CX-3の排気量は?グレード別の排気量や燃費の目安

CX-3

CXシリーズのコンパクトなSUVとして登場したCX-3ですが、SUVのスタイルながらスポーティな雰囲気があります。

複数のパワーユニットが展開されているCX-3。エンジンの排気量はどのくらいの大きさでしょうか?商品改良が行われたことで、排気量の変更もあるCX-3について詳しくご紹介します。

目次

CX-3のパワーユニットと排気量

CX-3

画像引用元:MAZDA CX-3 マツダ

CX-3のパワーユニットには、1.5Lガソリンエンジンと1.8Lディーゼルエンジンが設定されています。

ガソリンモデル

ガソリンエンジンのスペックは以下の通りです。

SKYACTIV-G 1.5

  • 最高出力 82kW〈111PS〉/6,000rpm
  • 最大トルク 144N・m〈14.7kgf・m〉/4,000rpm
  • WLTCモード燃費 2WD 17.0km/L、4WD 15.7km/L

出力としては、1.5Lエンジンの標準的なスペックです。軽快な走りを実現する高効率の直噴エンジン。アクセルにリニアに応答し、伸びやかな加速を実現してくれるパワーユニットになっています。

ディーゼルモデル

SKYACTIV-D 1.8

  • 最高出力 95kW〈130PS〉/4,000rpm
  • 最大トルク 270N・m〈27.5kgf・m〉/1,600-2,600rpm
  • WLTCモード燃費 2WD 20.0km/L、4WD 19.0km/L

ディーゼルエンジンは、力強さとトルクのよさから、ロングツーリングを快適にこなしてくれます。1.8Lの排気量があるので、余裕のある走りが期待できるでしょう。登り坂や高速道路での加速シーンで特性を活かした走りを見せてくれます。

CX-3の魅力や特徴

気持ちのよいパワーユニット

CX-3

画像引用元:MAZDA CX-3 マツダ

新型CX-3のガソリンエンジンには、燃費性能が高い「SKYACTIV-G 1.5」が搭載されています。最大出力82kW(111馬力)/6,000rpm、最大トルク144N・m(14.7kgf・m)/4,000rpmというスペックで、マツダの「人馬一体」というコンセプトを体現しています。

「SKYACTIV-G 1.5」は他のモデルにも搭載されているエンジンですが、燃費性能と動的性能のバランスが優れています。まさに車を運転しているというドライビングの気持ちよさを体感できるエンジンです。

一方で、ディーゼルエンジンには「SKYACTIV-D 1.8」が採用されています。こちらは、最大出力85kW(116馬力)/4,000rpm、最大トルク270N・m(27.5kgf・m)/1,600〜2,600rpmを発揮し、商品改良により環境性能や走行性能が向上しています。

ディーゼルエンジンには、「ナチュラル・サウンド・スムーザー」「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」などの技術が搭載されています。これにより、状況に応じた加速性能が向上し、ノック音を抑えて静かな走行が可能となっています。

エンジン特性は異なっていますが、どちらを選択しても気持ちのよい走りが楽しめるのが特徴です。

スタイリッシュな魂動デザイン

CX-3 XD Vivid Monotone

画像引用元:MAZDA CX-3 マツダ

CX-3は、マツダの「魂動デザイン」を体現したエクステリアデザインが特徴です。フロントグリルやアルミホイールなど、どの角度から見ても上質で、デザイン性の高さが際立っています。商品改良により、さらに洗練されたデザインです。

インテリアについても、センターコンソールやインパネデコレーションに鋭さを増すデザインが取り入れられています。また、マルチボックスや電動パーキングブレーキを採用することで、実用性も向上しています。

コネクティッドサービスや内装に上質な人工皮革を採用するなど、エクステリアだけでなくインテリアの質も向上させました。

安全運転をサポートする機能

CX-3

画像引用元:マツダ

CX-3は、先進的な安全技術を全グレードに標準装備しています。事故が起きた場合の安全装備はもちろんですが、マツダは事故を未然に防ぐ設計にも力を入れています。例えば、ヘッドアップディスプレイをフロントガラスの下部に設置することで、視線を大きく変えずに走行速度や法定速度を確認できるようになっています。

また、ドアミラーの死角を取り除き、交差点での事故を未然に防ぐ技術も特徴です。見えない部分の危険を知らせてくれる「360°ビュー・モニター」も魅力的です。

「360°ビュー・モニター」は、カメラで360°すべてをサポートし、目視では確認できない角度でも危険を察知し警告してくれます。定速走行時や駐車時に便利な機能です。

さらに、アダプティブ・LEDヘッドライトと組み合わせることで、対向車を発見すると自動で部分消灯します。夜間の走行も安心です。

運転を楽しめる操縦性能

新型CX-3は、18インチタイヤを採用し、サスペンションのセッティングを変更することで、ソリッドな乗り味と快適な乗り心地を実現しています。凹凸のある道でも滑らかな走行が可能です。

さらに、商品改良により「G-ベクタリングコントロール」が搭載され、操作性能も向上しています。「G-ベクタリングコントロール」は、ハンドル操作に合わせて駆動トルクを自動で変え、動きを制御することでカーブをスムーズに曲がることができます。

ドライバーを中心としたシートポジションで疲れにくいのも特徴的です。

パワーユニット別の燃費

CX-3

画像引用元:MAZDA CX-3 マツダ

パワーユニット別のカタログ燃料消費率と実燃費は以下の通りです。

SKYACTIV-G 1.5

WLTCモード燃費 2WD 17.0km/L、4WD 15.7km/L

ガソリンエンジンの実燃費

2WD 13.4km/L

燃費計測サイトのe燃費によると、実燃費はこのようになっています。

ハイブリッドなどは搭載されていないので、1.5Lエンジンとしては妥当なものです。可もなく不可もなくという燃費ですが、走りの気持ちよさを楽しめるモデルです。

実燃費は走行環境や運転の仕方によっても左右されますが、十分といえる実燃費です。

e燃費

SKYACTIV-D 1.8

WLTCモード燃費 2WD 20.0km/L、4WD 19.0km/L

ディーゼルエンジンの実燃費

2WD 18.6km/L

こちらも燃費計測サイトのe燃費のデータでは、約18km/Lとなっています。しかし環境によってはリッターあたり、20km/Lを超える実燃費を達成したケースもあるようです。

長距離運転が多いなら、燃費のよさを活かした走りを楽しめるので、あえてディーゼルエンジンを選択するのもよいでしょう。

e燃費

CX-3の遍歴

2015年2月27日発売

登場した際は、直列4気筒1.5Lディーゼルターボ「SKYACTIV-D 1.5」を搭載していました。グローバルで展開することから、ディーゼル車が先に設定されていました。

2015年12月24日商品改良

前後ダンパーの内部構造、フロントスタビライザーの構造の改良などで、乗り心地を改善しました。さらに電動パワーステアリングの制御を改良したり、トルク応答を緻密にコントロールする「DE精密過給制御」があるので、走行面での改良が行われています。

2016年10月14日商品改良

「G-Vectoring Control(G-ベクタリング コントロール)」が全グレードに標準装備されます。

燃料噴射タイミングを0.1ミリ秒単位で制御することでノック音を抑制する「ナチュラル・サウンド・周波数コントロール」が標準装備されました。

2017年6月28日一部改良

この一部改良のタイミングで2.0Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」車を新設定されました。ディーゼルエンジンだけでなく、ガソリンエンジンの選択肢が増えました。

2018年5月17日商品改良

ディーゼルエンジンは、新開発された直列4気筒1.8Lターボ「SKYACTIV-D 1.8」になりました。エンジン排気量をアップ(1.5L → 1.8L)し、超高応答マルチホールピエゾインジェクターや可変ジオメトリー・シングルターボチャージャーが搭載されたパワーユニットになりました。

2020年5月18日商品改良

1.5Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 1.5」搭載車が設定されます。

2.0Lガソリンエンジン車は「20S PROACTIVE S Package」のみ、2018年に設定された2WD・6MT車を廃止し6EC-AT車のみに集約されます。1.8Lディーゼルエンジン車は「XD」と「XD PROACTIVE S Package」のみに集約され、グレードが少なくなります。

2021年10月14日一部商品改良

グレード体系が整理され、ガソリンモデルは2.0Lエンジン搭載車が廃止され、1.5Lのみに集約されます。

2023年9月21日商品改良

「SKYACTIV-D 1.8」搭載車の出力が向上し、広いエンジン回転域で高トルクが発生するようになりました。

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