ダイハツの人気車種であるムーヴキャンバスが、2022年7月5日にフルモデルチェンジして発売されました。
クラシカルな雰囲気が人気のモデルでしたが、2016年の登場から初めてのモデルチェンジです。この記事では、ムーヴキャンバスがどのような変化を遂げたのか詳しくご紹介しています。
ムーヴキャンバスがフルモデルチェンジ!

ムーヴキャンバスは2016年9月に販売がスタートしたモデルで、「新感覚のスタイルワゴン」として登場しました。
旧型モデルは、女性向けの可愛いデザインやカラーだけでなく、スライドドア搭載という実用性でも人気を集めました。
新型ムーヴキャンバスは、コンセプトが異なる「セオリー」と「ストライプス」という2つのシリーズが発売されています。
基本的にキープコンセプトとなっており、見た目の違いは大きくありません。「継承と進化」という開発の狙い通りに受け継いだ部分もありながら、ターボエンジンで走りの強化など、旧モデルから進化している部分もあります。
正常進化した人気モデルをさらに徹底解剖していきましょう。
新型ムーヴキャンバスの外装
ムーヴキャンバスはフルモデルチェンジしても、デザインの大きな変更はなくキープコンセプトされています。それだけでなく、随所がブラッシュアップされており、正常進化したデザインともいえます。
基本的にキープコンセプト

軽トールワゴンは、軽自動車市場の中でも主力ジャンルとなっており、販売台数を伸ばしています。ムーヴキャンバスはスーパーハイトワゴンほどの全高はないものの、スライドドアを搭載して使いやすい高さのモデルです。
フルモデルチェンジしたムーヴキャンバスは、大きさはほとんど変わっていません。また、見た目もミニバスのようなデザインは変化していません。

車名の「CANBUS」というスペルからも分かる通り、ミニバスのようなデザインは不変なのです。細かな部分を見ていくと、デザインの変化が見てとれますが、ぱっと見たときの印象はほとんど変わらないのが特徴。
モデルチェンジしてもコンセプトが変わらない車種もありますが、まさにムーヴキャンバスはそのスタイルを貫いたモデルなのです。
2つのスタイルがある
フルモデルチェンジしたムーヴキャンバスには、セオリーとストライプスがあります。それぞれの外装の特徴をご紹介しましょう。
「セオリー」

画像引用元:ダイハツ
モデルチェンジして新しい雰囲気のデザインになったセオリーは、上質さや落ち着きを感じさせるモデルです。ボディーカラーはシックな配色になっていますし、さりげない加飾が大人な雰囲気を感じさせます。
ボディーカラーはモノトーンになっており、シックな7色から選択できます。旧モデルでは男性が乗るのは「ちょっと恥ずかしい」と感じることもありましたが、このセオリーなら男性でも乗りやすいデザインです。
「ストライプス」

画像引用元:ダイハツ
可愛らしさを印象付けるデザインになっているのがストライプスです。今回のフルモデルチェンジで2つのタイプに分けられましたが、これまでのユーザーにマッチしたデザインです。
2トーンのボディーカラーは、選択できる8色ともパステル調です。女性向けのデザインになっているので、可愛い車が欲しい方にマッチしているといえるでしょう。
グレード別の外装
「X」

画像引用元:ムーヴ キャンバス|ダイハツ
エントリーグレードのXには、LEDヘッドランプではなくハロゲンヘッドランプになります。UVカットガラスは搭載されていますが、IRカット機能がありません。
しかしスモークドアガラスが装備されているなど、日常使いに嬉しい装備があります。
「G」

画像引用元:ムーヴ キャンバス|ダイハツ
ヘッドランプがLEDになり、フォグランプも装備されているので、見た目も異なります。ストライプはシルバー×パールホワイトのホイールキャップも装備されています。セオリーはシルバー×グレーです。
「Gターボ」

画像引用元:ムーヴ キャンバス|ダイハツ
エクステリアはGに準じていますが、ターボエンジンが搭載されています。
新型ムーヴキャンバスと旧ムーヴキャンバスの外装を比較

旧型ムーヴキャンバスは、外装としてフロントグリルの形状が異なっています。現行の方がシンプルなグリル周りのデザインですし、フォグランプの形状も異なっているのが違いです。
キープコンセプトですが、現行の方がすっきりとした印象があります。
ムーヴキャンバスの内装

インパネには、9インチディスプレイが設置されており、運転席からも視認性も操作性もよいものが採用されています。
「セオリー」

画像引用元:ダイハツ
インパネはブラウンで、シートはネイビーの配色です。シートにはパイピングも施されているので、カジュアルな雰囲気ながらもラウンジのような落ち着きが感じられます。

画像引用元:ダイハツ
「G」と「Gターボ」ならステアリングホイールやシフトノブは本革巻き、各部にメッキ加飾があるなど、質感も向上しています。
「ストライプス」

画像引用元:ダイハツ
インパネ部分はホワイトで、シートはライトグレーのファブリックです。全体の印象として明るい雰囲気があります。

画像引用元:ダイハツ
セオリーとは異なり、本革巻きのステアリングホイールやシフトノブは設定されていません。「G」と「Gターボ」のステアリングホイールはウレタンでメッキオーナメント、シルバー加飾のみです。またシフトノブにはメッキボタンがあります。
グレード別の内装
「X」

画像引用元:ムーヴ キャンバス|ダイハツ
ムーヴキャンバスのXグレードは、エントリーモデルながらも充実した装備が特徴です。キーフリーシステムが装備されているので、普段の使い勝手を向上させています。
快適な車内環境を保つためのオートエアコンも標準装備ですし、両側にパワースライドドアが装備されており、乗り降りが容易です。ただし、シートヒーターやホッとカップホルダー、電動パーキングブレーキなどはXグレードには装備されていません
「G」

画像引用元:ムーヴ キャンバス|ダイハツ
ステアリングホイールとシフトノブは本革巻きで、高級感があります。TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイとタコメーターも装備されています。
電子パーキングブレーキとオートブレーキホールドが搭載されていたり、運転席と助手席にはシートヒーターが装備されているのも特徴です。置きラクボックスがあるので、買い物の際も便利です。
「Gターボ」

画像引用元:ムーヴ キャンバス|ダイハツ
インテリアもGに準じていますが、安全装備で全車速追従機能付ACCやLKCが搭載されています。
新型ムーヴキャンバスと旧ムーヴキャンバスの内装を比較

画像引用元:ダイハツ
先代と現行モデルは、インテリアの質感の面で違いがあります。初代キャンバスはセンターメーターですが、現行モデルは運転席の前にあるメーターになり、水平基調が強調されています。
シンプルなデザインで運転席からの視界も良好です。
ムーヴキャンバスのおすすめグレードとは?
ムーヴキャンバスでおすすめのグレードは、中間グレードのGといえるでしょう。質感も向上しているグレードなので、乗車するときに満足できます。
長距離運転だったり、幹線道路での移動が多いならパワーの面で有利なターボエンジン搭載グレードを選択するのもよいでしょう。
ムーヴキャンバスの収納
ワイヤレス充電機能Qi/インパネセンタートレイ

スマートフォンを置くのに便利なインパネセンタートレイには、簡単に充電できるワイヤレス機能が搭載されています。メーカーオプションになっていますが、対応スマートフォンを置くだけで充電できるので便利です。
HDMIソケット/USBソケット

9インチスマホ連携ディスプレイオーディオとセットでメーカーオプションのHDMIソケットと、USBソケットがあるのでスマホを充電したりできます。HDMIソケットは、必要に応じてディスプレイオーディオと接続して使用可能です。
グローブボックス

画像引用元:ダイハツ
車検証などを入れておけるグローブボックスには、小物を収納しておけるだけのスペースがあります。
インパネロアポケット

画像引用元:ダイハツ
運転席の下にあるインパネロアポケットは、外から見えない小物を収納しておくのに便利です。手帳や小物を入れておけるスペースです。
フロントセンターアームレスト

運転席と助手席の間のフロントセンターアームレストには、小物を入れておけるボックスがあります。運転中にすぐに取り出したい小物を入れておけます。
シートバックポケット

「G」と「Gターボ」にはシートバックポケットが助手席側に装備されています。地図や雑誌などを入れておけるスペースです。
ドアポケット&ボトルホルダー

フロントドアにあるポケットとボトルホルダーです。ペットボトルと地図などを入れておける収納です。
後席クォーターポケット&ボトルホルダー

後席のボトルホルダーにはペットボトルを置いておけます。また小物を収納するポケットも装備されています。
ショッピングフック

画像引用元:ダイハツ
ショッピングフックはインパネの助手席側に装備されており、買い物袋を吊しておけます。使用しないときは回転させて収納できるデザインです。
フロントパーソナルランプ/センタールームランプ

画像引用元:ダイハツ
車内で作業するときに便利なランプがあります。フロントと車内の中央にも設置されています。
カミタケチャンネルにてムーヴキャンバスの内外装をご紹介!
ムーヴキャンバスのシートアレンジ

ムーヴキャンバスのシートアレンジを見ていきましょう。
リアシートは分割してスライドさせることができるので、便利に利用できます。リアシートは分割ロングスライドとなっており、最大240mmで調整できます。

また、リアシートもリクライニングできるため、後席に座る方もリラックスして座れるでしょう。
リアシートは肩口にあるレバーで倒すことができるので大きな荷物も積載しやすいです。フルラゲージモードでも段差が少なく荷室を作りだせることは可能です。

しかし完全なフラットな状態ではなく、傾斜が少しある点は注意が必要でしょう。長尺物を積載したいときには、片側のみ倒すことができるのはメリットですね。
街乗りでは十分使いやすいシートアレンジといえるでしょう。
ムーヴキャンバスの走行性能

ムーヴキャンバスは、2つのパワーユニットから選択できます。NAエンジンはKF型のエンジンが搭載されているので、低速トルクがあるタイプです。
街中での発進時から力強さを感じられるので、ストップアンドゴーが多い街乗りでも力不足は感じにくいでしょう。軽自動車のNAエンジンは、力不足でうなり続けるというイメージを覆してくれるエンジンが搭載されています。
今回のフルモデルチェンジでようやく搭載されたターボエンジンは、幹線道路で力強く走行したい方におすすめです。ターボエンジンにはD-CVTがトランスミッションとして組み合わされており、レスポンスに優れたエンジンとの相性がよいため、加速にも余裕があります。
新型ムーヴキャンバスには、DNGAによるプラットフォームが採用されているのも特徴です。従来モデルよりも約50kg軽量化されているので、走りの性能も向上しています。
それでいて安全装備が充実していたり、路面から突き上げがあるときでも、しなやかにいなしてくれるので安定して走行できるでしょう。
ムーヴキャンバスの安全性能
ムーヴキャンバスの安全性能を見ていきましょう。搭載されている予防安全機能は以下の通りです。
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者[昼夜])
- 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者[昼夜])
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前後)
- 車線逸脱警報機能
- 車線逸脱抑制制御機能
- 路側逸脱警報機能
- ふらつき警報
- 先行車発進お知らせ機能
- 標識認識機能
- AHB(オートハイビーム)、ADB(アダプティブドライビングビーム)
- サイドビューランプ
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)
- LKC(レーンキープコントロール)
- スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
- パノラマモニター
- コーナーセンサー(フロント2個/リヤ4個)
※一部メーカーオプション
衝突回避支援ブレーキ機能は、 夜間の歩行者にも対応しているので、見えにくい夜間でもブレーキをサポートしてくれます。またサイドビューランプは、暗い交差点でも歩行者を見やすくする機能です。
カミタケモーターススタッフが試乗してみました!
ムーヴキャンバスのレビュー
・特に女子から注目だったのは、保温機能付きのカップホルダー。コーヒーなど冬場飲むときに、温かく保ってくれるのは嬉しい。さらに助手席にもついているのも◯
・暗めの2トーン設定がなくなったのが、少し残念ポイント。
・エンジンはターボ付きを選択すれば、加速時に力強い。幹線道路でも不安なく加速できるので、長距離運転が多いならおすすめ。
・身長173cmの男性が乗車すると、フロントウィンドウの低さから信号待ちでの信号が見えにくかった
全体的に、先代モデルから質感が高くなっているのが好印象でした。9インチディスプレイオーディオも、運転席からの視認性もよく、必要な情報を確認しやすかったです。
幹線道路を走る機会が多いなら、やはり今回追加されたターボモデルがおすすめ。男性でも満足できるほどの加速を見せてくれます。ちょっと気になったのがフロントウィンドウの視界の狭さです。男性であれば、信号待ちや上部の標識などが見にくいと感じるケースもありそうです。
ぜひ実際に試乗して、乗り味をチェックしてみてください。
ムーヴキャンバスの価格
ムーヴキャンパスの車両価格は以下のようになっています。 セオリーとストライプスはどちらも同価格です。
X
・2WD 1,496,000円
・4WD 1,622,500円
G
・2WD 1,672,000円
・4WD 1,798,500円
Gターボ
・2WD 1,793,000円
・4WD 1,919,500円
旧モデルよりも車両価格が高くなっていますが、安全性能なども充実しているので妥当ともいえます。また旧モデルにはなかったターボグレードの価格の違いも考慮する必要があるでしょう。
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ムーヴキャンバス
セオリーG

画像引用元:ダイハツ
ストライプスG

画像引用元:ダイハツ
毎月19,500円(税込)✕120回
【初回のみ】25,952円(税込)
【車両本体価格】1,672,000円(税込)
【OPプレミアムプラン総額】2,126,180円(税込)
【手数料込総額】2,346,452円(税込)
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