トヨタRAV4|最新商品改良のポイントとは?進化した性能と魅力を徹底解説!

RAV4

トヨタが誇るクロスオーバーSUVのRAV4。洗練されたデザインと卓越した走行性能は、長年にわたり世界中で高い評価を獲得しています。近年では毎年のように商品改良され、常に最新技術を取り入れつつ、商品力を向上させ続けています。

本記事では、RAV4の最新の商品改良情報を中心に、新旧比較とマイナーチェンジ遍歴などをまとめました。

目次

RAV4の概要

RAV4

画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

販売時期(5代目)ガソリン車・ハイブリッド車:2019年4月~PHV(RAV4 PHV):2020年6月~
モデルチェンジ時期(5代目のみ)2019年4月: フルモデルチェンジ2020年6月: 一部改良、PHVモデル追加2021年12月: 一部改良、ハイブリッド車に新グレード「Adventure」追加2022年10月: 一部改良、「Toyota Safety Sense」機能拡充デジタルインナーミラーに録画機能追加など2023年10月:一部改良、ディスプレイオーディオサイズ拡大(10.5インチ)など
生産国日本、カナダ、中国
コンセプトSUVらしい力強さと使用性へのきめ細かな配慮を兼ね備えた4WD
ターゲット層アウトドアやレジャーを楽しむアクティブなユーザーファミリー層スタイリッシュなデザインと高い走行性能を求めるユーザー
特徴ガソリン、ハイブリッド、PHEVと多様なパワートレイン最新のコネクティッドサービス「T-Connect」に対応予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車標準装備

トヨタRAV4は、1994年の初代モデル誕生以来、クロスオーバーSUVの代表として市場を牽引し続けているモデルです。

「Recreational Active Vehicle 4 wheel drive」の頭文字が示す通り、街乗りからアウトドアまで幅広いシーンで活躍します。また、アクティブな走行性能と、SUVならではの力強いデザインが特徴です。

現行モデルは2019年にフルモデルチェンジされた5代目。TNGAプラットフォーム(GA-K)を採用したことで、高剛性ボディと低重心化を実現し、安定性と乗り心地が向上しました。

また、ダイナミックトルクベクタリングAWDやE-Fourといった先進の4WDシステムも搭載され、あらゆる路面状況で優れた走破性を発揮します。

さらに、ガソリン車、ハイブリッド車に加え、力強い走りと環境性能を両立したプラグインハイブリッド車(PHEV)もラインナップされ、多様なニーズに対応しています。

安全面では、最新の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車標準装備。歩行者や自転車を検知するプリクラッシュセーフティなど、先進の安全機能が乗員の安全をサポートしています。

スタイリッシュな外観や多様なパワートレイン、先進安全装備の充実度など、その完成度の高さが支持される理由です。

RAV4の外装

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画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

RAV4の外装は、以下のキーワードをテーマにしています。

  • Robust(力強さ)
  • Sophisticated(洗練)

SUVらしいタフさと都会的な上質さを融合させた、存在感あふれるスタイルが特徴的です。フロントマスクは、トヨタ独自のキーンルックを進化させた、オクタゴン(八角形)グリルとシャープなヘッドランプが特徴的で、一目でRAV4と分かる個性を主張しています。

また、”Adventure”や”OFFROAD package”では、以下を採用しています。

  • 専用デザインのフロントバンパー
  • フロントスキッドプレート
  • フォグランプベゼル

サイドビューは、大きく張り出したフェンダーや、高い位置に配されたキャラクターラインがSUVらしい力強さを表現。さらに、リヤは、水平基調のコンビネーションランプと、存在感のあるバンパーデザインが、ワイド感と安定感を演出しています。

また、ボディカラーには、モノトーンに加えて、”Adventure”グレード専用のツートーンカラーも設定され、より個性的なスタイリングを楽しめます。2023年10月の改良でAdventureには、アティチュードブラックマイカ×アーバンカーキのツートーンが新設定されました。

これらの変更で、RAV4の外観はより一層引き締まり、その存在感を増しています。洗練されたスタイルは、街中でも、アウトドアシーンでも、さまざまな場所でオーナーのライフスタイルを豊かに彩ってくれるでしょう。

RAV4の内装

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画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

RAV4のインテリアは、「使いやすく、上質な空間」がコンセプトです。水平基調のフロントガラスは、視界のよさと広々とした空間を演出し、快適なドライビングをサポートします。

また、各操作スイッチは、ドライバーが直感的に操作できるよう、人間工学に基づいて配置されており、安全性にも配慮されています。シートは、長時間のドライブでも疲れづらいように、高いホールド性と快適性を両立。

以下のグレードには、本革シートが標準装備されています。

パワーシートの有無
Adventure運転席8ウェイ
Gグレード
Z package運転席8ウェイ・助手席4ウェイ

それぞれ、最適なドライビングポジションを簡単に設定することが可能です。さらに、後席は十分なスペースが確保されており、リクライニング機構も備えているため、乗員全員が快適に過ごせます。

ラゲッジスペースは、クラストップレベルの容量を誇り、大きな荷物も楽に積み込めることが特徴です。(最大容量:542L)

6:4分割可倒式リヤシートを倒せば、長尺物も積載可能で、アウトドアや引っ越しなどにも最適です。

そして、以下の改良により、快適に乗車できるようになりました。

RAV4の商品改良
2022年10月コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオが採用
2023年10月上記サイズが10.5インチに拡大(Adventure、G”Z package”、Gに標準装備)

加えて、”Adventure”、”Gグレード”、”Z package”、”Zグレード”には、視認性と機能性に優れた12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが装備され、先進的かつ上質なコクピット空間を演出しています。

このように、RAV4のインテリアは、機能性と上質さを兼ね備え、乗る人すべてに快適なくつろぎ空間を提供しているといえるでしょう。

RAV4の商品改良:新旧の比較

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画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

RAV4は、ほぼ毎年商品改良をおこなっています。

今回は、2022年10月・2023年10月の改良を中心に、新旧モデルの主な違いを比較しました。

2022年10月:安全性能とコネクティッド機能が大幅進化

項目改良前(2021年モデル)改良後(2022年モデル)
プリクラッシュセーフティ車両、歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼)車両、歩行者(昼夜)、自転車運転者(昼夜)、自動二輪車(昼)交差点右左折時の対向直進車・横断歩行者・自転車運転者緊急時操舵回避支援機能、低速時加速抑制機能
ディスプレイオーディオ7/8/9インチコネクティッドナビ対応、8/10.5インチ、HDディスプレイ(一部グレード)
デジタルインナーミラー録画機能なし録画機能追加
ナノイーナノイーナノイーX

2022年の改良では、安全性能とコネクティッド機能の強化に重点が置かれました。

「Toyota Safety Sense」の機能拡充により、安全性能が大きく向上しました。

また、コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオが採用され、高精細HDディスプレイによる鮮明な地図表示と、より快適な操作性を実現しています。

2023年10月:インフォテインメント系とエクステリアを改良

項目改良前(2022年モデル)改良後(2023年モデル)
ディスプレイオーディオ(一部グレード)8/10.5インチ10.5インチへ拡大(Adventure/G”Z package”/Gグレード)
メーター(一部グレード)7インチTFT12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ(Adventure/G”Z package”/G/PHEVのZグレード)
外板色(Adventureグレード)7色アティチュードブラックマイカ×アーバンカーキ追加

2023年の改良は、主にインフォテインメント系とエクステリアの一部改良が施されました。

具体的には、Adventure/G”Z package”/Gグレードのディスプレイオーディオが10.5インチに拡大。

さらに、Adventure/G”Z package”/G/PHEVのZグレードには、より大きく高機能な12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが採用されました。

エクステリアではAdventureグレードに新色が追加され、より個性的なスタイリングが可能になっています。

RAV4のマイナーチェンジ遍歴(現行モデル5代目)

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画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

現行モデルである5代目RAV4は、2019年4月の発売以来、ユーザーニーズに応えるため、毎年のように商品改良が施されてきました。

マイナーチェンジ遍歴を年表にまとめました。

2019年4月(発売当初)TNGAプラットフォームの採用による走行性能の向上、最新の安全装備の搭載
2020年6月プラグインハイブリッドモデル「RAV4 PHV」が追加
2020年8月特別仕様車「Adventure“OFFROAD package”」が登場専用サスペンションやオールテレインタイヤなどを装備
2021年12月新グレード「Adventure」が追加
2022年10月「Toyota Safety Sense」の機能拡充コネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオの採用デジタルインナーミラーへの録画機能追加→安全性能と快適性が大きく向上「プラグインハイブリッド車」の名称が「PHEV車」へと変更
2023年10月ディスプレイオーディオのサイズアップ12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが採用(10.5インチ、Adventure/G”Z package”/Gに標準装備)Adventureグレードの外板色に新色が追加
2024年11月全車4WD化ハイブリット車では一部外部給電アタッチメントの標準装備Xグレード→ブラインドスポットモニター、パーキングサポートブレーキ、ドアミラーの足元照明の標準装備Adventure、G“Z package”、G、Zグレード→10.5インチディスプレイオーディオ(コネクティッドナビ対応)Plusの標準装備

RAV4は毎年のように改良を重ね進化し続けています。

RAV4のパワーユニット

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画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

RAV4の魅力の一つは、ユーザーのニーズに合わせて選択できる、多彩なパワーユニットのラインナップです。

現行モデルでは、以下の3種類が用意されています。

  • ガソリンエンジン
  • ハイブリッドシステム
  • プラグインハイブリッドシステム(PHEV)

まず、2.0L直列4気筒のダイナミックフォースエンジン(M20A-FKS)は、最高出力171PS、最大トルク21.1kgf・mを発揮。

高速燃焼技術や可変制御システムの採用により、力強い走りと優れた燃費性能を両立しています。このエンジンには、ダイレクトシフトCVTが組み合わされ、スムーズでレスポンスの良い走りを実現します。

次に、2.5L直列4気筒ダイナミックフォースエンジン(A25A-FXS)とモーターを組み合わせたハイブリッドシステムは、システム最高出力222PS(E-Four)・218PS(2WD)を誇り、力強い加速とクラストップレベルの低燃費性能です。

また、電気式4WDシステム「E-Four」搭載車では、後輪をモーターで駆動することで、高い走破性と安定性を確保しています。

そして、もっともパワフルなのが、プラグインハイブリッドシステム(PHEV)です。2.5L直列4気筒ダイナミックフォースエンジン(A25A-FXS)と、高出力モーター、大容量リチウムイオンバッテリーの組み合わせにより、システム最高出力は306PSに達します。

この圧倒的なパワーは、SUVの枠を超えた、スポーツカー並みの加速性能を実現しています。さらに、PHEVのEV走行距離は、クラストップレベルの95kmを達成。日常の移動のほとんどをEV走行でカバーできます。

このように、RAV4のパワーユニットは、それぞれに異なる個性を持っています。

使い勝手をまとめると、以下のとおりです。

  • 燃費重視:ハイブリッド
  • 力強い走りがしたい:PHEV
  • バランス重視の性能:ガソリン

このような選択肢の広さが、RAV4の大きな魅力です。

RAV4の安全装備

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画像引用元:RAV4 | トヨタ自動車WEBサイト

RAV4は、「事故を起こさない車」を目指し、トヨタの最新予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense(以下TSS)」を全車に標準装備しています。

TSSは、2022年10月の改良で機能が大幅に強化され、より高度な安全運転支援を実現しています。

プリクラッシュセーフティの検知範囲が拡大され、以下が検知対象になりました。

  • 車両や歩行者
  • 自転車運転
  • 自動二輪(昼間のみ)

さらに、交差点右左折時の対向直進車と横断歩行者の自転車運転者検知機能、緊急時操舵回避支援機能、低速時加速抑制機能も追加されています。

そのほか、以下に安全装備をまとめました。

プロアクティブドライビングアシスト(PDA)歩行者や自転車などの近くを走行する際に、ステアリングやブレーキ操作を穏やかにサポートする
レーントレーシングアシスト(LTA)車線の中央を走行するようステアリング操作を支援する機能
レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)先行車を認識し、設定した車間距離を保ちながら追従走行する機能
オートマチックハイビーム(AHB)見通しが悪い場所で自動的にハイビームに切り替わる機能
ブラインドスポットモニター(BSM)リヤクロストラフィックアラート(RCTA駐車時の安全確認をサポートする機能
パノラミックビューモニター車両周囲の状況を車内から確認できる

加えて、万が一の衝突時には、乗員を守る強固なボディ構造と、SRSエアバッグをはじめとする各種安全装備が、被害軽減に貢献します。

このように、RAV4の安全装備は、予防安全から衝突安全まで、あらゆるシーンでドライバーと同乗者の安全を徹底的に追求しているといえるでしょう。

お得にRAV4を購入する方法

低金利ローン

新車を購入する際、多くの場合ローンを利用します。毎月の支払いを抑えつつ、乗りたいグレードの車に乗れるため賢い方法です。

ただし、ローンを組むと手数料が発生します。その際、少しでもお得に購入するために、低金利ローンを利用することも一つの方法です。

弊社カミタケモータースを例に挙げると、新車1.99%の超低金利ローンを取り扱っており、通常ローンよりもお得に購入できます。総支払額を比較した場合に、値引き以上がお得になることも多数あるので、RAV4をお得に購入したい人におすすめです!

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未使用車

ローン以外にお得に購入したい場合は、未使用車を購入することも一つの方法です。登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。

未使用車なら、新車に比べて納車までが早く、約2~3週間程度で納車できます。そのため、すぐに車の乗り換えを検討している場合は、未使用車を選ぶことも一つの方法です。

弊社カミタケモータースでは常時300台以上の在庫車両を展示しているので、好みの車を探していただきやすいです。ぜひこちらから最新の在庫情報をチェックしてください。

よくある質問

RAV4の特徴は?

ミドルサイズのSUVで、ガソリン、ハイブリッド、さらにプラグインハイブリッドを選択できます。アクティブに使いたい方におすすめのSUVです。

2024年の商品改良のポイントは?

グレードの設定が整理されたことや、ハイブリッド車のアクセサリーコンセントにドアと窓を閉めたまま電源コードを出せるアタッチメントが追加されました。また、エンブレムの変更もされています。

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