eKクロスとeKワゴンが商品改良して登場|変更点や車選びのポイント

eKクロス eKワゴン

eKクロスとeKワゴンが一部改良されて発売されています。比較されることもあるeKクロスとeKワゴンがどのようなモデルになっているのか解説しています。

目次

eKクロスとeKワゴンの商品改良とは?

ポイント

三菱自動車が「eKクロス」と「eKワゴン」を最新のサイバーセキュリティ関連の法規に対応させるため、一部改良を施されて新たに発売しました。価格は、eKクロスが税込みで169万7300円から、eKワゴンは142万2300円からとなっています。

今回の改良のポイントは、コネクテッドカーとしてのリスクが増えているサイバー攻撃への対策として、セキュリティソフトのプログラムが更新された点です。インターネットにつながっていることが多くなっているので、セキュリティ面の強化が重要になってきていますね。

さらに、この車は「マイパイロット」と呼ばれる高速道路の同一車線での運転支援機能や、三菱の先進安全装備「e-Assist」も搭載しているので、安心感もばっちりです。デザインも個性的で、室内空間も使い勝手がよく設計されているので、日常の使い勝手もよくなっています。

eKクロスの特徴

エクステリア

eKクロス

画像引用元:eKクロス- 三菱自動車

eKクロスで目に入ってくるのは、その独特なフロントマスクです。このデザインは、三菱が掲げる「ダイナミックシールド」を軽自動車に初めて取り入れたもので、先に登場した人気の「デリカ D:5」と同じデザインコンセプトを共有しています。この新型eKクロスのフロントマスクについては、ネット上でも賛否両論がありました。

eKクロス

画像引用元:eKクロス- 三菱自動車

インパクトのあるデザインは、違和感があると思う方もおられますが、時間が経つと「意外といいかもしれない」と感じる人が増えていくものです。縦に配置された「マルチLEDランプ」も含め、力強さとSUVらしいタフさがしっかり表現されています。デリカD:5が採用したことで、さらに一般的になりつつあります。

日産の「デイズハイウェイスター」ともしっかり差別化されており、ユーザーは単にメーカーの違いで選ぶのではなく、デザインや雰囲気で選べるところが魅力となるでしょう。

インテリア

eKクロス

画像引用元:eKクロス- 三菱自動車

eKクロスとeKワゴンには、新しく開発されたプラットフォームが採用されています。軽自動車はサイズの制約がある中で作られていますが、eKはダッシュボードやフロントシートの位置を前方に移動させたことで、先代モデルよりもホイールベースが65mmも伸びています。このスペース拡大は、ほとんどが室内の広さに反映されているのです。

特にリアシートの広さは印象的で、大人が座っても十分な余裕があります。しかも、フロアはフラットで、リアシートを一番後ろにスライドさせると、足を組むこともできるほど広々としています。これは軽自動車としてはかなり快適です。

さらに、リアシートを一番前にスライドさせた場合、ラゲッジルームの奥行きは540mmになります。コンパクトカーと同じくらいの広さが確保されており、しかもFF車では54Lのサブトランクスペースがあるため、A型ベビーカーを縦に積むことができるのです。日常の使い勝手がかなり向上しています。

eKクロス

画像引用元:eKクロス- 三菱自動車

リアシートの膝まわりのスペースも十分にあります。シートを一番後ろに下げた状態でも、前にスライドさせた状態でも、後部座席に座る人の足元にはまだ余裕があります。また、リアシートは10段階のリクライニングが可能で、荷室側からスライドやリクライニングの操作もできるレバーがついているのです。さらに、リアシートの角を丸く処理することで、乗り降りしやすくなっている点も嬉しいポイントです。

ただ、リアシートのスライド機構が「一体式」なのは残念なポイントです。片側だけスライドさせたい時には少し不便かもしれませんが、全体的には使い勝手が良く、乗り心地の快適さが大きく向上している印象です。

eKワゴンの特徴

エクステリア

eKワゴン

画像引用元:eKワゴン- 三菱自動車

eKワゴンのデザインコンセプトは「キュート・シック」で、ただ可愛いだけじゃなく、上質さも兼ね備えたデザインになっています。2019年にはグッドデザイン賞も受賞していているほどです。内装はライトグレーをベースにして、天井やピラーには明るいライトグレーが使われていて、開放感と明るさを感じられます。

シートには、ライトグレーにブラウンを組み合わせたカジュアルで落ち着いた印象のファブリックシートが採用されています。派手すぎず、日常使いにもぴったりで、長く乗っても飽きがこないです。

eKワゴン

画像引用元:eKワゴン- 三菱自動車

色やデザインも控えめでもセンスが良く、幅広い世代から支持されているモデル。落ち着いたカラーラインナップのおかげで、毎日乗っても飽きがこないのが嬉しいポイントです。

インテリア

eKワゴン

画像引用元:eKワゴン- 三菱自動車

インテリアカラーには、アイボリーに近い柔らかなライトグレーを採用していて、見た目もおしゃれで高級感を感じられる仕上がりになっています。天井やピラーにも明るいライトグレーが使われているので、車内全体が明るく、広々とした雰囲気を楽しめます。

シートは、ライトグレーにブラウンを組み合わせたカジュアルなデザインのファブリック素材を使っていて、カジュアルだけど落ち着いた印象です。インパネは水平を意識したシンプルなデザインで、メーターリングに透明なパーツが使われているのもポイントです。全体的に質感にこだわりながらも、すっきりとした見た目で、派手すぎないのが魅力です。

eKワゴン

画像引用元:eKワゴン- 三菱自動車

メッキの装飾はほとんどなく、控えめですが洗練された使い勝手の良いデザインが特徴で、性別や年齢に関係なく、多くの人に受け入れられるインテリアになっています。

eKクロスとeKワゴンの安全装備

eKクロス

画像引用元:eKクロス- 三菱自動車

新型モデルには、日産が開発を主導している技術が採用されています。その1つが、日産の「プロパイロット」という運転支援システムです。これが三菱のeKシリーズにも供給されていて、三菱では「マイパイロット(MI-PILOT)」という名前で搭載されています。

システム自体は日産のプロパイロットと似ていて、単眼カメラを使って周りの情報を認識しています。しかし、eKシリーズには軽自動車に最適化されたプログラムが入っており、より滑らかな仕上がりになっているのです。

特に注目したいのは、ステアリング操作の滑らかさを高めるために「ブラシレスモーター」を採用しているところです。これがEPS(電動パワーステアリング)に組み込まれており、より効果的にハンドル操作ができるようになっています。ブラシレスモーターはコストがかかるものですが、マイパイロットを搭載していない車にもこの技術が使われているのです。

ハンドルの反応がとてもスムーズで、高速道路では車を中央にしっかりキープしながら細かい調整をしているのがよくわかります。

さらに、ACC(アダプティブクルーズコントロール)も進化しており、前の車に追従しながら0km/hまで停止できるのです(特定の条件で作動)。ドライブ中に感じていたストレスを軽減し、安全運転にも役立つ仕組みになっています。マイパイロットを使うことで、長距離の運転が楽になるでしょう。

eKクロスとeKワゴンの選び方

チェック

eKクロスとeKワゴンの違いとは?

eKクロスとeKワゴンの違いは、デザイン、装備、走行性能、そして価格がポイントになります。

eKクロスはSUVらしいデザインで、見た目もかっこよくなっており、アウトドア好きにはピッタリです。ターボエンジンなら走りも力強く、悪路にも対応できるようなチューニングがされています。安全装備も充実しているので、長距離運転やアウトドアにも向いています。ただ、その分、価格は少し高めです。

一方で、eKワゴンはシンプルで優しいデザインが特徴。日常の街乗りに適していて、特にファミリー向けの車を探している人には向いているでしょう。装備は必要最低限ですが、その分お財布に優しい価格設定で、燃費もよいのでコストパフォーマンスもばっちりです。

アウトドアやSUVスタイルが好きならeKクロス、普段使いにシンプルでコスパの良い車を探しているならeKワゴンがおすすめです。

どちらを選ぶべき?

違いの項目でも触れましたが、SUVスタイルが好みかどうかによって検討するとよいでしょう。アクティブな雰囲気が好みの方にはeKクロスがよいでしょう。「ダイナミックシールド」で力強い雰囲気のあるフロントフェイスになっているので、アウトドアに出かけるのから街乗りにもぴったりです。

eKワゴンはシンプルなデザインになっているので、街中で使うのにシンプルな車が好みの方におすすめ。デザインを重視するか、コスパを重視するかの違いを考慮できるでしょう。

eKクロスとeKワゴンの価格

車種グレードエンジン変速機駆動方式車両本体価格(税込み)
eKクロスGDOHC 12バルブ 3気筒 (ハイブリッド)CVT2WD1,697,300円
eKクロスG PremiumDOHC 12バルブ 3気筒 (ハイブリッド)CVT4WD1,829,300円
eKクロスTDOHC 12バルブ 3気筒 インタークーラー付ターボチャージャーCVT2WD1,785,300円
eKクロスTDOHC 12バルブ 3気筒 インタークーラー付ターボチャージャーCVT4WD1,917,300円
eKクロスT PremiumDOHC 12バルブ 3気筒 インタークーラー付ターボチャージャー (ハイブリッド)CVT2WD1,840,300円
eKワゴンMDOHC 12バルブ 3気筒CVT2WD1,422,300円
eKワゴンGDOHC 12バルブ 3気筒CVT4WD1,504,800円

三菱の車をお得に購入する方法

三菱の車をお得に購入するには、未使用車と低金利プランの利用がおすすめです。

未使用車

登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。登録されているので中古車という扱いですが、コンディションは限りなく新車に近い状態です。

そのため、お得に購入したくてもコンディションが気になるという方にもおすすめできます。未使用車なら保証期間も長くなりますし、新車よりもお得に購入できたり、納車までが短いというメリットがあります。

在庫がある車に限られるという懸念点もありますが、弊社カミタケモータースでは常時300台以上の在庫車両を展示しているので、好みの車を探していただきやすいです。ぜひこちらから最新の在庫情報をチェックしてください。

低金利プラン

新車を購入するのにローンを利用するのは一般的な方法です。手元のキャシュを残しておきながら、無理なく希望する車に乗りやすいのがローンを利用する方法です。

しかしローンは金利手数料の負担を考慮する必要があります。たった数%の金利でも完済までのトータルコストで考えると大きな支払い額になるケースもあるからです。

弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供しており、お得に車を購入していただけます。

グレードによっても異なりますが、他社同等プランと比較して何十万円も差額があることも。同じ車を購入するだけでお得になる低金利プランはおすすめです。さらに新車1.99%の超低金利プランの「OPプレミアムプラン」は乗り出しに便利なオプションもセットになっています。

比較すればお得な新車1.99%の超低金利プランについては、こちらから。

よくある質問

eKクロスとeKワゴンの改良点は?

セキュリティプログラムが改善されています。車とインターネットを接続させることが増えてきていますが、セキュリティ対策が施されました。

eKクロスとeKワゴンのどちらがおすすめ?

アウトドアな雰囲気なのがeKクロス。シンプルなデザインで街乗りにぴったりなのがeKワゴンです。デザインの好みで選択するのがよいでしょう。

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