV200バネット

NV200

画像引用元:日産

日産のNV200バネットは、元々商用車のモデルを乗用車に仕立てたもので、バン需要に応えるモデルです。日本だけでなく、世界各国で販売しているモデル。

商用車のルーツを持っている車種なので、荷室空間に優れており、機能性を重視する方にぴったりです。ワゴンタイプでは、5人乗り仕様と7人乗り仕様が販売されています。

シート仕様を選択できる

5人乗りモデルは、広々とした荷室が魅力。大人数で乗車することがほとんどないなら、5人乗りモデルがおすすめです。

また7人乗りモデルは、ビジネスやレジャーのどちらにも対応できる3列シートが装備されます。乗車人数に合わせてシートアレンジできます。機能性を重視したモデルなので、質感では劣りますが、5ナンバーサイズで広々したミニバンを探している方におすすめです。

カスタムベースにもおすすめ

シンプルな内装のNV200バネットですが、そのシンプルさを活かしてカスタムベースにもなっています。ベッドキットなどを装備して、車中泊やキャンプに適したモデルにできます。

街乗りだけでなく、レジャーにも活躍させたい方なら、ちょうどよいベースモデルになるでしょう。エクステリアだけでなく、内装もカスタムして自分だけのモデルにしたい方におすすめです。

クラス別おすすめのミニバン

コンパクトミニバンのおすすめ

ホンダ「フリード」

フリード eHEV AIR EX
  • 3列シート搭載
  • コンパクトで運転しやすい
  • e:HEVで低燃費

コンパクトでありながら3列シートを備えていて、室内空間が広く感じられます。スライドドアが便利で、狭い駐車場でも乗り降りしやすいです。ハイブリッドモデルもあり、燃費も良好。運転のしやすさと日常使いの快適さを両立しています。

街中の取り回しが良いので、都市部に住んでいる人や買い物・送迎に使うことが多い人にピッタリです。家族でのお出かけや普段使いにおすすめできます。現行モデルはe:HEVが選択でき、低燃費に走行できます。

トヨタ「シエンタ」

シエンタ
  • 可愛いデザイン
  • トヨタのハイブリッドで低燃費
  • 豊富なシートアレンジ

フルモデルチェンジされて、デザインが一新されました。コンパクトなボディに広い室内空間が確保されており、特に2列目シートの使い勝手が良いです。ハイブリッドモデルは燃費も抜群で、長距離でも経済的に走れます。

ユニークでかわいいデザインが好きな人や、燃費を重視する人にはシエンタがおすすめ。荷物をたくさん積んだり、子供を乗せたりするのもしやすいでしょう。豊富なシートアレンジが可能なのも使いやすいポイントです。

ミドルクラスミニバンのおすすめ

トヨタ「ヴォクシー」

ヴォクシー
  • かっこよいミニバン
  • ハイブリッドで低燃費
  • 使いやすいサイズ

スタイリッシュなデザインで、先進的な装備が豊富。2列目シートのゆとりが大きく、ロングスライドシートが使いやすいです。安全装備も充実しているので、家族での長距離ドライブも安心です。

デザインと使い勝手のバランスが良く、家族全員で快適に移動できるミドルクラスの定番。アウトドアやキャンプにも対応しやすいです。燃費が気になる方ならハイブリッドモデルも選択できます。

日産「セレナ」

セレナ ルキシオン
  • クラストップレベルの室内空間
  • e-POWERで静かでパワフル
  • プロパイロットで長距離もラクラク

ミドルクラスミニバンの中でも、特に車内の居住性が高いです。プロパイロット(自動運転支援システム)が搭載されており、長距離運転の負担を軽減してくれます。ハイブリッドモデルのe-POWERは静かでパワフルな走りが特徴です。

先進技術に興味がある人や、長距離ドライブが多い人に向いています。車内がとても広いので、ファミリーでの長旅でも快適です。使いやすいミニバンがよい方にぴったりのモデルです。

ラージミニバンのおすすめ

トヨタ「アルファード」

アルファード

画像引用元: アルファード | トヨタ自動車WEBサイト

  • 言わずと知れた高級ミニバン
  • 質感の高い内装
  • 快適な2列目シート

高級感があり、ゆったりとした室内空間が魅力。シートアレンジの自由度が高く、後席の快適性が際立っています。静粛性が高く、走行中のエンジン音や外の騒音を感じにくいです。

豪華な内装や広い車内で快適に過ごしたい人にぴったりです。高級感があるミニバンがよい方におすすめのモデル。2列目のキャプテンシートは、オットマンも付いていて、快適な座り心地を楽しめます。

日産「エルグランド」

エルグランド

画像引用元:日産 エルグランド [

  • 日産の高級ミニバン
  • 設計は古いが高級感アリ
  • スポーティな走り

アルファードに比べると少しスポーティなデザインが特徴です。走行性能にもこだわっていて、ドライバーにとっても楽しい運転ができるミニバン。広い室内とシートの快適性も魅力的です。

3.5Lエンジンならスポーティな排気音と共に、気持ちのよい加速を楽しめます。ミニバンでも走りの楽しさを求める人や、スポーティなスタイルが好きな人にはエルグランドがおすすめです。

中古車でしか購入できないおすすめのミニバン

トヨタ・エスティマ

エスティマ
画像引用元:トヨタ
  • ミニバンの先駆けモデル
  • ハイブリッドも選択可能
  • V6エンジンもおすすめ

エスティマは長い歴史を持つミニバンで、特に2006年からの3代目モデルが人気です。広々とした室内空間と、ハイブリッドモデルの燃費の良さが魅力。

2020年に生産終了しているため、今は中古車でしか手に入りませんが、その分価格も新車より手ごろです。ハイブリッドモデルだけでなくV6エンジン搭載グレードがあるなど、気持ち良く走行できます。

日産・ラフェスタ

ラフェスタ

画像引用元:日産:ラフェスタ ハイウェイスター [ LAFESTA Highway STAR ] ミニバン/ワゴン Webカタログ トップ

  • コスパ重視のコンパクトミニバン
  • 年式は古めが多い
  • プレマシーのOEMモデルも

ラフェスタはコンパクトミニバンとして、運転のしやすさと室内の快適性が評価されています。特に、電動スライドドアが搭載されているモデルは、子育て世代に人気があります。

また2代目モデルになると、マツダのプレマシーのOEMモデルとなります。生産終了モデルなので、状態の良い中古車を探すとお得です。購入前には車両のコンディションのチェックは忘れないようにしましょう。

ホンダ・エリシオン

エリシオン

画像引用元:Honda|エリシオン(2012年5月終了モデル)

  • ホンダの高級ミニバン
  • 中古ならコスパ〇
  • 大排気量でゆとりの走り

エリシオンは高級感のあるミニバンで、ゆったりとした乗り心地が特徴です。特に3列目シートの広さと快適さは他のミニバンと比べても優れています。現在は販売終了していますが、中古車市場ではまだ人気があり、良質な個体を見つけることができます。

2013年に販売が終了しているので、コスパがよく、上質なミニバンを探している方におすすめといえるでしょう。

ミニバン中古車の見分け方

走行距離と年式をチェック

中古車選びの基本です。一般的に、年式が新しくて走行距離が少ない方が車の状態が良いとされています。目安として、年間1万キロ以下の走行距離だと「少なめ」になります。ミニバンはファミリー向けに使われることが多いため、走行距離が多めの車もありますが、メンテナンスがきちんとされているかがポイントです。

年式が新しく、走行距離が少ない方がベターですが、年式が古くてもメンテナンス履歴がしっかりしている車なら安心です。

車内の状態をしっかり確認

ミニバンは家族で使われることが多く、車内が傷んでいることがあります。シートの汚れや擦り切れ、天井のシミなど、普段使いの状態がよく分かる部分をチェックしましょう。特に小さな子どもがいる家庭で使われていた車は、飲み物をこぼした跡やペットの毛などが残っていることがあります。

車内がきれいで、使用感が少ない車は大事に使われていた可能性が高いです。

スライドドアの動作確認

ミニバンの魅力の一つであるスライドドアは、よく使われる分、故障しやすい部分でもあります。電動スライドドアの場合は、開閉の動作に不具合がないかしっかり確認しましょう。手動でも、スムーズに動くかをチェックすることが大事です。

ドアの開閉がスムーズかどうか、異音がしないかなど、細かい部分を確認してみてください。

メンテナンス履歴や保証の有無を確認

整備記録がしっかり残っている車は、大事にされてきた可能性が高いです。また、中古車販売店によっては保証が付いていることもあります。保証があると、万が一のトラブルにも対応してもらえるので安心です。

メンテナンス履歴が整っているかどうかと、保証の内容を確認しておくと安心です。

ミニバン中古車を購入する際の注意点

ミニバンの中古車を買うときは、家族で使うことも多いので、しっかりチェックしておきたいポイントがいくつかあります。

修復歴があるかどうかの確認

ミニバンは車体が大きい分、事故でダメージを受けると修理が難しいケースもあります。特にフレームやサスペンションなど、走行に関わる重要な部分が修理されていると、後々トラブルになる可能性があるため、注意が必要です。ただし、修復歴があっても適切に修理されている場合は問題ないことも多いので、販売店にどの部分が修理されたのかをしっかり聞いて、納得できるかどうかを確認しましょう。

タイヤやブレーキの状態をチェック

ミニバンは重さがあるため、どうしてもタイヤやブレーキの消耗が早くなることがあります。タイヤの溝がしっかり残っているかや、ブレーキパッドやディスクローターの状態もチェックしておくと安心です。これらが消耗していると交換費用がかかってしまい、せっかくお得に購入したつもりでも後から出費が増えることになるかもしれません。

エンジンやミッションの調子は試乗で確認

試乗は必ず行いたいポイントです。エンジン音や振動、加速のスムーズさ、ミッションのギアチェンジが問題なく行えるかをしっかり確かめることが大切です。特にミニバンは重量があるため、エンジンのパワー不足だと運転がしんどくなることがありますので、試乗中に異音がしたり異常な振動がないかもチェックしておくとよいでしょう。

カタログ燃費や実燃費をチェック

中古のミニバンは新車に比べると、どうしても燃費が落ちる傾向にあります。車種によっては燃費が悪いものもありますので、ガソリン代などの維持費も考慮して選ぶのが良いでしょう。ハイブリッドモデルを選ぶことで、燃費が向上する可能性があるため、そういった選択肢も検討してみるとよいでしょう。

保証の内容や条件を確認

中古車でも保証が付いていることがあります。特に家族で使うミニバンなら、万が一の時に保証があると安心です。保証内容や期間をしっかり確認し、もしもの時に備えておくと良いでしょう。

ミニバン中古車を安く買うには

購入時期を選ぶ

中古車の価格は需要と供給によって変動するため、購入時期を選ぶことで安く買えることがあります。たとえば、ボーナスシーズン(年末や夏)や3月の決算期は、車の販売店が売り上げを伸ばそうとする時期なので、値引き交渉がしやすくなることが多いです。また、モデルチェンジのタイミングで旧型モデルが値下がりすることもあるので、発売直後の新型を狙わずに旧型モデルを選ぶのも一つの手です。

登録から5年以上経った車を選ぶ

新車から5年ほど経過した中古車は、価格が大きく下がる傾向にあります。特にミニバンの場合は、ファミリーで使われることが多く、5年くらいで手放すケースも多いです。この年式の車は、価格がこなれているうえ、まだ十分に使える状態であることが多いのでお得です。

走行距離が少し多めの車を狙う

走行距離が少し多め(たとえば10万キロ程度)の車は、価格が安く設定されることがあります。ミニバンはファミリーカーとして長距離ドライブにも使われることが多いため、走行距離が多い車でも、しっかりとメンテナンスされていれば問題なく使えます。メンテナンス履歴を確認し、定期的なオイル交換などがされているかをチェックするのがポイントです。

車検が近づいている車を狙う

車検がもうすぐ切れる中古車は、販売店が早く売りたいと考えていることが多いため、値引き交渉がしやすくなります。購入後すぐに車検を通す必要がありますが、その分価格が安くなる可能性が高いです。車検代がかかることを考慮しても、全体的にお得になることが多いので、狙ってみる価値はあります。

修復歴車を検討する

修復歴車は、通常の中古車に比べて価格が安くなることが多いです。修復歴といっても、軽い傷や小さな修理であれば、走行性能や安全性にほとんど影響しない場合があります。ただし、修理箇所や修理の質によっては注意が必要なので、購入する際は専門家に状態を見てもらうか、信頼できる販売店で購入することをおすすめします。

ネットオークションや個人売買を利用する

中古車販売店だけでなく、ネットオークションや個人売買で車を購入すると、販売店の手数料がかからない分、安く購入できることがあります。ただし、この方法は車の状態や保証に関してリスクがあるので、しっかりと車の状態を確認したり、専門家のアドバイスを受けることが大切です。

在庫処分セールを狙う

中古車販売店では、在庫を整理するために定期的にセールを行うことがあります。在庫処分セールでは、通常よりも大幅な値引きが期待できるため、こうした機会を狙ってみると良いでしょう。特に年末や決算期のセールは狙い目です。

複数の店舗で見積もりを取る

同じ車種でも、販売店によって価格に差があります。複数の中古車販売店で見積もりを取ることで、お得な価格を見つけることができます。また、他の店の見積もりを交渉材料に使うことで、値引きしてもらえることもあります。

コンパクトミニバンをお得に購入する方法

ここからはコンパクトミニバンをお得に購入する方法をご紹介しましょう。コンパクトミニバンと呼ばれるモデルは、車体サイズが大きくないことから、車両価格も抑えられたモデルが多いといえます。

しかし現金一括で車を購入すると、手元のキャッシュが残るため、ローンを利用される方は珍しくありません。しかしローンは金利という手数料負担が発生するため、金利を抑えることがポイントです。

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