ミニバンと軽自動車はどちらがおすすめ?メリット・デメリットや子育てに最適な車をご紹介

ミニバン 軽自動車 違い

子育てをしている家庭なら、ファミリーカーを考える人が多いです。ファミリーカーとして検討される車種にミニバンと軽自動車の2つがありますが、どちらを選べばいいか迷っている人も多いのではないでしょうか。

結論からすると、家族全員を乗せることを考えるならミニバンがおすすめです。しかし維持費を考慮するなら軽自動車という選択肢もあるでしょう。

この記事では、ミニバンと軽自動車の違いを説明しつつ、それぞれのメリットとデメリットや比較するときのポイントを紹介しています。

目次

ミニバンの特徴

セレナ ルキシオン

普通車のミニバンは、ほとんどのモデルで6人以上が乗れるように作られているので、家族全員で1台の車に乗れることが多いです。広い車内は、子供なら立って着替えができるほどのスペースがあり、使っていない3列目シートをたたむとたくさんの荷物も積み込めます。

大きなドアには電動スライドドアが付いているので、子供やお年寄りも楽に乗り降りができます。これにより、送迎やレジャーなど、いろいろな場面で1台の車で何でもこなせるのがミニバンの魅力です。

ファミリー向けには、トヨタのノア/ヴォクシーや日産のセレナなどのMクラスのミニバンが最適です。トヨタのシエンタやホンダのフリードなどのコンパクトミニバンもありますが、3列目シートは少し狭いものの、子育てには十分対応できます。

車内の広さを重視するなら、トヨタ アルファード・ヴェルファイアのような大型ミニバンがベストです。ただし、車両価格や維持費はそれなりに高くなります。ミニバンといっても、大きさや車両価格も複数あります。

軽自動車の特徴

スペーシア HYBRID X

軽自動車の特徴は、コンパクトな車体で扱いやすく経済的という点です。ただし、車内が狭くなるのは避けられません。天井が高い軽ワゴンや軽スーパーハイトワゴンを選ぶとよいでしょう。

ファミリー向けの軽自動車には、狭いながらも便利な収納ポケットがあったり、ベビーカーを折りたたまずに積める車もあります。特に、狭い場所でもスムーズに乗り降りできる電動スライドドアは、育児中や子供の乗り降りにとても便利です。

軽自動車は基本的に4人乗りですが、12歳未満の子供は3人で大人2人分とみなされるので、大人2人+子供3人や、大人1人+子供4人なら乗れます。

それでも普通車のミニバンと比較すると、乗車人数に大きな違いがあるので軽自動車がよいのか検討するポイントとなるでしょう。

ミニバンと軽自動車の違い

維持費の比較

項目ミニバン(2000ccの場合)軽自動車
自動車税39,500円10,800円
車検費用(2年に1回)35,000円18,000円
ガソリン代(年間10,000kmを想定)133,000円114,000円
任意保険約30,000円約30,000円
約237,500円約172,800円

※ガソリン代は160円、年間走行距離は1万km。燃費はミニバン12km/L、軽自動車は14km/Lで計算

年間で約64,000円の維持費の違いがあります。乗車人数の違いや荷物や人の積載量の違いなど、費用だけで比較が難しい部分もあります。

何を重視するかで、維持費の違いや実用性のポイントを決めることでしょう。これらのポイントを参考にして、比較してみることをおすすめします。

運転のしやすさの比較

ミニバンは大きいから運転しにくいというイメージがあるかもしれませんが、運転しやすい車種もあります。車高が高いミニバンは乗りにくいと思う人もいますが、実は逆に運転しやすい場合があります。

運転席が高いから視界が広くて運転しやすいと感じる方も多いです。軽自動車でもミニバンでも、傷つけてしまうことはあるでしょう。

結局のところ、慣れの問題です。軽自動車だから運転しやすい、ミニバンだから運転しにくいということはありません。心配であれば、カメラで周囲を撮影してスクリーンに表示してくれるアラウンドビューモニター(メーカーによって呼び方が異なります)が装備されている車がよいでしょう。

また普段走行する道路によっては、車幅の違いは気になるかもしれません。

安全性能の比較

ミニバンやSUV、ステーションワゴンなどの大きくて重い車は、他の車と衝突しても大破することは少ないといえます。頑丈なボディが衝撃を吸収して、内部に伝わる衝撃を小さく抑えるからです。大きい車や重い車に乗っていると、激しい衝突でも大事に至らないケースがあります。

ミニバンは大きさの割には衝撃に弱いことがあります。後方のシートに座っていると、後部からの衝撃を吸収するスペースがないからです。3列目シートを空けているなら、万が一追突されたときでもスペースがあるでしょう。

一方、軽自動車やコンパクトカーなどの小さな車は、衝撃に弱いというイメージがあります。大きな車と衝突すると大破してしまう可能性があります。特に軽自動車の後部座席は危険性が高く、後部座席のすぐ後ろにリアガラスがあるため、後ろから追突されると強い衝撃が伝わりやすいです。

車のサイズやタイプによって衝撃の受けやすさや安全性が変わってくるので、自分に合った車選びが大切です。

走行性能の比較

走行性能で比較するなら、ミニバンと軽自動車はよい勝負をしているといえるでしょう。軽自動車は走行性能に劣ると思われますが、ターボ搭載車であれば4人乗車していてもしっかり力強く加速してくれます

また、NAモデルでも幹線道路程度であれば、十分な性能があるので力不足を感じることも少ないでしょう。一方、峠道を走行するときにNAモデルの軽自動車ではもう少しパワーが欲しいと思うかもしれません。

これはミニバンでも同じで、排気量が大きくても車重が重いミニバンならパワー不足を感じることもあるでしょう。

しかし排気量が大きなモデルを選択したり、ハイブリッドモデルなら加速時のパワー不足も感じにくくなります。長距離運転になると、車体やエンジンが大きなミニバンが有利です。

子育てには軽自動車とミニバンどちらがおすすめ?

子ども 車

ミニバンなら室内の広さに困ることはほとんどありません。しかし、ミニバンはエンジンが大きいので、維持費が高くなりますし、大きな車体のせいで狭い通学路などでは運転が難しく感じることもあります。

便利さを重視するなら、多少高くてもミニバンを選びたいところですが、普段の使い勝手や経済性を考えると軽自動車も魅力的です。この選択をする際の大きなポイントになるのが、2人目の子供がいるかどうかです。

1人目の子供なら軽自動車でも十分に育児ができますが、2人目が生まれると軽自動車ではどうしても手狭に感じることが増えます。

もし子どもの世話に手がかからなくなると、軽自動車でも十分ですが、広い車だと育児の負担が軽くなるというメリットもあります。ただし、広いスペースが必要なのは、赤ちゃんや幼児期の頃がほとんどです。

車を維持する環境によっては、軽自動車の方が便利に使えるということもあります。軽自動車のメリットとミニバンのメリットを比較してみて、どちらがより重要かを検討しておきましょう。

ミニバンを選ぶメリット・デメリット

メリット

ミニバンを選ぶメリット

室内が広々としている

ミニバンは、なんといっても室内の広さが魅力です。車内が広いため、乗っていても窮屈さを感じることはほとんどありません。広いスペースがあれば、家族みんながゆったりと座れますし、荷物もたっぷり積むことができます。

長時間のドライブでも、仮眠が取れるので、子供を連れての長距離移動にも最適です。

乗れる人数が多い

ミニバンのもう一つの大きな特徴は、定員の多さです。軽自動車が4人乗りに対して、ミニバンは7人から8人乗れます。家族だけでなく、友達やおじいちゃんおばあちゃんも一緒にお出かけできます。

レジャーや旅行の際に、車を何台も出す必要がないのは、ミニバンの大きなメリットです。

シートアレンジが豊富

ミニバンは、シートのアレンジがいろいろできるのが魅力です。使う目的やシーンに合わせて、座席を自由に変えられます。

代表的なシートアレンジは以下の通りです。

  • ラゲージモード:荷室を広く確保するモード
  • フルフラットモード:2列目と3列目を倒して、寝転がれるスペースを作るモード
  • リラックスモード:1列目と2列目の間にゆったりとした空間を作るモード

7人乗りと8人乗りでアレンジできるシートのパターンは異なることが多いです。また、車種によって対応できるアレンジが違うため、購入前にしっかりと確認することが大切です。

ミニバンは、その広さと柔軟なシートアレンジで、どんなシーンでも使いやすい車です。

ミニバンを選ぶデメリット

取り回しがしにくい場所もある

ミニバンは大きな車体が特徴です。室内の広さが魅力ですが、その分取り回しも難しくなってしまいます。

特に国産車でも3ナンバーの車が増えてきており、ミニバンも3ナンバーのモデルが増えています。大きな道路では問題がなかったとしても、街中の狭い道を走行するシーンで、どうしても取り回しが難しいと感じることもあるでしょう。

広い視界を確保されていて、運転席から見やすかったとしても車体の大きさや最小回転半径は変わりません。その点、5ナンバーサイズのミニバンであれば、狭い道でも走行しやすいでしょう。

普段走行する道路に合わせて、どのような車が適しているのか選択するとよいでしょう・

維持費が高くなる

ミニバンの維持費は、軽自動車やコンパクトカーと比べるとどうしても高くなってしまいます。

たとえば、自動車税や重量税、ガソリン代などが高くなるため、年間で見たときに数万円くらい余分にかかることがあります。消耗品の費用もそれなりにかかります。

また、車検のときも金額が結構高くなってしまうため、ミニバンを維持するにはある程度の予算が必要です。

ですので、もし車の維持費をあまりかけたくないとか、予算が限られているのであれば、ミニバンは避けたほうがいいかもしれません。軽自動車やコンパクトカーのほうがコスパが良いです。

軽自動車を選ぶメリット・デメリット

メリット デメリット

軽自動車を選ぶメリット

駐車がしやすい

ミニバンと比べると、軽自動車は駐車がとても楽です。車体が小さいので、運転感覚を掴みやすく、車両横や後方の確認もしやすいです。

最近はアシスト機能やモニターがあるため駐車が楽になっていますが、それでも駐車に苦手意識を持っている方は多いです。駐車がしやすい車を選びたいなら、軽自動車がおすすめです

維持費が安い

軽自動車は、ミニバンと比べると維持費が圧倒的に安いです。普通自動車と比べると年間で数万円も節約できることが多いので、経済的なメリットが大きいです。

車にかかる費用をなるべく抑えたい、特に維持費を節約したいという方には、軽自動車がぴったりです。

軽自動車を選ぶデメリット

室内が狭い

軽自動車は、どうしても室内が狭くなってしまいます。荷物をたくさん積んだり、広いスペースを確保するのが難しいため、少し不便に感じることもあります。

さらに、軽自動車のサイズは全長3.4m以下、全幅1.48m以下、全高2.0m以下と決められているので、どのモデルを選んでも広さに大きな差はありません。

もし快適なドライブやレジャーを楽しみたいのであれば、軽自動車よりもミニバンを選ぶ方がよいでしょう。

大人数では乗れない

軽自動車は、最大で4人までしか乗れません。子供が乗る場合は多少の例外もありますが、大人4人が限界です。友達や家族全員を一緒に乗せるには不向きです。

さらに、大人数での遠出やレジャーを楽しむ場合、軽自動車1台では足りず、複数台必要になることがあります。乗員が増えると車のパワーが落ちて燃費も悪くなってしまうので、その点も注意が必要です。

子育てに最適な車

ホンダ「N-BOX」

N-BOX 白

N-BOXの車両価格は、上位モデルなら200万円を超えるので決して安くないですが、その無駄のないシンプルなデザインと広々とした室内が魅力で、年齢を問わず幅広い層に人気があります。

N-BOXの大きなポイントの一つは、視点が高くて運転しやすいことです。運転席の高さはミニバン並みで、大きな車が前にいても視界が良好です。広い視界を確保できるのが特徴ですね。後部座席はほぼフラットに収納できて、全部収納すると27インチの自転車も楽に積める大きな空間が生まれます。

子供が寝転がっても十分なスペースが確保できます。さらに、N-BOXは室内の高さは140cmもあるので、小さな子供なら立って移動することもできます。ファミリーカーとして選択しても不満がない充実した装備のモデルです。

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三菱「デリカミニ」

デリカミニ T Premium

子育てに使う車として、使い勝手がよいかどうかは気になるポイントです。デリカミニは広々とした室内空間に加えて、座り心地がよいシートを採用しています。

特に4WDモデルでは、太いタイヤと、それに合わせて三菱の開発チームが何度も調整を重ねた専用ショックアブソーバーが搭載されています。このおかげで、4人で長距離の旅行をしても問題なく快適に過ごせるでしょう。

デリカミニのオプションパーツも豊富で、軽自動車の中でもトップクラスです。特にアウトドアに特化したパーツが多く揃っています。たとえば、車中泊ができるベッドキットや、キャンプや引っ越しの時に便利な荷物用のアクセサリーなどがあります。

キャンプやアウトドアが好きな人にとって、デリカミニはとても使い勝手の良い車です。子育てのさまざまなシーンで活躍するモデルです。

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トヨタ「シエンタ」

シエンタ

トヨタ シエンタは、2003年にデビューした3列シートのコンパクトミニバンです。このミニバンは全長が4.5m未満、全幅が1.7m未満と、5ナンバーサイズで取り扱いやすく、運転がしやすいのが特徴です。

2015年には2代目が登場し、ガソリン車とハイブリッド車の両方がラインナップされました。3代目では、カジュアルなデザインにアウトドア要素が加わり、さらに魅力的になりました。

新しいプラットフォームや充実した安全装備により、性能面でも安心して使えます。さらに、左右にスライドドアがあるので、狭い場所での乗り降りも簡単です。室内のシートアレンジも柔軟で、荷物の大きさや乗車人数に応じて簡単に変更できます。

シエンタは、運転のしやすさや使い勝手の良さ、そして優れた燃費性能を兼ね備えたコンパクトミニバンです。燃費がよいコンパクトミニバンを考えているならおすすめの1台です。

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ホンダ「フリード」

フリード eHEV AIR EX

フリードには「AIR」とSUVのような「CROSSTAR」があります。AIRは3列シート(6人か7人乗り)しかありませんが、CROSSTARは3列6人乗りに加えて2列シート5人乗りも選べます。

もしキャンプとかアウトドアを楽しみたいなら、CROSSTARの2列シート5人乗りがぴったりです。日本の道路にちょうどいいサイズ感が魅力です。

AIRの全幅は1695mmで5ナンバーサイズです。CROSSTARはホイールアーチにプロテクターが付いていて1720mmですが、5ナンバーサイズからわずかに20mmはみ出ているだけなので、運転が苦手な人でも安心です。特に全幅が1800mmを超えるライバル車と比べると、その差は大きいです。

メーター部分は液晶パネルで、助手席の前にはティッシュボックスが収まる大容量ボックスがあります。また、ラゲッジスペースは広くて使いやすく、市販の収納グッズを取り付けられるユーティリティサイドパネルやユーティリティナットも備わっていて、自分好みにアレンジできます。シートのメイン部分のファブリックには撥水性があるので、汚れても簡単に拭き取れます。

フリードは、運転しやすくて使い勝手も良く、アウトドアに適した機能がある車です。街乗りからアウトドアまで活躍するミニバンです。

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ルノー「カングー」

カングー

画像引用元:Renault Japon | ルノー カングー

カングーは、フランスのルノーが1997年から販売しているマルチパーパスカーです。広い室内と使いやすさ、生活感の少ないデザイン、ちょうどいいこだわり感とリラックスした雰囲気、そして快適な乗り心地と優れたハンドリング、おしゃれなデザインなど、多くの魅力があって人気を集めています。

カングーが便利なのは、この車がもともと貨物と人を運べる「貨客車」として作られたからです。初代カングーはバンをベースにしながらも、ヨーロッパ車らしいしっかりとした走行性能を持っていて、熱心なファンからもその走りが評価されています。

さらに、両側のリアスライドドアや観音開きのバックドア(途中から採用)、折りたためる3座独立式のリアシートなど、便利な機能がたくさんあります。

限定モデルや限定色もたくさん出たので、おしゃれな内外装とキャラクターが受け入れられて、日本でも注目を集めるようになりました。家族が増える新生活や、子供が大きくなってからのキャンプやアクティビティなど、カングーを活用して楽しめます。

カングーが好きな方も多く、こだわりのミニバンを探しているならおすすめです。

ホンダ「ヴェゼル」

ヴェゼル

ヴェゼルは、フィットと同じセンタータンクレイアウトを採用しているので、広々とした室内空間を持っています。

後部座席もゆったりしているので、チャイルドシートの設置も楽々です。家族で長距離ドライブしても、ゆったり座れて疲れにくく、快適に過ごせます。新型ヴェゼルの荷室は奥行きが760mmで、後部座席を倒してフラットにすると最大奥行きが1740mmになります。

家族でレジャーや買い物に出かけたときには、たくさんの荷物を積むことができます。ヴェゼルの荷室は広いだけでなく、乗車人数や積みたい荷物の大きさに合わせて自由にシートをアレンジできます。

後部座席の倒し方によって、幅広いシーンで活用できます。後部座席を両方倒すユーティリティ・モードでは、マウンテンバイクを2台載せることができますし、後部座席を跳ね上げるトール・モードでは、観葉植物のような背の高い荷物も載せられます。

ヴェゼルは、家族でのドライブやアウトドア活動にぴったりの、使い勝手の良いSUVです。

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マツダ「CX-30」

CX-30

マツダのスタイリッシュな車に乗りたくても、ファミリーカーとして見たときに少し低い車高が気になる方もおられます。そのような方におすすめなのがCX-30です。

床に対する着座位置(基準値)はマツダ3に比べて45㎜高く設定されています。シートの調整幅が広いので、シートを下げるとスポーティで包まれるような感覚になり、一方でシートを高くするとSUVらしい見晴らしの良さを楽しめます。シートは骨盤をしっかり支え、背骨の自然なS字カーブを保つように設計されていて、見た目以上に身体にフィットして包み込む感じが強いです。

クーペスタイルの競合車とは違い、CX-30は天井の傾斜が少なく、乗り降りの際にも頭が天井に当たりにくいというメリットがあります。ただし、ドア開口部の幅はそれほど広くありません。家族全員で出かけたり、荷物をたくさん積んでもパワフルで燃費も良いディーゼルエンジンの方が、ファミリーにとってはメリットが多いです。

グレードによってスーパーUVカットガラス、リバース連動ドアミラー機能、ステアリングヒーター、運転席10wayパワーシート、運転席&助手席シートヒーター、そしてクルージング&トラフィック・サポート(CTS)などの安全装備が含まれています。

ドライブに便利な装備が豊富なグレードも選択できるため、家族でのドライブや日常の使い勝手に優れたモデルといえるでしょう。

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よくある質問

ミニバンと軽自動車を比較したポイントは?

ミニバンは広い車内が魅力的ですが、軽自動車はコンパクトなボディが特徴です。どちらもファミリーカーに適しています。使い方によって広さのミニバンかコンパクトなボディの軽自動車かを選択するとよいでしょう。

ミニバンを選ぶメリットは?

ミニバンは基本的に乗車人数が多い車種が一般的なので、大人数の乗車に適しています。またシートアレンジが豊富なので、用途に合わせてシート調整しやすいのもメリットです。取り回しが気になる方もおられますが、5ナンバーサイズのコンパクトミニバンを選択すればメリットを活かして活用できるでしょう。

軽自動車を選ぶメリットは?

軽自動車はコンパクトなので、狭い道や駐車場でも運転しやすいです。ボディサイズは限られていますが、それでもスーパーハイトワゴンのように背丈が高いモデルなら、広々としているので窮屈さを感じないでしょう。

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