2014年から発売されているスバルの日本専用スポーツツアラーのレヴォーグ。
スバルお得意の水平対向エンジンとAWDシステムにより、安心・安定の走りを楽しめるのが特徴です。
2020年には2代目となる新型レヴォーグが発売されています。レガシィという代表的なモデル、またワゴン人気が衰退している中で、レヴォーグは評価を集めている車です。
日本向けの車として開発されているレヴォーグですが、どれほど値引きができるのでしょうか?
レヴォーグの特徴やモデルチェンジ遍歴、さらには値引き情報まで詳しくご紹介します。
レヴォーグの良さとは?

レヴォーグは、大型化したレガシィの伝統を受け継ぎ、スポーツカー並の走りのよさと積載性のよさを持っています。
ステーションワゴンは、90年代に大きな人気を集めましたが、SUVモデルの流行などにより人気が影を潜めます。
しかしレヴォーグは安定した走りや安全性能の高さから魅力的なモデルとなってきました。
安定した走り
力強い走りができ、軽快に走行できることはレヴォーグの魅力です。長時間の運転でも疲れがたまりにくくなっており、運転していることを楽しめる車です。
トップグレードには、STiグレードが設定されており、走行性能と質感を高めたスポーツワゴンらしい走りのよさが体感できるでしょう。適度なスポーティーさと快適性の両立が特徴です。
安全性能の高さ
スバルの安全装備であるアイサイトが搭載されており、前方だけでなく車両周囲の安全性を向上させています。
2017年7月にはアイサイト・ツーリングアシストが搭載され、ロングツーリング時の快適性を高めています。
ドライバーの疲労を軽減し、交通事故を防止する装備が搭載されているのです。
レヴォーグのモデルチェンジ遍歴
2014年4月に発売がスタートしたレヴォーグですが、大型化したレガシィに代わる国内市場専用車として登場しました。
日本の道路で取り回ししやすいサイズ感と新開発の1.6L直噴ターボエンジンが特徴です。
アイサイトはVer.3を搭載しており、カメラの視野角を拡大したり、ブレーキランプの認識もさせています。
2015年4月
アドバンスドセイフティパッケージがメーカーオプションで追加されました。ドライバーからの死角となる部分を映像化したり、後側方検知が行われて、ドライバーをサポートします。
新ダンパーが採用され、制振材や吸音材が追加されたので、風切り音やロードノイズが低減しています。最廉価グレードが廃止されたことで、全グレードにアイサイトが装備されました。
2016年4月
安全性能が強化され、前面衝突を検知するとシートベルトを巻き取るプリテンショナーが左右リアに装備。後席の乗員保護性能が向上しています。またフロントドアにアッパービームが追加されました。
内装仕様の変化やグレード構成も変更されています。STIグレードが販売されることも発表されました。
2017年7月
大幅改良され、フロントグリルやバンパー、さらにLEDヘッドラインプなどのデザインが刷新されました。フロントフォグランプもLED化されています。
アイサイトにはアクセル・ブレーキ・ステアリング操作をサポートする「アイサイト・ツーリングアシスト」がSUBARU車として初搭載されます。走行性能では電動パワーステアリングの改良や1.6Lエンジンの制御の最適化が行われました。
2018年4月
アイサイトのプリクラッシュブレーキ制御が改良されており、作動タイミングが早期化され、衝突回避の可能性を向上させています。また低速走行時に、前方に障害物がある場合にアクセルを踏み込んだときにプリクラッシュブレーキを作動させて衝突回避します。
2019年5月
ハイビームアシストが作動する車速を40㎞/hから30km/hに拡大されています。またグレードの構成の変更がされているのも特徴です。SUBARU60周年特別記念車の「1.6GT EyeSight Smart Edition」および「1.6GT EyeSight V-SPORT」がカタログモデルとなりました。
【2020年11月】2代目
新デザインコンセプトである「BOLDER」が初採用されて、立体的でワイドなデザインとなりました。新型モデルでは、エンジンは1.8L直噴ターボDITエンジンとなります。低回転から300N・mの高トルクを発生できるだけでなく、環境性能にも優れたエンジンです。
アイサイトが新世代型となり、ステレオカメラの広角化や前後の4つのレーダーによって、全方位センシングが可能となりました。
コネクテッドサービスの「SUBARU STARLINK」には、センターインフォーメーションディスプレイに重要な案内が表示されます。また登録すると利用できる「SUBARUつながる安心パッケージ」では、交通事故やトラブルが発生したときにサポートサービスが受けられます。
詳しくはこちらの記事を御覧ください。

レヴォーグの納期は?
2021年2月時点の情報では、新型レヴォーグの納期は4カ月ほどとなっています。
フルモデルチェンジされたばかりなので、納期が長めになっているのは仕方がないでしょう。
グレードによっても納期が異なりますので、最新情報を確認しておきましょう。
レヴォーグの燃費は?
新型レヴォーグにモデルチェンジされてから、新しいパワーユニットである「1.8L BOXER直噴ターボDIT」が搭載されています。新世代BOXERエンジンで、少ない燃料でも多くのエネルギーを生み出す、リーン燃焼技術などが採用されているのが特徴です。
BOXERエンジンが作り出す、振動が少なく滑らかなエンジンフィールにより、低重心な走りを楽しめます。環境性能も優れているのですが、しっかりとトルクを発生させるエンジンなので、気持ちよく走行できます。
エンジンは先代の2種類から1種類に変更されているのも変更点。また駆動方式もAWDのみの設定です。
グレード別のカタログ燃費(WLTCモード)は以下の通りです。
GT | 13.7km/L |
GT EX | 13.7km/L |
GT-H | 13.6km/L |
GT-H EX | 13.6km/L |
STI Sport | 13.6km/L |
STI Sport EX | 13.6km/L |
STI Sport R | 11.0km/L |
STI Sport R EX | 11.0km/L |
排気量とAWDを考えると平均的な燃費といえるでしょう。ターボエンジンとなっていて、力強く走れるので、環境性能と運動性能を両立させたパワーユニットです。
高速道路や郊外の走行なら、リーン燃焼技術が活かされて、クラス平均以上の低燃費を期待できます。
レヴォーグのグレード構成と価格帯
レヴォーグのグレード構成と価格は以下の通りです。
グレード別の代表的な装備もご紹介します。
GT

画像引用元:SUBARU
価格:3,102,000円
アイサイトが搭載されているスタンダードなモデルです。ブラック塗装と切削光輝の17インチアルミホイールが装備されますし、運転席は8ウェイパワーシート、運転席と助手席にシートヒーターが搭載されるなど、基本的な装備は充実しています。電動パーキングブレーキやオートビークルホールドも搭載されています。
GT EX

画像引用元:SUBARU
価格:3,487,000円
スタンダードなモデルに、アイサイトXという高度運転支援システム搭載されます。EXが付くグレードには、最新の運転支援システムであるアイサイトXが搭載されるので、GPSや準天頂衛星「みちびき」からの情報で自車位置を正確に把握します。
道路情報を認識するので、高度な運転支援を実現しているのが特徴。渋滞時ハンズオフアシストや渋滞時発進アシスト、さらにアクティブレーンチェンジアシストなど、高速道路での疲労を軽減するシステムが搭載されています。
GT-H

画像引用元:SUBARU
価格:3,322,000円
アイサイトを搭載しており、スポーティーさも兼ね備えているモデルです。18インチのアルミホイールになり、運転席は10ウェイ、助手席は8ウェイパワーシートが搭載。さらにアクセスキー対応運転席シートポジションメモリー機能があるので、ドライバーに合わせてシート調整できます。
後席の左右にもシートヒーターが装備されたり、ハンズフリーオープンパワーリアゲートも搭載されます。GT-Hからオプションで本革シートが選択できるのも特徴です。
GT-H EX

画像引用元:SUBARU
価格:3,707,000円
上質なグレードで、アイサイトXが搭載されています。GT-Hに準じていますが、アイサイトXが搭載されているので、より安全に運転できるでしょう。
STI Sport

画像引用元:SUBARU
価格:3,707,000円
アイサイトを搭載し、SUBARUの走りのよさとスポーティな内外装が魅力です。STI Sportのフロントグリルやフロントバンパー、さらに大型マフラーカッターなどでスポーティな装いになります。
またインテリアでは、本革巻ステアリングホイールやボルドー/ブラックの本革シートが装備されるので、上質感もあります。ドイツのダンパーメーカーのZF社の電子制御ダンパーが採用されています。路面に合わせて減衰力を自動で調整し、快適な乗り心地とハンドリングを両立させる装備です。
ドライブモードセレクトがあるので、コンフォート/ノーマル/スポーツ/スポーツプラス/インディビデュアルの5つのドライブモードから切り替えて、エンジン出力特性などを変化させられます。
エンジン自体は同じものが搭載されていますが、エンジン特性の変化や電子制御ダンパーで走りの楽しさを味わえます。
STI Sport EX

価格:4,092,000円
STI Sportに準じていますが、最先端のアイサイトXが搭載されているので、優れた運転支援システムによってドライバーをサポートしてくれます。
STI Sport R

画像引用元:SUBARU
価格:4,444,000円
2.4L直噴ターボエンジン搭載しており、力強い走りが期待できます。AWDシステムには、VTD-AWDという不等&可変トルク配分電子制御4WDが採用されています。
STI Sport R EX

画像引用元:SUBARU
価格:4,829,000円
2.4L直噴ターボエンジンとアイサイトXを搭載したグレード。STI Sport Rに高度運転支援システムのアイサイトXテクノロジーが搭載されています。
レヴォーグのおすすめグレードと選び方
レヴォーグのおすすめグレードは、走りを楽しめる「STI Sport」です。価格は高いのですが、フル装備ですし、スポーティな走りも実現できる装備が魅力です。
予算に余裕があるなら、最先端のアイサイトが搭載されている「STI Sport EX」は安全に優れたハンドリングを楽しめます。
EXグレードには、以下の装備が搭載されます。
- アイサイトX
- アイサイト視界拡張(デジタルマルチビューモニター、前側方警戒アシスト)
- 11.6インチの大型ディスプレイ
- 12.3インチのフル液晶メーター
- ドライバーモニタリングシステム
- コネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」
「SUBARU STARLINK」は5年間無料で、無料期間終了後は5,500円/年の利用料です。
予算が許すなら、先進の安全装備が搭載されているEXを選択すると、安心して運転できるでしょう。
レヴォーグのリセールバリューは?
レヴォーグはモデルチェンジしたばかりなので、リセールバリューのデータはありません。
先代モデルに関していうならば、SUV人気に押されているので、それほど高いリセール率ではありませんでした。
レヴォーグのおすすめオプション
レヴォーグのおすすめオプションをご紹介しましょう。
ドライバーモニタリングシステム
EXがついているグレードには標準装備されている、ドライバーモニタリングシステムは、ドライバーの顔を認識して安全運転を見守るものです。
ドライバーをインパネセンターバイザーに内蔵されたカメラで認識し、一定時間以上目を閉じたり、顔の向きを大きく外したりすると警報音や警告表示で注意を喚起します。
またドライバーが設定しておいたシートポジションやドアミラー角度を自動で再現してくれます。登録は最大5人まで行える装備です。
スマートリヤビューミラー
アイサイトセイフティプラスは、先進安全技術がパッケージ化されたオプションです。
スマートリアビューミラーは、リアゲートガラスに取り付けたカメラの映像をルームミラーに表示してくれます。
荷室に荷物を積載したり、後席に人が座っていて後方視界が妨げられたときにカメラのクリアな映像が映し出されます。

レヴォーグは中古車・新車どっちがいい?
新型レヴォーグは、モデルチェンジしたばかりということもあり、中古車の台数が少ないです。
先代モデルであれば豊富な選択肢から好みの1台を見つけることができますが、現行モデルは新車を購入するしかないでしょう。
また在庫があるグレードに限られますが、未使用車という選択肢もあります。納期も新車ほど待たなくてもよく、新車とほとんど変わらないコンディションの未使用車はおすすめです。
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レヴォーグの値引きはどこまでいける?
レヴォーグの値引き幅を見ていきましょう。
新型モデルになって、値引き額は少なくなっています。
新型モデルの値引き情報は以下の通りです。
車種 | 車両値引き | オプション値引き |
1.8 STI Sport EX | 10万円 | 10万円 |
1.8 STI Sport EX | 10万円 | 0円 |
1.8 STI Sport EX | 15万円 | 5万円 |
1.8 STI Sport EX | 10万円 | 5万円 |
参考:価格ドットコム
モデル末期のときと値引き額が大きく異なっています。決算期やセール時期の値引き額に期待しましょう。
レヴォーグの競合車種は?
競合車種との比較も見ていきましょう。
MAZDA6 ワゴン

画像引用元:マツダ
MAZDA6ワゴンは、レヴォーグよりも一回り大きいボディサイズです。荷室も大きくなっており、ステーションワゴンの利便性では、優れているといえるでしょう。
デザイン面では、マツダらしいフォルムで高級感もあるデザイン。内装の質感も高く、価格以上に高級感があるデザインになっているのが特徴です。
どちらもステーションワゴンなので広い荷室となっていますが、街中の取り回しではボディサイズがコンパクトなレヴォーグが勝ります。
トヨタ カローラツーリング

画像引用元:トヨタ
レヴォーグよりもコンパクトになるのがカローラツーリングです。ボディサイズもコンパクトになるので、荷室容量も小さめ。
カローラツーリングは荷室容量はVDA法で392Lの空間が広がります。一方でレヴォーグは、VDA法で561Lの大容量。荷室容量でレヴォーグが勝ります。
カローラツーリングはハイブリッドが選択できるのは魅力です。モーターによるアシストで低燃費走行を期待できます。
支払いを安く済ませるなら、どう考えるか?
レヴォーグを購入を検討しているなら、複数の支払い方法が検討できるでしょう。
主な支払い方法の特徴をご紹介します。
カーリース
カーリースは毎月の支払い額を抑えることができますが、カスタマイズや走行距離で制限があることがネックです。車の賃貸といえばイメージしやすいでしょう。
また最終的に返却することが前提になっているのも、新車購入などとは異なる点です。
3年などの短いスパンで乗り換えるのであれば、候補にできますが、長期間乗るのであればローンなどで購入する方がよいでしょう。
残価設定ローン
残価設定ローンは、数年後の買取金額を「残価」として」設定しておき、車両価格から残価を差し引いた金額をローンで返済します。
毎月の支払額が抑えられるので、お得に新車に乗れる方法です。しかし走行距離や車のコンディションを一定水準以上に保つ必要があるので、車の取り扱いに気を付ける必要があるでしょう。
現金一括キャッシュ払い
現金一括キャッシュ払いは、手数料などがありませんので、費用負担を抑えられます。その反面、手元の現金が少なくなるのはデメリットです。
貯蓄をしていたのであれば問題ありませんが、突発的な出費に備えて現金を残しておきたいのであれば、他の支払方法を選択する必要があります。
銀行ローン
銀行ローンは、リースや残価設定ローンよりも総支払額が抑えられる傾向にあります。比較的低金利になっているので、利息負担を抑えられるのが特徴です。
しかし審査が厳しいことや手続きに出向く必要があるなどの懸念点はあります。
その他
その他の支払方法は、販売店のローンがあります。独自の審査基準になっている場合がありますが、費用負担は多くなります。
レヴォーグを少しでも安く買うなら超低金利ローンがおすすめ
新型になってさらに魅力が高まっているレヴォーグを安く購入したいなら、超低金利ローンがおすすめです。
ローンは金利があるので、利息負担があります。数%の金利の違いでも、支払総額にするとかなりの差額が発生します。
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