日産の軽自動車のデイズが改良されて発売されています。セレナなどに採用されているデジタルVモーショングリルを採用したことで、上質な雰囲気になっています。
新しいデイズはどのような変化を遂げているでしょうか?特徴や改良された安全装備などを詳しくご紹介します。
デイズが改良されて発売!

画像引用元:日産:デイズ
日産自動車は2023年9月29日にマイナーチェンジすることを発表し、11月20日に発売しました。
価格は、1,437,700円〜2,080,100円です。
マイナーチェンジのポイントは以下の通りです。
- デジタルVモーション採用でデザインの変更
- 新色の設定
- 先進安全装備の性能向上
セレナなどに採用されていたデジタルVモーションを採用したことで、上質な雰囲気を出しています。リアもワイドなバンパーデザインを採用したことで、精悍なデザインになりました。
インテリアも素材が質感の高いものとなり、上質さを増しています。利便性やデザインの変更が行われています。
エクステリアの進化
エクステリアの変更では、セレナのようなデジタルVモーションが採用されたこと、さらにホイールカバーの変更や新色の追加がポイントです。
グリルの一新とデジタルVモーションの採用

画像引用元:日産:デイズ
新型デイズでは、ラジエーターグリルが一新され、デジタル・Vモーションが採用されました。これにより、フロントデザインが刷新され、よりモダンで親しみやすい印象を与えています。
各グレードでデザインの変更が行われています。X、Sグレードでは、デジタル・Vモーションとヘッドライト、フロントグリルが一体化され、モダンで親しみやすいデザインへと進化しました。

画像引用元:日産:デイズ
一方、ハイウェイスターモデルは、上から下にかけて太さが変わる大胆なVモーションのクロームラインと、水平方向に広がるリアバンパーを備えており、鋭く先進的な外観を演出しています。
ハイウェイスターとX、Sグレードのデザイン変更

画像引用元:日産:デイズ
ハイウェイスターシリーズは、Vモーションの太さが上下にグラデーションで変化するクロームメッキのラインや、水平基調のワイドなリヤバンパーにより、精悍で先進観を感じられる佇まいとなっています。
X、Sグレードは、デジタルVモーションとヘッドランプ、フロントグリルを一体化させることで、モダンで親しみやすいデザインへ進化しています。
ホイールカバーの変更
2023年の改良版日産「デイズ」では、ホイールカバーに変更が加えられました。足元のアクセントとして、スポーティな印象を持つ14インチの切削アルミホイールがハイウェイスターシリーズに採用されました。
また、日本の風景にマッチする立体的で和モダンなフルホイールカバーがデイズシリーズに新たに設定されました。これらの変更は、車両全体のデザインを一層引き立て、個性を際立たせる役割を果たしています
新色の設定
改良版の日産「デイズ」には、ハイウェイスターシリーズに6色の新色が追加されました。新色には、日産初採用となる「シルキーライラック」が含まれています。ハイウェイスターシリーズには、2トーン5色とモノトーン7色の合計12色が設定されています。
X、Sグレードには、2トーン3色とモノトーン8色の全11色のバリエーションが用意されています。
ハイウェイスター アーバンクロムには、専用2トーン3種類を含めた、全9種類のボディカラーがラインアップされています。
インテリアと快適性の向上

画像引用元:日産:デイズ
内装の材質やデザインの変更点
ハイウェイスターXシリーズでは、ブラウン系とブルー系の混色配合で作った深みのあるブラックのトリコット地にエンボス加工を施したシート地が採用されています。また、ハイウェイスターGターボシリーズでは、カシス色のアクセントがのぞくパーフォレーション加工を施したフルレザー調素材が採用されています。
助手席側のインストルメントパネル上に設置したトレーは、より深い形状とすることで、小物を置きやすく、転がり落ちにくい形状に改良されています。また、カード置き場を新設したり、カップホルダーにフラップを追加して飲み物を倒れにくくするなど、使い勝手が向上しています。
質感の高いシート素材
ハイウェイスターGターボシリーズは、内装の質感を向上させるために、カシス色のアクセントが見えるパーフォレーション加工を施したフルレザー調の素材を使用しています。さらに、全グレードのシートには抗菌仕様を採用し、表面に付着する菌の増殖を抑制することで、清潔で快適な車内環境を維持しています。
パワートレインと性能

画像引用元:日産:デイズ
今回の改良によってパワートレインは変更されていません。e-POWERが軽自動車に搭載されることも期待されていましたが、デイズは従来と同様のパワートレインが搭載されています。
搭載されるエンジン
改良版の日産「デイズ」のパワートレインについては、大きな変更は予定されていないようです。しかし、日産は新開発の電動パワートレイン「X-in-1」を公開しており、これは電気自動車(EV)とe-POWERの主要部品を共用化し、モジュール化したものです。
日産は、2026年までにこの新パワートレインを採用し、EVとe-POWERの競争力をさらに向上させる計画を発表しています。そのため、「デイズ」に「e-POWER」が搭載される可能性はありますが、それは2026年頃に登場する次期型と見られています。
現行モデルに搭載されているのは、3気筒インタークーラーターボ+モーターのスマートシンプルハイブリッドとNAエンジン+モーターのスマートシンプルハイブリッド、さらにガソリンモデルです。
日産のスマートシンプルハイブリッドは、搭載されるモーターが2.0kWと大きくはないため、アシストの力としては大きくはありません。あくまでもサポートしてくれる程度と覚えておくのがよさそうです。
カタログ燃費
デイズのカタログ燃料消費率は、以下の通りとなっています。
- NA 23.2km/L
- NA 4WD 21.0km/L
- NAハイブリッドシステム 23.3km/L
- NAハイブリッドシステム 4WD 21.1km/L
- ターボ 21.5km/L
- ターボ 4WD 19.4km/L
安全技術のアップデート
軽自動車初のBSW、RCTA採用で、安全装備を向上させています。
BSW、RCTA採用360°セーフティアシスト

画像引用元:日産:デイズ
改良版の日産「デイズ」には、軽自動車として初めて「後側方車両検知警報(BSW)」と「後退時車両検知警報(RCTA)」が標準設定されています。これらの装備は、従来の前方・後方の運転支援に加え、後側方の安全性を強化することで、360°セーフティアシストを実現しています。
後側方車両検知警報(BSW):このシステムは、車両の後側方にある死角を監視し、他の車両が接近している場合にドライバーに警告します。
後退時車両検知警報(RCTA):このシステムは、バックギアに入れたときに左右から接近してくる車両を検知し、ドライバーに警告します。
これらの装備により、日産デイズは全方位の安全運転支援を提供し、安全性能を向上させています。
基本の安全装備

画像引用元:日産:デイズ
従来と同様に、グレード別設定でプロパイロットが採用されていたり、インテリジェントアラウンドビューモニターで死角を少なくしているのも安心できるポイント。
インテリジェントFCWは、2台前の車を検知して危険に備えられるので、高速道路を走行するときも安心です。
インフォテインメントシステム

画像引用元:日産:デイズ
日産の車両は一般的に最新のインフォテインメントシステムを搭載しており、ナビゲーション、音楽再生、ハンズフリー通話などの機能を提供しています。
また、一部のモデルでは9インチディスプレイオーディオが搭載でき、Apple CarPlayやAndroid Autoなどのサービスを利用することが可能です。
9インチのディスプレイなので、近年の大型化しているディスプレイサイズと比較して小さく感じるかもしれませんが、十分情報を確認できる大きさといえるでしょう。
デイズの概要
デイズは日産が企画から開発まで関わった最初の軽自動車となりました。新開発のエンジンと副変速機付のCVTの組み合わせで、気持ちよく走行できます。
また上品で解放感のあるインテリアで、街乗りにぴったりのモデルになっています。一部グレードでプロパイロットを装備しており、高速道路などで同一車線自動運転技術を使って快適にドライブできるのが特徴です。
高度な運転支援技術が搭載され、軽自動車とは思えないサポートをしてくれます。現行モデルは2019年に登場しており、モデルチェンジのタイミングでVモーショングリルを採用しました。
デイズのエクステリア

画像引用元:日産:デイズ
改良版の日産「デイズ」は、エクステリアに大きな変更を加えています。特に、新しい「ルークス」モデルに類似したデザインを採用し、より現代的な外観を実現しています。
加えて、新しい「日産エンブレム」が導入され、ブランドの進化を象徴しています。ハイウェイスターモデルでは、より大型のVモーショングリルを搭載し、ブーメラン型のヘッドライトや力強いボディ形状など、日産デザインの特徴を際立たせています。
また、LEDランプも新たに横長のシグネチャーデザインで導入され、ヘッドランプはブーメラン形状の独特なスタイルをさらに強調する繊細な造りになっています。
先代モデルは、立体感のあるデザインになっていました。Vモーショングリルは採用されていましたが、標準仕様とハイウェイスターの両方とも比較的シンプルなデザインでした。
ハイウェイスターモデルは上下2段式のヘッドランプを採用し、シャープなデザインです。新型になり、よりスタイリッシュになったといえるでしょう。
デイズのインテリア

画像引用元:日産:デイズ
デイズのインテリアは、軽自動車でも大人が快適に過ごせるものになっています。室内空間の限界はありますが、その中でハイトワゴンの全高を活かして、窮屈さを感じさせにくいのが特徴。
インパネは弓なりに広がるデザインになっているので、広がりがあります。さらにメーターやステアリングホイールも上質さを感じさせるデザインです。

画像引用元:日産:デイズ
フロントガラスが広く視界がよいので、運転席から確認しやすく、運転が苦手な方でも安心できるでしょう。
標準グレードはアイボリーのインテリアカラーが採用され世代を問わず受け入れやすい雰囲気です。またハイウェイスターシリーズを選択すると、ブラックがベース色となりスポーティな印象を与えます。
手が届きやすいところに収納があるので、普段使いにも使いやすくなっています。
デイズのパワーユニット
デイズに搭載されているパワーユニットは、以下の3種類です。
- ターボ+ハイブリッドシステム
- NAエンジン+ハイブリッドシステム
- NAエンジン
既述したように、デイズのハイブリッドシステムのモーター出力は大きくないため、サポート力はそれほどありません。
しかしe燃費のデータによると実燃費は以下の通りです。
- ターボモデル2WD:14.9km/L
- ターボモデル4WD:12.5km/L
- スマートシンプルハイブリッドモデル2WD:16.7km/L
- スマートシンプルハイブリッドモデル4WD:15.5km/L
- NAモデル2WD:17.9km/L
- NAモデル4WD:18.8km/L
※参照:e燃費 デイズ、e燃費 デイズ(スマートシンプルハイブリッド)
モーターによるアシストは大きくはありませんが、燃費が悪いというわけではありません。運転の仕方にも大きく左右されますが、NAモデル、そしてスマートシンプルハイブリッドモデルの実燃費はよいといえるでしょう。
ターボモデルもハイトワゴンの標準的な実燃費といえそうです。
お得にデイズを購入する方法
お得にデイズを購入するには 未使用車の購入や低金利プランの利用がおすすめです
未使用車
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