ホンダのフィットは2020年2月に現行モデルが発売されると、販売台数ランキングでも上位に入るほど人気モデルです。
特に新型モデルでは、5つのタイプから選択できるようになっただけでなく、内装の質感も高まっています。
新しいハイブリッドが搭載されたことによって、燃費性能も高まっているので、街乗りから週末のお出かけまで低燃費の走行を楽しめます。
車選びの際には、乗り心地やスペックの違いだけでなく、内装の質感も含めて選択したいものです。現行フィットは5つのタイプに分かれているので、内装のタイプの違いをよく把握しておきたいものです。
この記事では、新型フィットの内装の特徴や室内の収納などを詳しくご紹介します。
フィットってどんな車

画像引用元:ホンダ
ホンダを代表するコンパクトカーのフィットは、現行モデルは4代目になります。先代は2013年に発売されているので、8年ぶりのモデルチェンジとなりました。年数が経過してからは、販売台数もそれほど多くなく、人気が低迷していました。しかし4代目にモデルチェンジすると、魅力の高さから人気モデルに変化しています。
そもそもフィットは2001年に登場してから、コンパクトな車体でも車内空間を最大限に確保することをコンセプトに開発されています。その思想はモデルチェンジをしても変わっていません。
現行フィットは、コンパクトカーの機能性は確保しながらも、潜在的なニーズである「心地よさ」を満たせる車として、登場しています。車での移動時間もリラックスでき、癒しの空間となれるように数値では表現できない快適さを満たしているのです。
5つのタイプから選択できる

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グレードがたくさん設定されているのではなく、5つのボディタイプが設定されており、希望するスタイルに合わせて選択できます。シンプルな「BASIC」、生活になじむデザインの「HOME」、アクティブなデザインの「NESS」、アウトドアの雰囲気な「CROSSTAR」、上品なデザインの「LUXE」から選択できます。
ボディタイプによってエクステリアデザインが異なっているのはもちろんことですが、インテリアのデザインの違いもあるので好みに合わせて選択可能です。
車に乗っているときの使い勝手だけでなく、過ごす空間が異なるので、使い方に合わせて選択できるでしょう。
ハイブリッドで低燃費

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新型のフィットには新しいハイブリッドシステムが搭載されており、低燃費を実現しているだけでなく、出力が向上した走行用モーターできびきびとした走りが楽しめます。モーターの最高出力は109PSとなっており、さらに発電用モーターも搭載されています。
特にフィットのハイブリッドシステムは、基本的にモーターで走行するものです。
もちろんバッテリーの出力で足りない場合にはエンジンが始動して電力を供給し、高速域ではエンジンの得意領域となるのでエンジンと車輪が直結されてエンジンドライブモードとなります。
複数のモードを切り替えることで、低燃費の走りを実現しました。
コンパクトで運転しやすい

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新型フィットでも歴代のモデルと同様に広い車内を実現しています。初代モデルが発売されてからコンパクトなボディからは想像しにくいほど広い車内となっており、利便性の高さが人気の秘訣でした。
新型フィットでも同様のコンセプトとなっています。剛性を確保しながらも、フロントピラーの厚さが薄くなっているので、良好な視界が実現しています。
さらにピラーの三角窓が広くなっているので、ハンドルを切って右左折するときの死角が少なくなっています。
ドライバーがストレスなく運転できる環境になっていたり、シートアレンジが豊富になっているなど、運転しやすい設計になっているのです。
タイプ別内装の特徴
フィットの5つのタイプ別の内装の違いを見ていきましょう。 新型フィットの内装はアイランドキッチンというコンセプトのもと、日常の使い勝手を重視したものです。
移動中に心地よく過ごせる内装となっています。
BASIC(ベーシック)

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ベースグレードになる「BASIC」はインテリアはシンプルなもので、加飾がほとんどされていないものです。
毎日使うものをシンプルな色使いのデザインにしたい方にぴったりのタイプです。インテリアカラーはソフトグレーもしくはブラックが選択できます。
シートの素材はファブリックとなっています。エントリーグレードなので、装備も簡素なものですが、スマートフォントレーやシートバックスマートフォンポケットは装備されます。
HOME(ホーム)

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居心地の良さが感じられるのが「HOME」です。質感も高いものとなっているので、さらに上質な内装を求める方におすすめです。例えば、サイドに人口素材のプライスムースが使用されており、メイン部分にナチュラルテキスタイルが採用されています。
助手席インストルメントパネルとコンソールニーパッドなどにプライムスムースが採用されたソフトパッドになっていたり、本革巻のステアリングホイールやセレクトレバーも上質さを感じさせる装備です。
HOMEからはスマートフォントレーに照明が付きます。また助手席シートバックポケットもあります。
インテリアカラーはソフトグレーとブラックから選択可能です。
NESS(ネス)

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アクティブな印象を持たせる「NESS」は内装にアクセントカラーが取り入れられているので、乗る人をわくわくさせてくれます。
専用エクステリアを装っていますが、インテリアの仕様は「CROSSTAR」と共通のものです。しかし「NESS」はブラック×オレンジとブラック×グレーの2タイプから選択可能です。
またシートは撥水のファブリックシートとなっており、水にも強いものとなっています。助手席のインパネ部分のソフトパッドも汚れに強い撥水加工のものが採用されているので、機能性が高い内装ですね。
SUVなど本格的な機能性は必要なくても、アクティブな雰囲気は楽しみたい方にぴったりです。
CROSSTAR(クロスター)

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基本的に「NESS」と同じ仕様となっています。撥水加工されたファブリック素材が仕様されており、機能性が高い内装です。
エクステリアは専用装備となっていますが、内装はブラック×グレーのインテリアカラーのみとなります。
「NESS」のようにアクセントカラーは選択できませんが、機能性が高められた内装です。
LUXE(リュクス)

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高級感がある内装となるのは「LUXE」です。本革シートが採用され、上質感があります。一部に合成皮革が使用されていますが、質感が高められているので、快適性は高められています。
本革巻ステアリングホイールが採用されていたり、プライムスムースのソフトパッド、アームレスト付センターコンソールボックスが装備。また「LUXE」のみワイヤレス充電器も装備されています。
インテリアカラーはブラウンかブラックから選択可能です。タイプによる内装の違いだけでなく、カラーによる雰囲気の違いも選択できますね。
細かな部分まで上質になっているので、快適にドライブできます。
フィットの収納は?
フィットには使いやすい部分に収納があるので、ドライブ中に小物を置きたいときでも便利です。どのような収納スペースが用意されているのか見ていきましょう。
テーブルコンソール

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運転席と助手席の真ん中にあるテーブルコンソールは、バッグや上着を置いておくスペースとなります。下の部分はラバーマットになっているので、滑り落ちにくくなっています。
マルチコンソール

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ディーラーオプションになるマルチコンソールは、間仕切りがあるので小物に合わせて収納しやすくなります。カップや小さな荷物を収納しておきたいときに便利です。
アームレスト付センターコンソールボックス

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LUXEのみに装備されているアームレスト付センターコンソールボックスは、アームレストに収納ボックスが装備されています。パッド部分がスライドできるので、自分の好みの位置に調整できます。
インパネアッパーボックス

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インパネアッパーボックスは助手席前にある収納スペースです。手帳などを収納できる大きさなので、大きな荷物は入れられません。しかしドライブ中に必要な小物を置いておくのにぴったりです。
スマートフォントレー

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ドライブ中にスマートフォンを置けるスペースがあるなら便利です。スマートフォンを取り出しやすい位置においておけるスマートフォントレーは、ドライブのときに便利です。「LUXE」にはワイヤレス充電器を装備できるので、さらに便利に利用できます。
充電用USBジャック

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「e:HEV BASIC」を除いたe:HEV車に標準装備されるのが充電用USBジャックです。テーブルコンソールの後部に設置されており、前席からでも後席からでも使用できます。
シートバックスマートフォンポケット

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e:HEV車にはシートバック上部にスマートフォンを収納できるポケットが装備されます。e:HEV LUXEはシートバックポケット内に装備されます。
助手席シートバックポケット

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「e:HEV BASIC」と「BASIC」以外に標準装備される収納です。「e:HEV LUXE」には運転席にも装備されます。
ドリンクホルダー

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運転席と助手席のエアコン吹き出し口の前にドリンクホルダーがあります。
ドアボトルホルダー

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運転席と助手席のドアに、ボトルホルダーとポケットがあります。ポケットは手帳サイズが収納できるものです。
フィットの荷室やシートアレンジ
フィットの荷室は開口部が広くなっているので、積み下ろしがしやすくなっています。また多彩なシートアレンジが可能で、荷物の大きさや使用するシーンに合わせて調整しやすいのも特徴です。
ユーティリティー・モード

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後席をたたんで収納しておき、広い荷室空間を作り出せます。荷室開口部が広くなっているので、自転車のような大きな荷物でも楽々収納できます。
ロング・モード

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ロングモードは後席の片側と助手席を倒すモードです。長尺物を積載したいときに調整できます。
トール・モード

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後席の座面を跳ね上げておけるシートアレンジです。高さのある荷物を収納するのに便利なモードです。
フィットの新車価格
フィットの新車価格をご紹介しましょう。ガソリンモデルとe:HEVモデルが用意されています。
タイプ別の車両価格は以下の通りです。
- 「BASIC」 155万7,600円~
- 「HOME」 176万7,700円~
- 「NESS」 187万7,700円~
- 「CROSSTAR」 193万8,200円~
- 「LUXE」 207万6,800円~
- 「e:HEV BASIC」 199万7,600円~
- 「e:HEV HOME」 211万7,500円~
- 「e:HEV NESS」 222万7,500円~
- 「e:HEV CROSSTAR」 228万8,000円~
- 「e:HEV LUXE」 242万6,600円~
エントリーグレードの「BASIC」からHonda SENSINGが標準装備されています。またエクステリアの違いとしては、e:HEV車ならLEDヘッドランプも装備されます。
エントリーグレードでもハイブリッド車とガソリン車との価格差は44万円です。価格の差をガソリン代でカバーするのは走行距離を走らないと不可能ですが、新しいハイブリッドシステムの場合には、モーター駆動によるな滑らかな走りが可能です。
普段の乗り心地も選択の際に考慮するとよいでしょう。内装は満足度が高いものとなっているので、ガソリンモデルでも十分だという方もおられるでしょう。
よくある質問
フィットの内装の特徴は?
フィットは5つのボディタイプから選択できるようになっており、内装にも違いがあります。「アイランドキッチン」というコンセプトになっていて、日常使いの心地よさが重視されたデザインとなっています。毎日の車での移動が快適になるように、過ごしやすい空間です。死角をできる限りなくせるように設計されており、誰でも運転しやすい車です。
タイプ別の内装の違いは?
「BASIC」は加飾がないシンプルかつ上質な内装です。また「HOME」はナチュラルなデザインになり、心地よく過ごせる内装となっています。「NESS」はアクセントカラーが使われたアクティブな雰囲気になります。また撥水ファブリックシートです。
「CROSSTAR」はNESSと同じですが、ブラック×グレーのインテリアカラー、最後の「LUXE」は高級志向で上質な内装となっています。
フィットをお得に購入する方法
フィットをお得に購入する方法をご紹介します。
低金利ローン
低金利ローンは、金利が低いローンのことです。新車を購入するときに、ローンを利用する方は多いですが、低金利ローンであれば利息負担を軽減できるのです。
ローンを利用すると、どうしても利息負担は避けられないものですが、低金利ローンなら手数料が低くなるので総支払額が少なくなります。
お得に車を購入しようとすると、どうしても値引きに注目しがちですが、低金利ローンを使用するだけで値引き額以上のお得な価格になる場合も。
弊社カミタケモータースでは、1.99%の超低金利ローンを取り扱っており、大変お得に新車を購入していただけます。超低金利プランとなるOPプレミアムプランは、乗り出しに必要なオプションも装備されているので、比べてみると大変お得です!
新車で希望するグレードの車にしたり、オプションを装備したりすると、どうしても車両価格が上がってしまいがちです。超低金利ローンであれば、希望するグレードに乗っても毎月の支払額が大きく上がることもないので、理想の車をお得に購入していただけます。
同じ車を購入するだけでも、お得になる低金利ローンをぜひご利用ください。
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未使用車
登録済(届出済)未使用車は、初度登録されていても一般の走行に供されていない車のことです。ワンオーナーにはならないのですが、新車に限りなく近いコンディションなだけでなく、新車よりもお得に購入できることが多いです。
新車をできる限りお得に購入したいと思っているなら、未使用車を選択肢に含めてみることもおすすめです。登録済みなので、在庫がある車に限られるという点は懸念点ですが、弊社カミタケモータースでは常時300台を展示しているほど在庫が豊富です。
好みのグレードやカラーも選択しやすくお客様にぴったりの車を探していただけます。まずはこちらから最新の在庫情報をご確認ください。



