トヨタ自動車からパッソが生産終了になる情報が公開されました。
トヨタ車の中でも最小コンパクトモデルとして高い人気があるパッソですが、具体的な生産終了時期はいつなのでしょうか。
この記事では、パッソの生産終了時期や歴代モデルの特徴、代替車としておすすめする3つの車種について解説します。
パッソが2023年内にて生産終了

画像引用元:トヨタ
トヨタ車の中でもコンパクトカーとして高い人気と需要があったパッソが生産終了になるとメーカーホームページから発表がありました。
具体的な生産終了時期としては、2023年9月下旬と発表されています。
パッソの他にも、ダイハツのキャストのOEMであるピクシスジョイなども次々と生産終了が発表されている現状、コンパクトタイプの車が徐々に少なくなっています。
生産終了は予告なく変更される可能性もあります。また、ボディカラーやグレード、オプション変更など、購入者の要望に沿えない可能性も多くあります。
販売店によっては在庫がなくなり次第、販売終了の店舗やディーラーもあるため、注意が必要です。
実際にパッソの注文を打ち切る店舗も

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現行パッソの生産を担っているのがダイハツになりますが、生産ラインが停止するのが2023年9月下旬と予定されています。
パッソの新車納期は、おおよそ2ヶ月〜3ヶ月を予定しており、終売が発表された関係で若干需要が増加傾向にあります。
現時点での納期は余裕を持って4ヶ月と話す営業マンが多いとも言われます。
しかし、中には、既にパッソの注文を打ち切っている店舗やディーラーもあるとの事です。
月間販売台数が2,500台〜3,000台を記録するパッソは、1日あたり多くても10台前後が受注推定値です。
パッソの新車注文を打ち切りしている店舗があるので、もし、パッソの購入を検討している方は、動き出しを早めにすることをおすすめします。
パッソの特徴

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パッソは2004年に発売が開始された車であり、トヨタで最小クラスの乗用車としてデビューしました。
トヨタとダイハツが共同開発しており、車の生産をダイハツへ委託しております。
発売から長い歴史がありますが、2022年の車種別販売台数ランキングでは、全体の中で19位にランクインするなど、他社メーカーが多くいる中でも上位のランキングを維持しています。
また、現行モデルとなる3代目パッソは、ダイハツ「ブーン」のOEM車となっております。
取り回しが良くコンパクトなサイズ感を残しつつも、前席と後席の間を前モデルよりも75mm延長することで、よりゆとりのある広々とした室内空間を実現させました。
パッソの歴代モデルの特徴

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パッソは初代から3代目まで続くロングヒット車です。
下記では、具体的に初代パッソから3代目パッソまでの特徴について解説します。
初代パッソ【2004年〜2010年】
初代モデルは、2004年6月に発売を開始しました。
パッソはトヨタとダイハツがOEM供給として共同開発した初のモデル車です。
日常生活を送る中でも使いやすいコンパクトカーとして当時から高い人気を記録しています。
またクラストップレベルの室内空間を確保している以外にも、2WDモデルとして新開発となる1.0Lガソリンエンジンを搭載したことで、軽自動車と同性能の低燃費も実現しています。
2代目パッソ【2010年〜2016年】
トヨタのコンパクトカーとしてラインナップする2代目パッソは、2010年2月に発売されました。
今回の2代目パッソもトヨタとダイハツが共同開発して作られた車であり、高い燃費性能と環境性能、広い室内空間を確保した1台です。
他にも、パッソグレードに専用デザインが施された「パッソ+Hana」を追加することで、メインターゲットとなる女性の幅広いニーズに対応できるようラインナップされました。
3代目パッソ【2016年〜2023年】
現行モデルとなる3代目パッソは、2016年から発売されています。
2代目パッソのモデルチェンジとは異なり、コンパクトカーとしての基本性能を今一度ブラッシュアップする見直しが図られています。
ボディサイズに変更点はなく、より開放的な室内空間を実現させました。
他にも、安全性能である「スマートアシストll」を新たに搭載することで、安全面に考慮しつつ、これまで以上の燃費性能を引き出せる車にグレードアップしています。
前モデルから居住性の良さに重きを置かれていた外観デザインは、ホイールベースを延長させることで、足回りをさらに広くすることに成功しました。
パッソを購入する場合に注意したいポイント

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これからパッソを購入する方に注意して欲しいポイントが3つあります。
- 注意点1.年式やグレードによる装備や機能の違い
- 注意点2.パワー不足
- 注意点2.パワー不足
上記、注意点はパッソの新車に限らず中古車でも同じことが言えます。
1つ1つの注意点について詳しくみていきましょう。
年式やグレードによる装備や機能の違い

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パッソの新車に限らず、中古車を購入する場合には、年式やグレードによる装備面の違いに注意しましょう。
同じモデルの位置付けでも、年式によって性能や仕様が異なる可能性があります。
具体的には、2016年モデルの3代目パッソの安全性能装置は「スマートアシストll」を搭載していますが、2018年のモデルでは「スマートアシストlll」へと進化しています。
マイナーチェンジは定期的に行われているものであり、細かい性能や機能、年式、グレードが車によって異なります。
そのため、機能や装備面にこだわりがある方は、購入前に念入りに確認作業を行いましょう。
パワー不足

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パッソは「街乗りスマートコンパクト」をコンセプトに販売されている車です。
ターゲット層としては、街乗りや比較的短距離での通勤や通学で使用する方としています。
そのため、山道や砂利道、急な坂道などの馬力が必要な環境下での走行は、少しパワー不足を感じてしまうかもしれません。
人によっては。SUVのように力強い走りを追求したい方もいるかもしれませんが、パッソでは少し加速性能に物足りなさを感じてしまうでしょう。
カラーやデザインによる車両価格

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パッソには様々なカラーとデザインがラインナップされています。
そのため、人気が出やすい色と人気が出ない色が何なのかを理解しておく必要もあるでしょう。
人気カラーと不人気カラーでは、買取の際に価格差が生まれてしまいます。
特にパッソは限定仕様やカラーリングが豊富なため、人気カラーやデザイン、限定モデルは価格が高騰する可能性もあります。
パッソの購入を前向きに検討している方は、人気カラーやデザインを把握してから行動するように意識しましょう。
4代目パッソは発売される?

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現時点でパッソは生産終了すると発表されていますが、4代目パッソとして復活する可能性はゼロではありません。
もし、4代目パッソが復活した場合には、新開発のプラットフォームであるDNGAや次世代「スマートアシストlll」などが採用されるでしょう。
特にスマートアシストlllは、2つのカメラを装備することで、安全面をより強化した機能です。
他にも「全車速追従機能付ACC」などの機能も追加した「次世代スマートアシスト」も搭載する予定なども考えられます。
パッソの生産終了についてよくある質問
パッソの生産終了についてよくある質問を下記にまとめました。
- パッソが生産終了になるのはいつ?
-
パッソの生産終了時期は、2023年9月下旬と言われています。しかし、生産終了日は予告なく変更されるケースもあります。
また、販売店によっては、パッソの在庫がなくなり次第、販売終了になる店舗やディーラーもあるため、注意が必要です。ボディカラーやグレード、オプションの変更など、購入者の要望に沿えないケースも多くあります。
- パッソを購入する際の注意点は?
-
パッソを購入する際には「年式やグレードによる装備面の違い」と「ボディカラーによる車両価格の違い」の2点に注意しましょう。
生産終了が発表された今、注文後のオプション変更やボディカラーの変更が場合によってできないケースも考えられます。
そのため、じっくり考えている時間もありませんが、実際に注文を入れる際には、念入りに確認作業を実施することをおすすめします。
- パッソを購入しようと考えているけど注文は間に合う?
-
注文が間に合う店舗と間に合わない店舗があります。店舗によっては、パッソの在庫がなくなり次第、販売終了となる可能性も考えられるでしょう。
そのため、パッソを検討中の方は早いタイミングでの注文手配を進めることをおすすめします。
パッソ以外のおすすめ車種【3選】
パッソが生産終了になる今、パッソ以外でおすすめする代替車を3つ紹介します。
- 【ホンダ】フィット
- 【日産】ノート
- 【トヨタ】アクア
それぞれの車種の特徴や魅力について詳しくみていきましょう。
【ホンダ】フィット

画像引用元:ホンダ
パッソからの代替車としておすすめする車種は「ホンダ フィット」です。
2013年に発売が開始されて以降、年数の経過とともに人気が低迷していた車でした。
しかし、4代目フィットが発売されると同時に、新車販売台数も上位をキープするなど人気モデルとして注目を集めています。
運転のしやすさに特化したコンパクトカー

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フィットは「視界」「座り心地」「乗り心地」「使い心地」の4つの心地よさで、全面的に運転をサポートしてくれる魅力があります。
また、前モデルから評価が高い「荷室空間の広さ」や「使い勝手」をそのまま残し、運転しやすさをより重視させました。
選べる5つのボディタイプ

画像引用元:ホンダ
フィットには、5つのボディタイプが設定されています。
具体的には、ベーシックモデルの「BASIC」生活に馴染む「HOME」より車にアクティブ性能を演出する「NESS」アウトドアを意識した「CROSSTAR」上品かつ高級感のある「LUXE」の5つのグレードです。
5つのボディタイプごとに、まるで異なるフィットを運転しているかのような感覚になります。
自分の好みや使い方に合わせて最適なボディタイプを選択できるのも、フィットにしかない魅力の1つです。

【日産】ノート

画像引用元:日産
パッソからの代替車としておすすめする車種2つ目は「日産 ノート」です。
一新されたプラットフォームにより、上質かつ燃費性能に優れた「e-POWER」を搭載したコンパクトカーになります。
新プラットフォームでサスペンション回りの剛性がアップ

画像引用元:日産
今回のプラットフォームが一新されたことで、サスペンション回りやステアリング回りの剛性感が飛躍的に向上しています。
また、ボディの剛性感もアップしており、高強度に仕上げられているため、走りが大きく変化している点も特徴的なポイントの1つです。
力強く上質な走りを追求できます。
ペダル操作もより自然体に

画像引用元:日産
ノートには「e-POWER」と呼ばれる専用ハイブリッドシステムが搭載されています。
e-POWERは効率化されているだけではなく、ペダル操作がより自然に感じられる仕組みにもなっています。
他にも、ブレーキを踏まずにアクセルをオフにするだけで、ブレーキングに匹敵する減速力も魅力的です。
ドライブモードも「SPORTモード」や「ECOモード」「NORMALモード」の3種類から選択できます。

【トヨタ】アクア

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パッソからの代替車として3つ目におすすめする車種が「トヨタ アクア」です。トヨタが販売しているアクアは、ハイブリッド型のコンパクトカーです。
ガソリン車の設定はなく、ハイブリッド車のみがラインナップしています。コンパクトなボディ構造と快適な走りを実現させた1台です。
高性能な燃費性能

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アクアの燃費性能は、世界トップクラスの数値を記録しています。
カタログ数値によると、WLTCモードで29.3km/L〜35.8km/Lと高水準を記録しており、実燃費も他車と比較すると優れています。
走り方によって実燃費は異なりますが、燃費性能の良さはその分、ガソリン代の節約にも繋がるでしょう。車選びの際に燃費を重視する方も中にはいます。
豊富なボディカラー

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アクアには、モノトーンが11色、ツートーンが6色の合計17色のカラーバリエーションがあります。
具体的には定番カラーである「プラチナホワイトパールマイカ」や「ブラックマイカ」個性的な印象を与える「エモーショナルレッドll」などカラーバリエーションは多種多様です。
他にも汚れが目立ちにくい「シルバーメタリック」も選択できるため、ビジネスシーンにも活用できるでしょう。

コンパクトカーをお得に購入する方法とは?
コンパクトカーをお得に購入する方法が2つあります。
- 未使用車
- 低金利ローン
それぞれ詳しくみていきましょう。
未使用車
登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことを意味します。
ワンオーナーという扱いまでにはなりませんが、走行距離が少なく新車に近い状態の車です。
未使用車だから保証がない訳でもなく、新車と同じ保証制度が付帯されている魅力もあります。
そのため、万が一、新古車を購入して故障や不具合が発生してもディーラーや販売店などで対応してもらいやすいでしょう。
つまり、新車を購入したいけど中古車も捨て難い人におすすめする購入方法です。
未使用車は、既に登録されているボディカラーのため、グレードや車種の在庫に限りがあります。
もし、未使用車の購入を検討する方は、在庫を多数用意している店舗や販売店での購入はおすすめでしょう。
弊社、カミタケモータースでは、常時300台の在庫を用意しているため、お好きな車を選択することも可能です。
競合車種も含めた上で、自分に最適な1台を選べるでしょう。気になる方はぜひこちらから、最新の情報を入手してみてください。

低金利ローン
コンパクトカーをお得に購入する際には「低金利ローンの活用」が最もおすすめです。
現在、新車を購入するほとんどの方が「ローン」を活用しています。
ローンを使用するメリットは、毎月の支払い金額を一定にできつつ、憧れの新車を所有できる点です。
しかし、ローンという言葉を聞くと、金利手数料を気にされる方もいるかもしれません。
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