「いつかはクラウン」と呼ばれたほどトヨタのフラッグシップモデルとして長年販売されてきたクラウンですが、2022年7月に新型クラウンにフルモデルチェンジしました。
これまでのセダンタイプから新型クラウンはクロスオーバー、スポーツ、セダン、エステートという4つのボディタイプに分けられているモデルになりました。クロスオーバーは2022年9月に販売が開始されています。この記事では、クラウンの内装や収納について解説、さらに旧モデルとの比較をしていきます。
クラウンの内装のポイント
- 車高が高く見晴らしがよい
- 本革シートで快適に過ごせる
- 荷室はゴルフバッグが2個収納可能
クラウンの内装の特徴
クラウンの内装の特徴を見ていきましょう。特徴は、以下の3つが挙げられます。
- 車高が高い
- 快適に過ごせる空間
- 電動ルーフで採光性がよい
車高が高いことから来る優れた視界

画像引用元:トヨタ自動車WEBサイト
既に発売されている新型クラウンのクロスオーバーは、車高がリフトアップされて全体が高くなっているボディ形状です。
一般的なSUVと呼ばれるほどの車高はないものの、大径ホイールを採用しフェンダーには樹脂パーツが採用されるなど、クロスオーバーらしいデザインです。
先代と比較すると、前席の着座位置が80mm高くなっています。車内のシート位置も高くなっているため、見晴らしがよく運転しやすいでしょう。車高の高さは、乗降性にもよい影響を与えています。
心地よく過ごせる車内

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インテリアの設計コンセプトは「全席特等席」というものです。運転席はドライバーの視線移動や動作が最小限になるように、助手席は見晴らしがよく安心して乗車できるようになっています。
さらに後席は、大きなリアドアガラスや座り心地のよいシートが快適性を高めます。後席はボートシート下にある足元スペースが拡大しており、窮屈になることなく乗車できるでしょう。
車内の静粛性を高められており、不快な音をシャットアウトしています。振動を抑えられるように、各部を開発しているのも特徴です。
電動ムーンルーフなら採光性がよい

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「CROSSOVER RS“Advanced”」、「CROSSOVER RS」にメーカーオプションになっている、「マイコン制御チルト&スライド電動ムーンルーフ(挟み込み防止機能+パワーOFF誤作動機能付)」は解放感があるオプション。
安全性に配慮しながらも、快適なドライブが楽しめる装備となっています。
クラウンのグレード別内装
クラウンのグレード別の内装の違いを見ていきましょう。2023年2月時点では、クロスオーバーのみの販売となっているため、クロスオーバーのグレード別内装の違いをご紹介します。
CROSSOVER RS

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上位グレードとなる「RS」は、「2.4Lターボ デュアルブーストハイブリッドシステム」が搭載されており、パワーユニットが異なります。また「RS」の他に、「“Advanced”」も設定されています。
どちらもシート表皮は本革ですが、ブラック/イエローブラウンが採用されており、アクセントがあるのが特徴。最上級グレードの「RS “Advanced”」には、他のグレードには設定されていない電動式リアサンシェードや後席のシートヒーター、さらにパワー式のリアシートなどが設定されます。
3席独立温度コントロールフルオートエアコンなど、快適に乗車できる機能も搭載されているなど、乗る人をおもてなしできる機能が満載です。
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト
「G“Leather Package”」と「G“Advanced”」の装備を組み合わせたグレードです。
CROSSOVER G“Advanced”

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装備が充実するのが、「G“Advanced”」の特徴です。パーキングサポートブレーキやパノラミックビューモニター、さらにドライブレコーダーなどが標準装備されています。
デジタルのインナーミラーがオプションで装備できるのも特徴です。ハンズフリーパワートランクリッド(挟み込み防止機能付)やイージークローザーなども装備されています。
CROSSOVER G“Leather Package”

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高級モデルであることを意識させる本革シートが標準装備されているグレードです。ブラックの本革シートの他にブラック/ダークチェスナットやフロマージュが設定色になっています。
ステアリングホイールがヒーター付になるため、冬の期間も快適にドライブできるでしょう。シートヒーターも前席に装備されています。またこのグレードには、助手席肩口パワーシートスイッチが装備されています。
CROSSOVER G

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「G」になると、シート表皮の上級ファブリック+合成皮革になり、雰囲気が高級になります。前席にはシートヒーターがありますし、運転席は8ウェイパワーシートです。助手席はマニュアルになります。
パワーイージーアクセスシステムが装備されるため、シートがスライドしてチルト・テレスコピックが自動で調整されるのも特徴です。「G」グレードから全ドアにスマートエントリー&スタートシステムが搭載されています。
CROSSOVER X

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クラウンのエントリーグレードとなる「X」は、シンプルなファブリックと合成皮革のシートとなります。インパネはディスプレイオーディオレスになっているため、別でディスプレイオーディオやナビを購入する必要があります。
しかしインテリア加飾のホームスティールがステアリングスイッチ周り、センターコンソール、インストルメントパネルなどにあるなど、上位グレードと同じ加飾があるのは魅力です。
フロント足元やおむかえ照明などがある、「イルミネーテッドエントリーシステム」が装備されているので、上質な雰囲気を味わえるグレードです。
クラウンのシートアレンジ
クラウンのシートアレンジを見ていきましょう。快適に乗車できるための機能が搭載されています。
たとえば、パワーイージーアクセスシステムがありますが、これはスムーズに乗降できるようにスライドしてくれるものです。

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト
作動する範囲と標準装備されているグレードは以下の通りです。
チルト・テレスコピック・シート・ドラミラー
- CROSSOVER RS“Advanced”
- CROSSOVER RS
- CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”
- CROSSOVER G“Leather Package”
チルト・テレスコピックのみ
- CROSSOVER G“Advanced”
- CROSSOVER G
乗り降りする際に上記の部分がスライドしてくれるのは便利です。
グレードによって運転席8ウェイパワー&助手席4ウェイパワーシートが搭載されています。体の大きさや見やすい位置に合わせて、無段階で電動調整できるシートです。

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト
グレードによって運転席と助手席が電動で調整できるのか、また運転席のみなのかが異なります。エントリーグレードになる「X」は、運転席と助手席の両方がマニュアル式です。
後席のシートは、「CROSSOVER RS“Advanced”」にリアパワーシート(40/20/40分割リクライニング)が装備されています。

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト
好みの位置にリクライニングで調整できるため、後席に座る人がより快適に乗車できるでしょう。
クラウンの収納
クラウンの収納スペースも見ていきます。多くの収納スペースがあるとはいえませんが、ドライブや移動の際に便利な収納スペースは確保されています。
おくだけ充電

おくだけ充電は、縦置き型となっており、スペース効率がよくなっています。
搭載されているグレードは以下の通りです。
- CROSSOVER RS“Advanced”
- CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”
- CROSSOVER G“Advanced”
マルチホルダー

後席に座る人が快適に使えるマルチホルダーは、テーブル以外にも複数の用途に使える装備です。タブレットやスマートフォンホルダーとして、さらに雨の日の傘置きとして、さらにジャケットハンガーとしても使えるほどです。
グローブボックス
車検証などを収納するグローブボックスは、LED照明やキー付きのタイプです。夜間でもスペース内が見やすくなっています。
ドアポケット
ドアポケットには、ボトルホルダーが設置されており、フロントにはペットボトルが2本入ります。リア側は1本分のスペースです。
ラゲージスペース

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト
クラウンのラゲージスペースはVDA法で450Lの容量となっています。9.5インチゴルフバッグであれば3個まで収納可能で、下段に2個、上段に1個収納できるスペースがあります。
クラウンのトランク部分はハンズフリーパワートランクリッドが「“Advanced”」に搭載されています。これは足を出し入れするだけでトランクリッドの開閉ができる機能です。荷物を持っているときなど、手を使えない場合でもスムーズに荷物の出し入れができるでしょう。
全車に標準装備されているデッキアンダートレイには、タイヤパンク応急修理キット、もしくはスペアタイヤが収納されます。万が一に備える装備です。
後席中央には、トランクスルーが設定されているため長尺物を積載したいときも対応可能です。
カミタケチャンネル!
新型クラウンを女性スタッフがレビューしています!女性が乗るとどんな感じになるでしょうか?新型クラウンの魅力を動画でチェックしてください。
クラウンの価格
クラウンの価格は以下の通りです。
CROSSOVER RS“Advanced”
車両価格:6,400,000円
CROSSOVER RS
車両価格:6,050,000円

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト
CROSSOVER G“Advanced・Leather Package”
車両価格:5,700,000円

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト
CROSSOVER G“Advanced”
車両価格:5,100,000円

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CROSSOVER G“Leather Package”
車両価格:5,400,000円

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CROSSOVER G
車両価格:4,750,000円

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CROSSOVER X
車両価格:4,350,000円

画像引用元:トヨタ クラウン | トヨタ自動車WEBサイト
クラウンをお得に購入する方法
新しくなったクラウンをお得に購入する方法をご紹介しましょう。結論からすると、低金利プランを利用するのがおすすめです。
車両価格も高くなりがちな車では、ローンを利用して購入する方が一般的です。しかしローンは、毎月の支払い額を一定にできますが、どうしても金利手数料を支払う必要があります。
少額の借り入れであれば大きな負担となりませんが、車両価格が高くなったり、支払期間が長くなったりすると数%の違いが支払総額に影響します。
そのためおすすめしたいのは、低金利プランの利用です。ローン商品でも低金利であれば、金利手数料を抑えることができ、総支払額で考慮したときの費用負担を抑えられます。
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【車両本体価格】6,565,000円(税込)
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よくある質問
クラウンの内装の特徴は?
クラウンのインテリアは、「全席特等席」というコンセプトの元に、どこに座ったとしても快適に過ごせるデザインです。運転席や助手席はグレードによって電動で無段階で調整できますし、リアシートもリクライニング調整できます。
クラウンの装備の特徴は?
グレードによって電動サンルーフや後席のリクライニングなど、快適に乗車できる装備があります。マルチホルダーやおくだけ充電も便利に使える装備です。
クラウンの荷室は?
VDA法で450Lの荷室容量があります。リアシートにトランクスルー機能があるため、長尺物も積載可能です。

