2020年2月に発売された新型フィットは、発売から半年以上が経過していますが、2020年の上半期の販売台数でも第3位になるなど、安定した人気があります。
コンパクトカーでもクラスを超えた質感を楽しめるモデルで安全装備なども充実していること、フル装備の軽自動車と比較すると割安になることなど、人気の理由は様々です。
爆発的人気というよりも、安定した人気があるフィットはどのような特徴がある車でしょうか?フィットの内外装やパワーユニットなどを詳しくご紹介していきます。
\超低金利1.99%で新車に乗れる!/
新型フィットとは?

画像引用元:ホンダ
2020年2月に発売された新型フィットは、2013年に3代目が発売されてから年数の経過とともに人気が低迷していたモデルでした。しかし4代目のフィットが発売されると、新車販売台数でも上位をキープするなど人気モデルに変化しています。
初代フィットは2001年に登場しており、機械のためのスペースを最小限にしており、なおかつ車内空間を最大限に確保するという考えのもとに開発されたモデル。モデルチェンジを経ても同じコンセプトが受け継がれています。新型フィットは歴代モデルのよさを高い次元で上回っているモデルです。
新型フィットはこれまでのフィットが特徴としていた広い車内や使い勝手のよさはそのままに、「視界」、「座り心地」、「乗り心地」、「使い心地」という4つの心地よさにこだわって開発されたモデルです。
5つのボディタイプが選択できますし、ガソリンエンジンだけでなく2つのモーターを組み合わせたハイブリッドの「e:HEV」も選択可能です。
5種類のボディタイプ

画像引用元:ホンダ
装備の違いでタイプを設定するのではなく、シンプルに5つのボディタイプが設定されています。
まずシンプルでベーシックなのが「BASIC」、生活になじむデザインの「HOME」、アクティブさを感じさせるデザインの「NESS」、アウトドアの雰囲気を感じさせてくれる「CROSSTAR」、洗練と上品さを兼ね備えた「LUXE」です。
5つのボディタイプがあることから同じフィットであっても、まるで別の車のような雰囲気も感じさせてくれるのが特徴です。好みや使い方によってぴったりなボディタイプを選択できるでしょう。
新しいハイブリッドシステム搭載

フィットのハイブリッドに搭載されているのはe:HEVと呼ばれているものです。最高出力は109PSの走行用モーターと発電用モーターが搭載されます。
フィットハイブリッドに搭載されているシステムでは、基本的にモーターで走行します。搭載されているエンジンは発電のために駆動するので、EVカーと同じように走るのが特徴です。
バッテリーの出力で足りない時には、エンジンが始動するようになり、走行用モーターに電力を供給します。EVドライブモードで走行してから、バッテリー残量が少なくなった場合もエンジンが駆動し始めます。
しかし日産のe-POWERと異なっているのはエンジン直結モードがあることです。エンジンの得意領域にある高速クルーズ時には、エンジンドライブモードとなりエンジンと車輪が直結されます。
コンパクトながら広い空間を実現

画像引用元:ホンダ
新型フィットで特徴となるのはコンパクトでありながらも広い車内の実現していることです。初代モデルからフィットはコンパクトカーの中でも広い車内で利便性が高いことが特徴となってきました
新型フィットになると剛性を確保しながらもフロントピラーが細くなっていることから、広々とした視界を実現しています。
ピラーの部分がブラックになっており、運転していても視界を妨げることはありません。ピラーが細くなったことで三角窓も広くなっており、ハンドルを切ったときの視認性が高いです。

画像引用元:ホンダ
コンパクトカーでありながらもシートアレンジが豊富であり、買い物やアウトドア用の荷物をたくさん積載できるのも魅力です。シートを倒してしまえば自転車を搭載することもできるほどの広さを確保しています。
新型フィットの外装

画像引用元:ホンダ
新型フィットの外装は可愛らしさが強調されたデザインとなっています。また近未来的な雰囲気も感じさせてくれます。押し出し感が強調され、存在感のあるフロントフェイスになっている車が多い中で、曲面が多用されたデザインで柔らかさが感じられるスタイルです。
柔らかさを感じられるデザインの理由は「柴犬」がデザインのモチーフになっているからです。柴犬の人懐っこくて賢い性格を表現した結果、新型フィットのデザインとなりました。
先代のフィットが細長いヘッドランプでスポーティーな雰囲気になっていたのが特徴でした。コンパクトカーでありながら精悍差を感じさせるデザインでスタイリッシュです。新型フィットは愛らしい表情になったのが大きな変化です。
新型フィットのサイズの違いも見てみましょう。
新型フィットのサイズ FFモデル
全長:3,995mm
全幅:1,695mm(クロスター1,725mm)
全高:1,540mm(クロスター1,545mm)
ホイールベース:2,530mm
先代フィットのサイズ FFモデル
全長:3,990mm
全幅:1,695mm
全高:1,525mm
ホイールベース:2,530mm
デザインが大きく変更されているので、サイズが変わっていると思いがちですが、先代フィットと比べても大きな差はありません。クロスターのみ全幅が広くなっているので3ナンバー モデルとなります。
新型フィットの内装

画像引用元:ホンダ
新型フィットの内装は「アイランドキッチン」 というコンセプトになっています。先代のフィットのインテリアはスポーティーな方向になったデザインでした。エクステリアがエッジの利いたデザインになっているだけでなく、内装もスポーティなものでした。
新型フィットの内装は日常使いの使いやすさを考慮した結果、原点復帰したインテリアデザインです。毎日使う車が快適に使えるように、 また移動中も心地よく過ごすことができるようにデザインされているのが特徴です。

画像引用元:ホンダ
例えばピラーが細くなって視界が広くなっていますが、広い視界を活かすためにインパネがフラットになっています。家族みんなが使いやすいコンパクトカーとして魅力のあるデザインになっています。
ボディタイプが5種類設定されているので、インテリアのスタイルもボディタイプによって異なっているのも特徴です。
1番シンプルな「ベーシック」であればソフトグレーのシンプルなシートデザイン、インパネ回りのブラックとコントラストが際立つデザインです。
売れ筋の「ホーム」であれば、シート素材がナチュラルテキスタイルになります。座り心地がよく快適に過ごせるシートです。
アクティブな「ネス」になると、ブラックとライムグリーンもしくはブラックとグレーの撥水ファブリックシートになります。アクセントカラーが追加されてポップな雰囲気を感じさせます。
「クロスター」は撥水のファブリックシート、高級志向の「リュクス」は本革のシートが採用されて上質なデザインです。
各ボディタイプの特徴
5つのボディタイプの特徴を見ていきましょう。それぞれのタイプによって与える印象が異なりますし、内装のデザインや装備にも違いがあります。
「BASIC」

画像引用元:ホンダ
ベーシックはシンプルなデザインで価格も安い仕様です。もちろん先進安全機能のホンダセンシングや、サイド&カーテンエアバッグ、スマートキーなど必要なものは標準装備されています。e:HEVモデルであればフルLEDヘッドライトやフルオートエアコンも標準装備されます
「HOME」

画像引用元:ホンダ
ホームは新型フィットで主力のグレードとなります。ガソリンエンジン車でもフルLEDヘッドライトが装備されるので見た目もスタイリッシュになります。シート生地にコンビシートが使われたりソフトバットがインパネに装備されるなど上質さプラスされているグレードです。また本革ステアリングホイールも装着されます。
「NESS」

画像引用元:ホンダ
アクティブな印象のデザインになるネスは、ボディ上部がライムグリーンに塗装されてる2トーンが特徴となっています。外観の違いとしてLEDフォグランプが装備されたり、16インチのアルミホイールが装備されます。シートも撥水ファブリックシートになるのが特徴です。インテリアのブラックとライムグリーン、またグレーのアクセントカラーが追加されているのが特徴です。まだエアコンにはプラズマクラスター技術が搭載されています。
「CROSSTAR」

人気のSUVスタイルになっているのがクロスターです。クロスオーバー風になる専用パーツが装備されることで、全幅が1,725mmとなり、3ナンバー車となります。
他のグレードでやれば最低地上高は135mmですが、クロスターは2WDで160mm、また4WDは155mmの最低地上高です。少しの悪路であれば段差の乗り越えやすい最低地上高が確保されているのが特徴です。クロスターには専用デザインのアルミホイールが装備されます。
「LUXE」

画像引用元:ホンダ
リュクスは最も高級志向のグレードとなります。専用の本革シートが装備され、運転席と助手席にもシートヒーターが装備されます。ソフトパッドもインパネに装着されるので、上質感があるでしょう。外観のデザインの違いとしてプラチナ超クロームメッキ・ドアミラー、LEDフォグランプも標準装備されます。本革ステアリングホイールも高級感を感じさせてくれるでしょう。メッキ加飾されている部分も多くコンパクトな高級車を感じさせてくれるタイプです。
新型フィットのパワーユニット
新型フィットはガソリンエンジンとハイブリッドの2種類のパワートレインから選択できます。しかしハイブリッドの中身が大きく変更されており、ハイブリッドが主流になっています。
ハイブリッドモデルに搭載されるシステムはe:HEVと呼ばれている2モーターのハイブリッドシステムです。基本的にガソリンエンジンではなくモーターによって駆動させることが特徴です。EVモードではバッテリーの電気を使い、モーター駆動のみで走行します。
ハイブリッドドライブモードではエンジンが駆動して発電を行い、供給される電気でモーターを駆動し走行。ガソリンエンジンが得意とする高速域では、エンジンドライブモードとなりエンジンと車輪が直結して駆動力を伝えます。
使用されているモーターは先代の30PSのモーターから大きく出力が向上しており109PSの出力を誇ります。最大トルクは2.4Lガソリンエンジンに匹敵する25.8kgf-mです。モーターの特性を生かし走り出しから力強く加速できるので、スムーズに走行できます。
ガソリンモデルに搭載されるのは1.3Lの直列4気筒エンジン。従来型のキャリーオーバーとなるエンジンで軽快に走行することができます。
新型フィットの走行性能

画像引用元:ホンダ
欧州を走りこむことで走行性能を向上させたことの特徴です。欧州の郊外の道路は制限速度も高めに設定されており、路面の舗装に凹凸がある部分も多いので車にシビアなコンディションとなっています。
過酷な使用環境の中でドライバーが安心して運転を行い、乗り心地も両立させることを目的とし開発が進められました。路面からタイヤを通じて伝わってくる衝撃を、スプリングとダンパーで効率よく受け止めます。
精度と剛性感にこだわった造りになっているので、低速域から高速域まで高い質感の走りが楽しめます。素直な走行フィールでドライブできるのが新型フィットの特徴です。
新型フィットの価格
新型フィットの価格を見てみましょう。ガソリンエンジンモデルとハイブリッドモデルのボディタイプ別価格は以下の通りです。
- 「BASIC」 155万7,600円~
- 「HOME」 171万8,200円~
- 「NESS」 187万7,700円~
- 「CROSSTAR」 193万8,200円~
- 「LUXE」 197万7,800円~
- 「BASIC」 199万7,600円~
- 「HOME」 206万8,000円~
- 「NESS」 222万7,500円~
- 「CROSSTAR」 228万8,000円~
- 「LUXE」 232万7,600円~
1番安価な「BASIC」でもホンダの先進安全運転支援システムのホンダセンシングが標準装備されていますし、e:HEVであればLEDヘッドランプも装備されているのでスタイリッシュです。
ベースモデルから満足度が高い装備となっています。主力となるのはハイブリッドですが、ガソリンモデルであっても低燃費なので使い方に合わせて選択できるでしょう。
新型フィットのお得な購入方法
新型フィットの購入を検討しているなら、どれほどお得に購入できるのか気になることでしょう。新車購入の際にはどれほど値引きができるかが気になります。
新型フィットの購入の際にポイントとしておきたいものは支払総額を抑えるということです。一般的に値引きに重きが置かれがちですが、実は支払総額を抑えることでトータルコストを下げられます。
例えばローンを組むときには金利が発生しますが、ローン商品によって異なります。弊社カミタケモータースででは、1.99%~の超低金利ローンを取り扱っており、支払手数料を抑えることが可能です。
同じ車を購入しても、ローン商品の違いによって支払い総額が数十万円も異なるケースも多いです。ぜひ新車購入の前にどのようなローンにするのか慎重に検討してみることをおすすめします。
まとめ
新型フィットは、上質になっただけでなく、使い方に合わせて5つのボディタイプを選択できるようになっています。ハイブリッドであれば、新しくなったパワーユニットの走りを堪能できるでしょう。アクティブに使いたい方から、上質さを求める方まで満足できるモデルです。ぜひ愛車選びの参考にしてください。
⇒お得に新車を購入する方法はこちら
\超低金利1.99%で新車に乗れる!/


