ノートなどのコンパクトカーだけでなく、セレナやエルグランドなどミニバンもラインナップされている日産は、国内でも多くの販売台数を誇っている自動車メーカーです。
特に先進運転支援システムの「プロパイロット」が搭載されているモデルもあり、先進技術が体感できる車もあります。
リーフのような電気自動車やルークスといった軽自動車も注目の日産ですが、どのようなモデルが人気を集めているでしょうか?
2020年や2021年に販売された台数から日産の人気モデルをご紹介します。またジャンル別におすすめの車種も詳しくご紹介します。

日産の車って?
日産は日本を代表する自動車メーカーですが、以前から魅力的な車を多く輩出してきました。例えば、日産だけでなく日本を代表するスポーツカーのスカイラインは「ハコスカ」などの愛称があるほどの人気があり、レースでの成績が良かっただけでなく、多くの愛好家から支持されました。
スカイラインはサーキットでの走行を意識してチューンナップされたGT-Rも長年発売されています。またフェアレディZはGT-Rと並ぶフラッグシップモデルで、1969年から発売され続けているロングセラーです。
近年ではファミリー向けの車も多く販売されており、定番のミニバンには人気のセレナ、コンパクトカーにはノートなどがあります。電気自動車のリーフも支持を集めているモデルです。
日産のe-POWERと呼ばれるハイブリッドを搭載したモデルも多く、低燃費性能を高めた車も多く販売されています。
【2021年】日産の車ランキングトップ10
日産の人気車種をランキング形式でご紹介しましょう。普通車は2020年の販売台数、軽自動車は2020年4月から2021年3月の1年間の販売台数から、どのような車が人気を集めているのか詳しく見ていきます。
1位:ノート

1位になったのは、110,113台を販売したノートです。コンパクトで使いやすいモデルのノートは、2代目から人気モデルとなり、日産のハイブリッドシステムであるe-POWERが搭載されるとさらに注目を集めました。
現行モデルは2020年11月にフルモデルチェンジされた3代目モデルとなります。国内販売車として、e-POWER専用車種となっています。プラットフォームが刷新されてクラスを超えた走りを楽しめるモデルです。
エンジンは発電をしており、モーターによって駆動させるので、電気自動車に近い走りが楽しめます。
車両価格:221万円~

2位:セレナ

画像引用元:日産
57,513台を販売したセレナは3位になっています。安定した走りと広い室内空間を両立したミニバンとして、日産の人気車種です。時代に合わせてパワートレインが変化しており、スマートシンプルハイブリッドシステム、もしくはe-POWERが選択できます。
e-POWERであれば電気自動車のように静かに走行できるので、ドライブ中の家族との会話も弾みますね。また日産調べでミニバンクラスでトップの室内空間を誇っているので、大人数で乗車したときも快適に過ごせるモデルです。
ハンズフリーオートスライドドアやデュアルバックドアなど便利な機能があるのも魅力的です。
車両価格:276万円~
3位:ルークス

3位となっているルークスは34,779台を販売しています。日産を代表する軽スーパーハイトワゴンで、2代目はデイズルークスという名前でしたが、現行の3代目になるとルークスになりました。
運転支援技術のプロパイロットにミリ波レーダーが追加されて、安全機能が拡充されて搭載されています。標準モデルの他にスポーティ仕様のルークスハイウェイスターが設定されています。またオーテックジャパンによるカスタムカーとなるAUTECHがラインナップされているのも特徴です。
減速時のエネルギーで発電して、エンジンの補助駆動力にしたり、アイドリングストップに再利用するスマートシンプルハイブリッドが搭載されているのでWLTCモードの燃費は20.8km/Lと燃費性能も高いモデルです。
車両価格:146万円~

4位:キックス

画像引用元:日産
日産が新しく新型登録車を販売したのが、e-POWERを搭載したキックスです。18,697台を販売して4位に入っています。流行のSUVスタイルで、さらに注目のe-POWERを搭載していることが特徴となっています。
e-POWER専用車種となっており、モーターによる滑らかな走行が可能となりました。キックスはe-POWERドライブも洗練されたものとなり、アクセルを戻すだけでも自然に操作できるようになりました。
SUVスタイルとe-POWERの軽快な走りが魅力的なモデルですね。
車両価格:275万円~

5位:デイズ

画像引用元:日産
5位になっているのは18,104台を販売したデイズです。2019年に現行モデルにフルモデルチェンジしてから、軽自動車として初めて搭載されたプロパイロットなどの先進安全技術が特徴となっています。
標準モデルの他にスポーツ系グレードであるハイウェイスターがあります。ハイウェイスターにはスマートシンプルハイブリッドが搭載されているので、減速時のエネルギーを使って発電して、再利用してガソリンの節約に寄与するのが特徴です。
すべての席が十分広いので、大人が乗車しても余裕のスペースがあるのも嬉しいポイントです。バランスの取れたハイトワゴンとなるでしょう。
車両価格:133万円~
6位:エクストレイル

6位のエクストレイルは18,066台を販売していました。若者向けのSUVとして登場したモデルですが、現行モデルは2022年7月から発売されている4代目。悪路走破性を見せてくれるe-4ORCEやVCターボを搭載したエンジンなど、先進技術で快適な走りが魅力です。
全車e-POWERを搭載しており、街中での走行の大部分をEVで走行するなど、低燃費と走行性能の両立が図られています。
e-4ORCEなら雪道でも、駆動力を2つのモーターで前後左右に分配してくれます。力強く走行できる機能が搭載されているのが特徴です。
車両価格:319万円~
7位:SAKURA

7位になったのは12,942台を販売したサクラです。2022年に発売されたEV車で、プラットフォームなどは日産のデイズと共通の車です。
エクステリアとインテリア共に高級感のあるデザインになっています。バッテリーが床下に搭載されており、安定して走行できるのも魅力です。
車両価格:254万円~
8位:リーフ

画像引用元:日産
国内での代表的な電気自動車であるリーフは12,732台となっていました。電気自動車でありながらも、実用性の高い構造です。またEV専用プラットフォーム構造がもたらした低重心さと滑らかな乗り心地が特徴となっています。
現行モデルは航続距離も伸ばしており、60kwhバッテリー搭載車のWLTCモードの場合には450kmです。日常での買い物や週末のお出かけなら十分にカバーできる航続距離があるモデルです。
車両価格:408万円~
9位:NV100クリッパー

画像引用元:日産
9位になったのは11,620台を販売したNV100クリッパーです。日産自動車が販売しているセミキャブオーバー型の軽バンです。日産自動車が製造しているモデルではなく、初代は三菱自動車工業、2代目以降はスズキからOEM供給されています。
多彩な積載ができる荷室や衝突軽減ブレーキとペダル踏み間違い急発進抑制装置などの採用によりサポカー認定されています。
車両価格:109万円~
10位:マーチ

画像引用元:日産
10位になったのは、8,200台を販売したマーチです。販売終了時まで10年以上も大きなモデルチェンジもしなかったロングセラーになっていた車です。
曲線を多用したデザインで、かわいい車です。5ナンバーサイズだったので、狭い道での取り回しもしやすく、初心者の方にも運転しやすい車でした。
車両価格:99万円~(新車販売時)
ファミリーカーにおすすめトップ3
ここからはファミリーカーにおすすめの日産の車をご紹介しましょう。ファミリーにおすすめできる理由や注目の装備などをピックアップします。
セレナ

画像引用元:日産
家族で出かけることが多いのであれば、定番のミニバンであるセレナがおすすめです。標準モデルなら5ナンバーサイズのミニバンで、室内の広さと長さが広く使い勝手がよいモデルとなっています。多彩なシートアレンジがありますが、例えばウォークスルーモードで車内の移動も簡単ですし、ベビーケアモードなら運転席から子どもの世話もしやすいです。
2列目シートはロングスライドさせられます。横スライドさせると最大690mmのスライド量にもなり、大人でも脚を伸ばせるほどのスペースが現れます。サードシートもスライド機構があるので、大人数で乗車したときでも不快になることがありません。
EV車のような走りが楽しめるe-POWERも選択できます。低燃費でモーターによる太いトルクの走りが街乗りにぴったりですね。またプロパイロットが設定されているグレードもあるので、長距離ドライブも快適です。
セレナの内装についてはこちらの記事もチェック!

エクストレイル

ファミリーカーとしてもおすすめできるのがエクストレイル。ミニバンではないので、広い室内は期待できませんが、X e-4ORCEなどで3列シート車を選択できるので、大人数の乗車にも対応可能です。セレナと比較すると3列目シートの空間は狭くなりますが、短距離の移動であれば十分なスペースがあります。
2列シートの場合にはVDA法で575Lの積載量を確保しています。リモンオートバックドアもグレード別設定されているので、足の操作だけでドアの開閉が可能です。
360°セーフティアシストが標準装備されており、前方や後方だけでなく、側方の安全運転をアシストしてくれます。一部グレードにはプロパイロットが搭載されており、家族でお出かけしたときの渋滞走行や巡航走行の際に疲労を軽減してくれます。

エルグランド

画像引用元:日産
代表的なミニバンであるセレナはファミリーカーにぴったりですが、さらに広さと上質感を求めるのであればエルグランドがおすすめです。力強いフロントフェイスを持っているだけでなく、広い車内空間なので、大人数で乗っても窮屈感がありません。
現行モデルは3代目となっており、2010年から発売されています。2020年にマイナーチェンジが行われており、2台前の車を検知して危険がある場合には注意を促すインテリジェントFCWなどが標準装備されています。
どこに座っても余裕の室内空間はミニバンらしいです。2列目シート部分は室内高が1,300mmあります。シートも3層構造で快適なもので、7人乗りであればコンフォタブルキャプテンシートが採用されており、3席で同時に使用できるオットマンと快適機能があるキャプテンシートがあります。
アウトドアにおすすめトップ3
アウトドアにおすすめの車をピックアップしましょう。週末のキャンプなどにぴったりの車もラインナップされています。
エクストレイル

日産の車でアウトドア向けといえば、エクストレイルは外せません。防水シートも「X」グレードのオプションで選択可能で、水で濡れた状態で座っても拭き取りも簡単です。高次元の防水・透湿性があるセルクロスを採用しているので、夏場の蒸れも緩和します。
インテリジェントキーをバッグなどに入れたまま、リヤバンパーの下に足先を入れると、ドアが自動でオープン・クローズするリモコンオートバックドアがグレード別設定されています。荷物を抱えて出し入れするときでも便利に利用できる機能です。
現行モデルには、e-4ORCEという新しい技術が搭載されており、キャンプ場やスキー場までの悪路でも安心して走行できます。
キックス

画像引用元:日産
キックスの室内は十分に広く、大人4人が乗ってロングドライブに出かけてもゆったりと過ごせます。さらにラゲッジスペースは荷室長が900mmあるので、大きな荷物も問題なく積載可能です。容量は423Lとなっており、Mサイズのスーツケースなら4つ積載できます。
エクストレイルよりは一回りコンパクトなサイズですが、アウトドアに出かけるのに十分なラゲッジスペースがあるので、荷物が増えがちなアウトドアに出かける相棒になれますね。
乗り心地が高められたプラットフォームを採用して、安定感のある走りができるので長距離移動も苦になりません。最小回転半径もクラストップの5.1mなので入り組んだ道や駐車場でもスムーズに取り回しできます。
キックスについては、こちらの記事もチェック!

セレナ

アウトドアに出かける際に車中泊を考えているなら、セレナがおすすめです。中型車でも圧倒的な車内の広さを誇っているので、車中泊で車内で宿泊する際も窮屈さを感じないでしょう。
セレナはシートアレンジが豊富なので、車中泊に便利なフルフラットにできます。2列目と3列目シートを倒すと、多少の凹凸があるものの車内を広く活用できるので、脚を伸ばしてリラックスして寝ることが可能です。
室内幅はミニバンクラスでトップとなる1,545mmあるので、少し窮屈ながらも3人並んで横になることもできるでしょう。防水シートが採用されているグレードもあり、水濡れを気にすることなく座れるのも魅力です。AUTECHがカスタムした「マルチベッド」もあり、完全フルフラットで横になれるモデルも選択できます。
ドライブにおすすめトップ3
ドライブにおすすめの車を3車種ピックアップします。
スカイライン

画像引用元:日産
ドライブにおすすめの車としておすすめなのがスカイライン。GT-Rもありますが、1,000万円を超える車両価格になるので、こちらではスカイラインをピックアップしました。スカイラインにも400Rという特別仕様車が設定されており、V型6気筒ツインターボエンジンで力強く走れます。
最高出力は405PSとなっており、プレミアムスポーツセダンにぴったりとなっています。プレミアムスポーツセダンにふさわしいハンドリングになるチューニングされた足回りも楽しくドライブできるポイントです。車両価格は456万円~となっています。
キックス

画像引用元:日産
安定した人気を集めているSUVでも、e-POWERの力強さとスムーズな走りが特徴となっているのがキックスです。一目見るだけで日産の車と分かるダブルVモーショングリルやフローティングルーフなどスタイリッシュに見えるデザインが特徴です。
最低地上高も高くなっているので、雪道のように深い轍がある場所でも安心して走行できるでしょう。燃費性能を高めているだけでなく、走りも楽しめるパワーがあるのでドライブにぴったり。
⇓ドライブに出かけた時のレポートはこちら⇓
カミタケチャンネル
日産のキックスで燃費レポートしたときの様子をご紹介します。e-POWERで燃費が良いと期待したものの、実燃費は・・・。
高速道路でプロパイロットを使用した感想もご紹介しています。ぜひ女子ドライブの様子をご覧ください。
ノート

画像引用元:日産
新型ノートはスタイリッシュなデザインのエクステリアになっており、Vモーショングリルと薄型のヘッドライトが特徴となっています。運転していて楽しくなるようなデザインのコンパクトカーですね。
インテリアは未来的でかつ使いやすいものになっていて、長距離の運転でも疲れないシートが採用されています。ワンペダルで操作しやすいe-POWERドライブと合わせて、ドライブに出かけても疲れにくい車です。
新型ノートについては、こちらの記事もチェック!

お得に日産の車に乗るには?
お得に日産の車に乗るためには、未使用車もしくは低金利ローンの利用がおすすめです。
未使用車
登録済(届出済)未使用車というのは、初度登録されていて、一般の走行に供されていない車のことです。限りなく新車に近いコンディションですし、安心して乗っていただける車です。
普通車よりも軽自動車の方が車両価格が低いことから、値引き幅も少なくなりがちとなります。
特に未使用車の在庫が豊富にある店舗であれば、希望にあった車を探すことができるでしょう。グレードやボディ色が在庫があるものに限られますが、在庫が多ければ自分の希望に合うモデルが見つかりやすいからです。
カミタケモータースでは常時300台を展示しており、日産の軽バンや軽トラックからファミリーカーにおすすめのセレナまで取り扱っています。ぜひこちらから最新在庫情報を確認してみてください。

低金利ローン
低金利ローンもお得に購入したい方におすすめです。近年の高性能な軽自動車はルークスならほぼ200万円を超えるモデルもありますし、エルグランドのような高級ミニバンは車両価格が高めです。
どうしても一括で購入するのが難しい場合には、ローンを利用される方が多くなります。毎月の支払額を一定にしながら、好みの車に乗れるからです。しかしローンはどうしても利息負担が発生してしまうものです。
そこで低金利ローンを利用すると、同じ車を購入しても利息負担が少なくなります。たった数%の違いと感じますが、総支払額に換算すると何十万円も安くなることがあります。
例えばエルグランド 250Highway STAR Premium Urban CHROMEをOPプレミアムプラン1.99%で購入すると最大159万円もお得です。
乗り出しに必要なオプションも含まれている価格ですので、お得に日産の車に乗っていただけます。
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