N-ONEはプレミアムな軽をキャッチフレーズとした、個性的なデザインのモデル。クラストップレベルの走行性能が魅力となって、根強い支持を集めていた車でした。
そのN-ONEが2020年11月にフルモデルチェンジしました。新型N-ONEは、まさかの先代と区別がつきにくいほど同じデザインになっています。
ホンダのNシリーズは、N-BOXやN-WGNなどトレンドのボディ形状が多いですが、新型N-ONEはどのような魅力があるモデルでしょうか?
変わっていないようで変化した、新型N-ONEの特徴やポイントをご紹介します。
【2020年11月】2代目にフルモデルチェンジ

2020年11月にモデルチェンチェンジしたN-ONEは、2012年に初代モデルがデビューしました。デザインのコンセプトは、ホンダの乗用車の「N360」のもの。
時代を超えたタイムレスデザインとも呼ばれており、角を丸くしたシルエットは、古さを感じさせないデザインです。
2代目になっても、外板パネルは同じものを使用しているなど、初代のデザインを継承してます。時代が変化しても、本質的な価値を表現した形となっています。
低重心でワイドさを感じさせながらも、シンプルでモダンなデザインを採用して、永く愛されるデザインを目指しているのが特徴です。
プラットフォームは刷新されていますが、外装のデザインはほとんど変更されていません。
通常のフルモデルチェンジは、デザインを大きく変更させて変化をアピールしますが、ユニークともいえるデザインを変更しない新しいフルモデルチェンジです。
モデルチェンジ後の変更点

フルモデルチェンジ後も、外装のデザインはほとんど変わりません。ボディサイズが少し変更されているのはポイントとなるでしょう。
初代モデルは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,610mm、ホイールベースが2,520mmでした。
しかし2代目モデルは、全長3,395mm×全幅1,475mm×全高1,545mmと変化しています。全高が65mmも低くなっているので、都心部の立体駐車場に入る全高1,550mm以下という制限に収まっています。
初代モデルでは、立体駐車場に入るためのローダウンモデルがありました。しかし2代目はFFモデルは立体駐車場に入る全高が1,545mmとなりました。4WDモデルは1,570mmなので注意が必要です。
細部の変更点

フロントバンパーの下部の造形の変更さや、バンパーやグリルが垂直になったことが変更点です。
初代は可愛らしさを感じるデザインですが、2代目のバンパーは力強さが感じられます。

新しいN-ONEのヘッドライトには、デイタイムランニングランプが採用されました。ポジションランプやターンランプ、ハザードランプはマルチファンクション発光リングが採用されています。
プラットフォームの刷新
見た目は変わらないのですが、プラットフォームが刷新されているのも特徴です。高粘着度接着剤でボディ接合をしている部分が拡大し、ハイテン材が随所に使用して高剛性化と軽量化が行われています。
防音材も配置されており、車内の静粛性が向上しています。エンジンやタイヤからの振動も低減されているのも特徴です。乗り心地が向上しているだけでなく、ハンドリングも向上しているので軽快に走行できるでしょう。
パワートレインの変更
エンジンスペックに大きな変更はないので、加速なども変わりません。しかしCVTの制御が変更されているので、軽快な走行が可能となりました。
最大出力43kW[58PS]/7,300rpmのNAエンジンと、最高出力47kW[64PS]/6,000rpm、104N・m[10.6kgf・m]/2,600rpmのターボエンジンが選択できます。ターボエンジンには、電動ウェイストゲートバルブを採用して、レスポンスと燃費性能も向上させています。
CVTはSレンジに専用セッティングが施されており、レスポンス向上するだけでなく、再加速時に念頭を置いたセッティングが行われているのが特徴です。
6速MTには、S660と同様に1速から5速がクロスレシオ化されて、最適な回転数を維持しやすくなっています。
N-ONEの価格
新型N-ONEの価格は以下の通りです。
Original | 2WD | 1,599,400円 |
4WD | 1,732,500円 | |
Premium | 2WD | 1,779,800円 |
4WD | 1,912,900円 | |
Premium Tourer | 2WD | 1,889,800円 |
4WD | 2,022,900円 | |
RS | CVT | 1,999,800円 |
6MT | 1,999,800円 |
プレミアムな軽自動車として、少し高めの価格設定になっていますが、Honda SENSINGが標準装備されるなど、安全面も安心できる車です。
N-ONEとよく比較されるキャストについての記事はこちら
https://www.kamitake.net/blog/cast/interior/
N-ONEの内装

インテリアは飽きの来ないデザインが採用されており、シンプルながらも上質感があるものとなっています。
初代モデルは、重厚な高級感のあるデザインが採用されていましたが、2代目はカジュアルなデザイン。すっきりとしたスタイルになっています。
メーターは中央に丸形の大きなスピードメーターがある丸形3眼タイプのデザインです。2代目モデルになると、異形2眼のデザインに変更されています。

エアコンの調整ボタン周辺も、初代は平面的なデザインが採用されていたものの、2代目は立体感のあるスイッチに変更されています。デザインのコンセプトが異なりますが、2代目の方が質感が高くなっているのが特徴です。

画像引用元:ホンダ
乗り込んだ時のデザインは、メーターから助手席の端まで伸ばしたデザインです。特に助手席の前の空間が広く感じます。フロントシートはベンチシートだったものが、より身体をホールドできるセパレートタイプに変更されています。
N-ONEの外装

新型のN-ONEでも初代N-ONEと同様に、「丸・四角・台形」がベースとなっている形状が採用されています。
N-ONEのデザインは、長く使うことができ、飽きがこないものという「タイムレスデザイン」が採用されています。どこか懐かしいデザインでありながらも、LEDヘッドライトなどは先進的なものが使用されているのも特徴です。
たとえば、軽自動車初のデイタイムランニングランプが搭載されています。昼間に発光して存在をアピールするので、視認性を高められます。リング型のランプが点灯しますが、ウインカー使用時にはリングがターンランプとして点灯。

リアコンビネーションランプでは、四角形のダブルリングのランプとなっています。

N-ONEのグレードは以下の3つあります。
- Original
- Premium
- RS
Original

画像引用元:ホンダ
シンプルなエクステリアなのが、Originalです。ドアミラーやピラーがボディーと同色になっています。またリアライセンスガーニッシュもボディーと同色です。
Premium

画像引用元:ホンダ
フロントのグリルにクロームメッキのモールが加飾されています。上質感があるデザインになっているのが特徴。またリアコンビネーションランプのアウターレンズがクリアタイプになっています。Premiumには14インチホイール、Premium Tourerには15インチホイールが装備されました。
RS

スポーティなグレードであるRSは、他のグレードと全く異なり、走りを意識させる装備があります。大型のカラードテールゲートスポイラーは、目を引く装備で可愛いフォルムのN-ONEを、一気にスポーティに感じさせます。
またダーククロームメッキのフロントグリルモールやフォグライトガーニッシュモール、さらにマットブラックの15インチアルミホイールが走りをアピールしている装備です。
RSグレードに乗っているスタッフの声

「軽量コンパクトでキビキビ走るので運転が楽しくなる車です!6MTの設定があるのでスポーツ走行のためのベースにもピッタリ!」
カミタケチャンネル!
カミタケモータースのスタッフがN-ONE RSを購入して、納車されました。納車後のレビューや内外装を動画でご覧ください。
N-ONEのモデルチェンジ遍歴
2012年に発売されたN-ONEのこれまでのモデルチェン遍歴を見ていきましょう。フルモデルチェンジをした2020年までにマイナーモデルチェンジを繰り返して、魅力を磨いてきました。
トレンドのトールワゴンとは異なり、全高が低めのスタイルとなっています。初代モデルは、2012年11月に発売されました。
2014年5月
「あんしんパッケージ」が全グレードでオプション設定されました。これにより、シティブレーキアクティブシステムやサイドカーテンエアバッグシステム、運転席用i-サイドエアバッグシステムなどがセットになりました。
ボディーカラーの設定が変更されています。またタイプの整理も行われていました。
2015年7月
フロントグリルとフロントバンパーにメッキモールが追加されました。PremiumとPremium Tourerはドアサッシモールが追加されました。また立体駐車場にも対応している低全高タイプのモデルも追加されたのが特徴です。
併せてコンプリートカーの「Modulo X」が追加され、専用エアロバンパーやフロントグリル、サイドシルガーニッシュ、専用デザインマフラー、サスペンションなど外装や走りに影響が出るポイントまで専用セッティングとされました。
2017年12月
マイナーモデルチェンジが行われ、タイプ構成が刷新されました。スポーティモデルのRSも追加されています。タイプによってカラーの組み合わせが差し替えられています。
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N-ONEをお得に購入する方法
N-ONEをお得に購入する方法をご紹介しましょう。
基本的には、以下の2つの方法がおすすめです。
- 低金利ローン
- 未使用車
それぞれの方法を詳しく見ていきましょう。
低金利ローン
低金利ローンは、名前の通り金利が低いローンのことです。軽自動車でも価格が高いN-ONEでは、金利が低いと総支払額が抑えられるのでおすすめの方法。
N-ONEは車体価格も200万円近くするので、金利が高くなるとどうしても金利負担が大きくなります。たとえば、弊社カミタケモータースの1.99%の低金利ローンで、N-ONE Premium Tourerであれば最大66.4万円もお得になります。
金利負担を抑えながら、新型N-ONEに乗る賢い方法です。新車を検討しているなら、値引き交渉などせずに簡単に支払総額を抑えられる超低金利ローンをおすすめします。
未使用車
登録済(届出済)未使用車は、初度登録済みでも一般の走行に供されていない車です。新車に限りなく近いですが、新車より比較的安くなっていることが多いです。
最短で3日間から1週間ほどで納車できるのも、新車と比較しておすすめできる理由です。新車を購入しても、実際に納車されるまで時間がかかることが多いですが、未使用車なら在庫があればすぐに納車できるものがあります。
もちろん未使用車は保証も充実しているので、安心してお乗りいただけます。未使用車の魅力については、こちらの記事もご覧ください。

未使用車を検討しているなら、在庫が豊富な店舗で購入することをおすすめします。なぜなら、未使用車は1点ものだからです。グレードや装備が出来上がっている車なので、在庫が豊富であれば希望する1台を見つけやすくなります。
弊社カミタケモータースでは、常時900台の在庫を揃えているので、比較しながら車選びしていただけます。ぜひ最新在庫情報をご確認ください。
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