ダイハツから販売されているコンパクトSUVのロッキーは、コンパクトながらも迫力あるボディや見た目よりも広々とした荷室が魅力です。
アクティブな雰囲気も似合っているため、週末のアウトドアへのお出かけも楽しくなるでしょう。
そのような人気のロッキーはどれほど値引きできるでしょうか?この記事では、実際にロッキーを購入した方の値引額やどのような特徴がある車なのか詳しくご紹介します。

ロッキーの燃費の特徴

画像引用元:ロッキー|ダイハツ
新しく開発された1.2L WA-VEエンジンは、ロッキーの2WDガソリンモデルに搭載されています。このエンジンは発電専用とされており、効率の良い回転域で動作することが可能です。これにより、電力のロスを最小限に抑えることができます。さらに、エンジンの熱効率が最大40%に達しているため、コンパクトSUVクラスではトップレベルの低燃費を実現しているのです。
また、ハイブリッドモデルでは、100%モーター駆動による迅速な応答と大きなトルクが、非常にスムーズな走りを提供します。エンジンとバッテリーから発電された電力を効率良くモーターへ供給することで、高い燃費性能を実現しています。このシステムは、バッテリーの容量を最小限に抑えつつ、コストパフォーマンスにも優れているため、非常に賢い選択と言えるでしょう。
新型の1.2Lエンジンがガソリン2WD車に搭載されたことで、少し変更がありました。ただし、以前からあった1.0L直列3気筒ターボエンジンは、4WD車にのみ採用されるパワーユニットとなりました。
この1.0Lエンジンは、1.5Lクラスのエンジンと同等の最大トルク140Nmを発揮する優れた性能を持っています。力強くても低燃費を実現しているエンジンです。
ロッキーの良さとは?
ロッキーの良さを簡単に紹介すると、以下の2点になります。
- コンパクトでも迫力ばっちり
- 5ナンバーなのに広い
さらに詳しく見ていきます。
コンパクトながら迫力あるボディ

画像引用元:ダイハツ
昨今のコンパクトSUVは、多くの車種で3ナンバーサイズとなっています。5ナンバーと3ナンバーでも、車によって大きさの差は違うものですが、狭い道を運転する可能性を考えるとサイズが気になる方もおられます。
ロッキーは4mを切っている全長で、街中での取り回しもしやすいサイズです。しかし外観は迫力あるボディなので、5ナンバーには思えにくいデザインです。例えば、SUVらしい樹脂パーツをホイールアーチやサイドスカートなどに採用しています。またボディの厚みを感じさせるデザインです。
シンプルながらもスタイリッシュなデザインで、見た目もインパクトがあります。
5ナンバーでも十分な広さ

画像引用元:ダイハツ
5ナンバーサイズのコンパクトモデルですが、十分な広さを備えているのもロッキーの魅力です。 車内のサイズは以下の通りです。
●ロッキーの車体サイズ
室内長 | 1,955mm |
室内幅 | 1,420mm |
室内高 | 1,250mm |
ボディサイズからは想像できないほどゆとりのある空間が広がっており、前後乗員間距離は900mmにもなります。大人が後席に乗っても、十分な膝回りの空間があるでしょう。
もし身長176cmの人が乗車した場合の前席頭上空間は前席で120cm、後席は50mmもあります。開放的な頭上空間が確保されているので、SUVでありがちな後席が狭いということもありません。

画像引用元:ダイハツ
ロッキーは荷室容量が広いのも特徴となっており、通常使用時の荷室容量は369Lです。
荷室幅:1,000mm
荷室高:740mm
荷室床面長:755mm
大きな荷物も余裕で積載できるスペースがあります。
3ナンバーサイズのSUVの荷室容量を凌駕するほどのラゲージスペースがあるので、ドライブ時の荷物もたくさん積載できます。
ロッキーのモデルチェンジ情報
ダイハツから発売されているロッキーは、初代モデルが1990年に発売されたライトクロカンです。その後、約17年後に現行モデルがロッキーと名づけられたため、後継車ではないものの名前が復活しました。
現行モデルは、2019年から発売されており5ナンバーサイズで全長も4,000mmを下回る取り回しのしやすい車です。エンジンはダウンサイジングされた1Lターボエンジンが搭載されていました。
2021年11月一部改良

画像引用元:ダイハツ
ロッキーにハイブリッドモデルが追加されています。ガソリンエンジンで発電して、電気によってモーターを駆動させるシリーズハイブリッドの「e-SMART HYBRID」が搭載されています。
2つのモーターが並列配置されて、シンプルでコンパクトなハイブリッドシステムとなりました。アクセルペダルを調整するだけで車速コントロールできる、「スマートペダル」も装備されています。またガソリン2WD車には、海外仕様車に採用されていた1.2Lエンジンに換装されているのも変更点です。
一部改良に合わせて安全装備も向上しています。歩行者検知が夜間に対応していたり、標識認識機能機能が向上しています。
ロッキーの納期は?
ロッキーの改良モデルの納期が少し長くなっており、5か月ほどが予測されています。半導体などの部品供給が不安定なことから、新車が届くまで待つ必要があります。
2021年11月の一部改良では、デザインの違いよりもハイブリッドモデルの追加やガソリンエンジン2WD車に換装されるエンジンの違いなどが大きいです。
改良モデルの方が、性能が向上しているので納車まで期間があるとしても待つのもよいでしょう。
ロッキーの燃費は?

画像引用元:ダイハツ
ロッキーの燃費を見ていきましょう。2021年11月の改良によって、カタログ燃費が変化しています。
改良前のモデルのWLTCモード燃料消費率は以下の通りです。
燃料消費率
2WD 18.6km/L
4WD 17.4km/L
実燃費のデータを掲載しているe燃費で投稿されている数値は以下の通りです。
ハイブリッドは搭載されていませんし、コンパクトカーなどと比較すると低い燃費となっています。1Lターボエンジンを搭載していると考えると、妥当な燃費となるでしょう。
2021年11月の改良後のWLTCモードのカタログ燃費は以下の通りです。
【燃料消費率】
ハイブリッド車
- 2WD 28.0km/L
ガソリン車
- 2WD(1.2L NA) 20.7km/L
- 4WD(1Lターボ) 17.4km/L
ハイブリッド車にはシリーズ式ハイブリッドが搭載されており、エンジンで発電して電気によってモーターを駆動させます。
100%モーターで駆動させる「e-SMART HYBRID」は、ガソリンエンジンが効率の良い回転域で発電するので低燃費になります。コンパクトなハイブリッドシステムになっているので、実燃費はどのようなデータになるのか気になるところです。
ロッキーのグレードと価格
ロッキーのグレードや価格をご紹介します。
●Premium G

Premium G HEV 画像引用元:ダイハツ
Premium G HEV 1.2L | 2WD 2,347,000円 |
Premium G 1.2L | 2WD 2,058,000円 |
Premium G 1.0L ターボ | 4WD 2,318,200円 |
ロッキーの中では最上位グレードのPremium Gはガソリン車とハイブリットモデルが設定されています。ハイブリッドは2WDモデルのみの展開です。
シートがフルファブリック×ソフトレザー調シートが採用されており、ステッチのホワイトがアクセントです。ステアリングホイールは本革巻きを採用しています。
●X

画像引用元:ダイハツ
X HEV 1.2L | 2WD 2,116,000円 |
X 1.2L | 2WD 1,810,000円 |
X 1.0L ターボ | 4WD 2,086,700円 |
中間グレードになる「X」は、フロントシートに赤パイピングフルファブリックシートを採用しています。車内の随所に加飾があるのも特徴です。
●L

画像引用元:ダイハツ
L 1.2L | 2WD 1,667,000円 |
L 1.0L ターボ | 4WD 1,944,800円 |
エントリーグレードの「L」はガソリン車のみの展開です。シンプルな内装になっており、カラーもブラックで統一されています。
ロッキーのおすすめグレードは?
複数あるロッキーのグレードですが、その中でもおすすめのグレードは、「Premium G HEV」です。

Premium G HEV 画像引用元:ダイハツ
2021年11月の改良前のグレード設定でも、上位グレードが人気がありました。2トーンカラーが設定されていたり、随所に加飾が加えられていること、さらにレザー調シートや本革巻きステアリングホイールなどがポイントです。
乗っているときに、快適に過ごせる空間が広がっているので、やはり上位グレードはおすすめです。
4WDを選択したいのであれば、ガソリン車の選択肢になります。ハイブリッド車は、2WDのみの設定になっているのは注意点です。
価格を抑えたいのであれば「X HEV」を選択することもできるでしょう。両グレードの価格差は231,000円です。シートがシンプルになったり、加飾が抑えられていますが、16インチアルミホイールを装備しています。
ロッキーのリセールバリューは?
ロッキーは比較的新しいモデルですので、リセールバリューのデータはたくさんあるわけではありません。しかし1年落ち程度の車両のリセールバリューでは、上位グレードの方がリセールがよいようです。
もちろんグレードだけでなく、車両状態や走行距離によってもリセールバリューは異なるものの、傾向としては上位グレードの方がリセールもよいです。
3年後などの区切りで乗り換えを検討しているなら、グレードによるリセールの違いも考慮しておくことをおすすめします。
ロッキーは中古車・新車のどちらが良い?
コンパクトSUVとして人気のロッキーですが、新車と中古車のどちらがよいでしょうか?
結論からすると、ハイブリッドとガソリンの価格差が少ない特徴からハイブリッドモデルをを新車購入するのがおすすめです。
「Premium G HEV」は2,347,000円、ガソリン車の「Premium G」2,058,000円と両車の価格差は289,000円です。ハイブリッドと通常のガソリン車の価格差としては、低い部類になります。
他の車種を比較してみると、40万円以上高くなるケースが多く、ロッキーのハイブリッドは安いといえるでしょう。
コンパクトなハイブリッドのSUVに乗りたい人は、これまではヤリスクロスのハイブリッドしか選択肢がありませんでした。しかし230万円台から購入できるロッキーは手にしやすいモデルといえるでしょう。
NAエンジン搭載車も新しいパワーユニットが搭載されているため、どちらにしても新車での購入をおすすめします。
ロッキーの値引きはどこまでいける?
ロッキーの値引きはどこまでできるでしょうか?価格ドットコムに掲載されている情報では、以下のようになっています。
グレード | 車両値引き | オプション値引き |
Premium 4WD | 15万円 | 10万円 |
G | 10万円 | 10万円 |
G | 0万円 | 45万円 |
G | 10万円 | 10万円 |
G 4WD | 15万円 | 5万円 |
車両価格が安い部類に入りますが、それでも大きな値引に成功している方もおられます。全体としてオプション値引きの方が多めになっており、車両値引きはなくてもオプション値引きが大きい方もおられます。
エントリーグレードなら200万円を切るほどの車両価格なので、全てを合わせて25万円の値引きができればよいでしょう。
ロッキーと競合車種の燃費比較
ロッキーの競合車種は、それほど多くなくスズキのクロスビーとジムニーシエラになります。どちらも国産車で珍しい5ナンバーサイズのSUVです。
スズキ クロスビー

スズキのクロスビーはSUVとワゴンの間になるようなデザインになっています。軽自動車のハスラーを一回り大きくしたようなかわいいデザインも魅力です。大型の丸目ヘッドライトや丸みのあるボディ形状が特徴。
クロスビーはマイルドハイブリッドが搭載されているので、ロッキーが改良される前はハイブリッド車を選択したい方によいモデルでした。マイルドハイブリッドなのでモーター走行はできませんが、アイドリングストップからの再始動時にセルモーターの音がしないので快適に走行できます。
見た目の大きさに反して、ロッキーの方が荷室容量に優れるので、実用性を考慮するならロッキーの方がおすすめ。もちろんかわいいデザインを優先するなら、クロスビーもよいでしょう。
クロスビー
車両価格:184万円~224万円
カタログ燃料消費率
2WD車:18.2km/L
4WD車:17.0km/L
実燃費
2WD車:15.03km/L
4WD車:14.64km/L
※e燃費
スズキ ジムニーシエラ

コンパクトな本格クロカンとして世界中で人気があるジムニーの普通車サイズのジムニーシエラ。本格派パートタイム4WDを装備しており、高剛性のラダーフレームを採用しているのも特徴。
ロッキーとは直接のライバルになることは少ないと考えられますが、角ばった形状と悪路走破性を重視するならおすすめしたい車種です。
人気車種なので納車まで待つ必要があるのはネックとなるでしょう。しかし根強い人気を持っている車種です。
ジムニーシエラ
車両価格:186万円~208万円
カタログ燃料消費率
5MT:15.4km/L
4AT:14.3km/L
実燃費
5MT:13.7km/L
4AT:12.0km/L
※e燃費
ロッキーを安く購入するには?
ロッキーをお得に購入するには低金利ローンを利用するか、未使用車の選択がおすすめです。
低金利ローン
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未使用車

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