車選びをする際には、内装がどのようなものかを比較することも大切です。
外から見えるエクステリアだけでなく、使用されているシートや収納、さらにインテリアの加飾は目に触れたり、手で触る部分ですので、自分の好みに合っていることが大切です。
軽自動車のSUVとして人気があるハスラーは、個性的な内装なのでどんな車になっているのか細かく見ていきたいもの。
ハスラーのアウトドアのギアっぽいデザインとガンガン使える収納や荷室は、アクティブに使いたい方にぴったりです。
この記事では、ハスラーの特徴から内装のポイントとなる点を詳しくご紹介します。
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ハスラーの特徴
ハスラーはアクティブに使える軽自動車としてスズキから発売されている人気モデルです。2014年に発売されてからすぐに販売台数を伸ばしており、2020年1月にフルモデルチェンジして2代目になりました。
新世代のプラットフォームを採用しており、先代よりも広い室内空間を実現しているのが特徴です。さらにどのような特徴があるのか見ていきましょう。
アクティブに使える軽SUV
遊び心が感じられるアクティブさが魅力となっているモデルです。街乗りだけでなく、週末にアウトドアに出かけるのにぴったりの相棒となれる軽自動車としての魅力が備わっています。
カラフルなボディカラーが設定されているので、街乗りだけでなく、アクティブに使うのに似合うデザインの1台を選択できます。モノトーンカラーだけでなく、ビビットなカラーの2トーンカラーのモデルも用意されており、お気に入りのカラーを選択可能。
新型はキープコンセプト
現行モデルになってからも、エクステリアのデザインはキープコンセプトとなっています。丸形のヘッドライトや一目見てハスラーと分かるデザインは、先代モデルと変わりません。
インテリアでは、先代モデルもアクティブさを感じさせますが、現行モデルはさらにアクティブに使えるツールのようなデザインです。
アウトドアアイテムからヒントを得たデザインで、メーター、ナビ、ボックス部分と3つの部分に分かれています。キープコンセプトがあるエクステリアと一新された部分が組み合わさっているのがハスラーの特徴です。
ハスラーの内装の特徴
ハスラーの内装の特徴を見ていきましょう。グレードが4種類、ハスラーJスタイルが2種類となっていますが、グレード間の大きな違いはありません。
グレード別ハスラーの内装
・ハスラー
タフで機能的、さらに遊び心があるインテリアデザインです。3つの部分に分かれたインパネカラーガーニッシュが採用されてアウトドアギア感がある部分を上下のバーで挟むデザインになっています。SUVらしい力強さを感じさせるデザインです。
ドアトリムやシートにもアクセントカラーが採用されており、遊び心を感じさせてくれます。
インテリアのベースカラーはブラックで、天井とピラーはホワイトです。インテリアカラーは、バーミリオンオレンジ、デニムブルー、グレーイッシュホワイトから組み合わされます。
・ハスラーJスタイル
特別装備があるハスラーJスタイルは、標準モデルとは異なる内装の部分があります。まずレザー調&ファブリックシート表皮になっており、上質さも感じさせるシートが装備。
フロアコンソールトレーやインパネカラーガーニッシュ、ドアトリムカラーガーニッシュにブルーイッシュシルバーが採用されます。
またレザー調ドアトリムクロスやメッキインサイドドアハンドルなども特別装備です。標準モデルよりも自分だけの室内を楽しめる装備があります。
汚れも気にならない荷室
アクティブに使えるギアというイメージのまま、汚れを気にすることなく荷物を積載できるのは嬉しいポイントです。
リアシートの背面とラゲッジフロアは樹脂が採用されているので、汚れや水分をふき取りやすくなっています。汚れが付きがちなアウトドアアイテムを気にせず積載できます。
ラゲッジアンダーボックスも防汚タイプとなっており、汚れがある荷物を入れた後にそのまま取り外して水洗いできます。
荷室の大きさはリアシート背面のストラップを引いて、自在にスライド可能。荷物の大きさや量に合わせて調整できます。
収納も豊富
収納が豊富になっているのもハスラーの特徴です。初代ハスラーとの違いとして、助手席側のボックスにディッシュボックスを収納できるようになったことがあります。
スズキの軽自動車には、ディッシュボックスを収納するスペースが多くありましたが、現行ハスラーになって一般的なティッシュボックスが入るサイズになりました。
またベンチシートから左右独立シートになったので、シートの左右間にあるスペースにハンドバックや小物を置ける収納が増えました。ユーザーの希望に応えて、収納スペースが増えたのです。
ハスラーのシートアレンジ
ハスラーの後席は左右別々で収納できるので、荷物や使い方に合わせてシートアレンジができます。たとえば、長尺物を積載したいときには、助手席と後席左側を倒しておくと、長尺物と荷物を積載できます。
2人で出かけるときには、後席を倒して荷室スペースを拡大して、大きな荷物を積載。車中泊や休憩のときにはフルフラットにして大人が2人横になるスペースを作りだすこともできます。
使い方に合わせて豊富なシートアレンジから調整できるのは魅力です。
ハスラーの収納スペース
ドライブのときに小物を収納しておくスペースがあると便利に利用できます。ハスラーに装備される収納をご紹介します。
インパネアッパーボックス
インパネアッパーボックスはすぐに取りだしたい小物を置いておくのにぴったりです。HYBRID GとHYBRID Gターボには、オープンタイプが装備されます。ロゴ付きのストッパーがあるので、ティッシュボックスなどが落ちてくることはありません。
HYBRID XとHYBRID Xターボはリッド付きになっています。ボックスを開けたときにテーブルとして利用できるものが装備されます。
フロアコンソールトレー
HYBRID XターボとHYBRID Xに装備されるフロアコンソールトレーは、左右のシートの間に小物を収納しておけるスペースです。
インパネトレー
インパネアッパーボックスの下にあるオープントレーです。
インパネセンターポケット(2WD)
2WD車には、シフトノブの横に小さなポケットが装備されます。ガムなどの小物を入れておけるでしょう。
インパネアンダートレー
ステアリングホイールの奥にあるトレーです。眼鏡やサングラスなど、すぐに取りだしたい小物を置いておくのに適しています。
フロントドアポケット
フロントドアにポケットが装備されています。前側のドアにはペットボトルホルダーは装備されていません。地図やパンフレットのようなものを収納しておけるでしょう。
グローブボックス
車検証などを入れておくスペースです。車検証や取扱説明書の他に、ティッシュボックスを入れておけるだけのスペースがあります。
ショッピングフック
買い物をした後に引っ掛けるショッピングフック(耐荷重2㎏)が助手席側にあります。
助手席シートアンダーボックス
助手席を跳ね上げるとシートアンダーボックスがあります。小物を収納しておけます。
インパネドリンクホルダー
運転席側と助手席にドリンクホルダーがあります。
シートバックポケット
助手席のシートバックポケット、HYBRID XターボとHYBRID Xには運転席シートバックポケットがあります。
ライバル車種との比較
ライバル車種との比較を見ていきましょう。直接的なライバル車種はダイハツのタフトでしょう。
マイルドハイブリッドが搭載されているハスラーに対して、ダイハツのタフトはNAエンジン、もしくはターボエンジンのみとなっています。
ターボ車には、効率的な制御を行ってくれるD-CVTが組み合わされて、心地よい加速を実現しています。運転支援システムはステレオカメラのスマートアシストが搭載されており、夜間歩行者の検知を可能としているのが特徴です。
ハスラーと比較したタフトの魅力は、電動パーキングブレーキを採用していることとスカイルーフトップがグレードを問わず標準装備されていることです。
タフトなら開放感あるスカイルーフトップは魅力ですが、ハスラーの走行性能や低燃費性も魅力的ですね。
ハスラーをお得に乗る方法
内装にもたくさんの魅力があるハスラーにお得に乗る方法をご紹介しましょう。
人気モデルのハスラーにお得に乗るために、低金利プランを利用すること、また未使用車という選択肢はおすすめです。
低金利プラン
軽自動車の車体価格は高くなっており、グレードによっては諸費用と合わせて200万円近い価格になることもあります。
そこでローンを利用する方もおられますが、低金利なローン商品を利用するだけでお得に購入できます。
ローンを利用するときには、利息負担が必要となりますが、金利が低いものを利用すると総支払額が抑えられるのです。たとえば、弊社カミタケモータースのOPプレミアムプランは1.99%の低金利で、他社同等プランと比較すると最大55.9万円もお得になります。
値引きよりもお得に購入できる方法ですので、ローンを利用するならぜひおすすめしたいプランです。詳しい情報はこちらをご覧ください。
未使用車
新車に乗りたいけれど、費用の負担も抑えたいという方にぴったりなのが未使用車です。
登録済(届出済)未使用車は初度登録済で、一般の走行に供されていない車のことで、新車よりも比較的安く購入できます。
もちろんコンディションは新車と同等ですし、新車保証を受け継ぐことができるなど、安心してお乗りいただけるものです。
ハスラーのよくある質問
ハスラーの内装は?
2020年1月から登場した現行モデルは、アクティブに使えるギアという雰囲気が前面に出ている内装となっています。先代よりも35mm拡大したホイールベースや、アクセントカラーがアウトドアにぴったりの内装になっています。
グレードによる違いはあるの?
グレードによる違いはほとんどありません。ハスラーJスタイルには、専用装備があるので、内外装に特別装備が装着されています。どのグレードでもブラック基調となっており、アクセントカーがボディカラーに合わせて組み合わされます。
ハスラーの荷室は?
ハスラーのリアシートの背面と荷室、さらにラゲッジアンダーボックスは防汚タイプの樹脂が採用されています。汚れた荷物でもすぐに拭き取れるので、アクティブに使えるのが魅力です。リアシートは左右で分割可倒式シートなので、荷物に合わせてシートアレンジできます。



