昨今のアウトドアブームにともない、車中泊が人気の高まりを見せています。本格的なキャンピングカーも良いけれど、軽バンを自分好みにDIYして手軽に車中泊を楽しむのが「イマドキ」なんだとか。
そこで今回は、
- 軽バンってどんな車か興味がある
- 車中泊仕様にカスタムできる車が欲しい
- 遊びに使えて普段使いもできるコスパの良い車が欲しい
という方のために、軽バンを自家用車として使う場合のメリットデメリットや、軽バンの人気モデル「エブリイ」「ハイゼットカーゴ」「N-VAN」のおすすめポイントなどをご紹介します。
軽バンをおすすめする5つの理由
荷室が広い
軽バンの最大のメリットといえば、荷物がたくさん積める広くてフラットな荷室です。
いま人気の車中泊の用途にもベストマッチで、軽バンを愛車にする車中泊キャンパーさんも増えてます。
スライドドア
スライドドアなら狭い駐車場でもドアパンチの心配が無いので安心です。
カスタムしやすい
商用車なので余計な内張りなどが無いシンプルなつくりで、自由にカスタムできるのも軽バンの魅力です。
アフターパーツも数多く販売されており、快適な車中泊仕様にベットキットを組んだり、フェイスキットでイメージを大きく変えたりなど自分好みにカスタマイズを楽しむことができます。
小回りが利く
小回りの利く軽バンなら、趣味の釣りやキャンプなどのホビーユースだけでなく、普段の移動や買い物のタウンユースも一台でこなせます。
維持費が安い
軽バンは4ナンバーの軽貨物車に分類されるため、軽乗用車に比べて軽自動車税が安いというメリットがあります。
軽自動車税の税額は、自家用乗用車なら10,800円、自家用貨物車なら5,000円となっており、軽乗用車と比べると5,800円もの差があります。(※2021年4月現在)
軽バンおすすめ3モデル【エブリイ、ハイゼットカーゴ、Nバン】
軽バンの人気モデル「エブリイ」「ハイゼットカーゴ」「Nバン」の特徴や荷室サイズ、おすすめのグレードなどをご紹介します。
スズキ エブリイ(DA17V)

エブリイの特徴
軽キャブバンNo.1の広い荷室を持つエブリイ。
車中泊仕様にDIYしたり軽キャンピングカーのベース車として使ったりなど、独自のカスタムを楽しむ個人の趣味の車としても安定した支持を集めています。
エブリイをベースにしたOEM車にはマツダ スクラムバン、日産 NV100クリッパー、三菱 ミニキャブバンがあります。
荷室サイズ[長さ×幅×高さ](mm)
- JOINターボ、JOIN
⇒ 1,820×1,280×1,240 - PC、PA
⇒ 1,910×1,320×1,240 - GA
⇒ 1,905×1,315×1,140

グレード
- JOINターボ(ハイルーフ)
1,222,100円~ - JOIN(ハイルーフ)
1,119,800円~ - PC(ハイルーフ)
1,059,300円~ - PA(ハイルーフ)
968,000円~ - GA(標準ルーフ)
968,000円~
おすすめグレード①【PC】
PC以上のグレードではキーレスエントリー、パワーウインドウ、スモークガラス(リヤドア、クォーター、バックドア)などの快適装備が標準装備となっています。
また、PCグレードではフロントのみがパワーウィンドウでリヤは手動のため(※JOIN、JOINターボはリヤもパワーウィンドウ)車中泊していてエンジンをかけずに窓を開けたいという時などに便利です。
JOINターボはエブリイの最上位グレードです。
パワーのあるターボエンジンに、タコメーターとメッキメーターリングが付いたJOINターボ専用のメーター、そしてJOINターボとJOINで採用されている分割可倒式リヤシートがおすすめのポイントです。
ダイハツ ハイゼットカーゴ(S321V)

ハイゼットカーゴの特徴
エブリイと軽バン人気を二分するハイゼットカーゴ。
荷室サイズはエブリイとほぼ変わらない広さを誇ります。
ハイゼットカーゴをベースにしたOEM車にはスバル サンバーバン、トヨタ ピクシスバンがあります。
荷室サイズ[長さ×幅×高さ](mm)
- クルーズターボ、クルーズ
⇒ 1,755×1,270×1,210 - デラックス、スペシャルクリーン(ハイルーフ)、スペシャル(ハイルーフ)
⇒ 1,860×1,315×1,235 - スペシャルクリーン(標準ルーフ)、スペシャル(標準ルーフ)
⇒ 1,860×1,315×1,115

グレード
- クルーズターボ“SA Ⅲ”
1,331,000円~ - クルーズ“SA Ⅲ”
1,210,000円~ - デラックス“SA Ⅲ”
1,122,000円~ - デラックス
1,045,000円~ - スペシャルクリーン“SA Ⅲ”
1,116,500円~ - スペシャルクリーン
1,039,500円~ - スペシャル“SA Ⅲ”
1,028,500円~ - スペシャル
951,500円~
おすすめグレード【クルーズターボ“SA Ⅲ”】
坂道や高速を走ることが多いならやはりターボモデルがおすすめです。
クルーズターボ“SA Ⅲ”とクルーズ“SA Ⅲ”では分割乗用タイプのリヤシートが採用されていますが、後席は乗り心地よりも荷室としての使い勝手を優先したいという方向けに、後席をベンチシートに変更する(※その他複数変更点あり)メーカーオプション「ビジネスパック」も用意されています。
一つ残念なのは、クルーズターボ“SA Ⅲ”とクルーズ“SA Ⅲ”には助手席前倒し機構が備わっていないという点です。
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ホンダ N-VAN

Nバンの特徴
人気のN-BOXがベースになっており、商用車っぽさを感じないポップなデザインが魅力のN-VAN。
リアシートと助手席を段差なく収納できるダイブダウン機構が採用されており、助手席部分までフルフラットなスペースをつくることができます。
また、先進の安全運転支援システムHonda SENSINGが全車標準装備となっています。
荷室サイズ[長さ×幅×高さ](mm)
- 左1,510/右1,330×1,235×1,365
- 助手席・リアシートダイブダウン時の最大スペース長 ⇒ 2,635mm

荷室の幅はカタログ値では1,235mmとなっていますが、タイヤハウスのでっぱりがあるため実際に使える床の幅はもう少し狭くなります。
車中泊する場合は助手席も倒せば足を伸ばして寝られます。
グレード
- +STYLE FUN・ターボ
1,739,100円~ - +STYLE FUN
1,629,100円~ - L
1,405,800円~ - G
1,276,000円~
おすすめグレード【+STYLE FUN・ターボ、+STYLE FUN】
L、Gグレードでは選べるボディカラーがホワイトとシルバーの2色のみのため、8色のカラー展開のある+STYLE FUN・ターボ、+STYLE FUNがおすすめです。
印象的な丸目のフルLEDヘッドライトは+STYLE FUN・ターボ、+STYLE FUNに標準装備となります。
おすすめアクセサリー【マルチボード】
画像:https://www.honda.co.jp/ACCESS/n-van/interior/multiboard/
純正アクセサリーのマルチボード(ラゲッジ用・リヤ用)を設置すれば、床から一段高いベッドをつくることができて、さらに下に荷物も収納できます。
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軽バンにデメリットはある?
デメリット① 後席が狭い
4ナンバー車には荷物用のスペースに関する条件等があるため、どうしても後席が狭く乗り心地が悪くなってしまいます。
後席に人を乗せることが多かったり、ファミリーカーとしての使用を考えているなら軽バンよりも軽乗用車がおすすめです。
デメリット② デザインが地味
ただ、逆に軽バンのシンプルなデザインが好きという人や、シンプルだからこそ自分好みにカスタムしやすくて良いと考える人も多いようなので、言うほどデメリットではないのかもしれません。
まとめ
アウトドアユースにもぴったりの軽バンは、
- 車中泊やアウトドアに向けてDIYやカスタムを楽しみたい方
- 一人でふらっと出かけて車中泊を楽しむのが好きな方
- コスパの良い車中泊向きの車をお探しの方
におすすめの車です。
Nバンやハイゼットカーゴなど人気の軽バン各種、カミタケでも取り扱っております。購入ご検討の際はぜひ一度ご相談下さい!


