日産の新型ルークスは、人気ジャンルの軽スーパーハイトワゴンというジャンルに挑戦したモデル。
ライバルモデルも着実に販売台数を伸ばしていますが、日産はデイズルークスという名前からルークスに名前も変更して新しいモデルに刷新しています。
他のモデルよりも後発となるのがルークスです。ライバルにどれほど太刀打ちできるでしょうか?
名前が変わっただけでなく、魅力も増したルークスの特徴を詳しくご紹介しましょう。
【新型ルークス】2020年3月19日に発売

2020年3月から「デイズ ルークス」がフルモデルチェンジして、車名を日産ルークスに変更されて発売されました。
日産自動車と三菱自動車の合弁会社NMKVのマネジメントのもとに、日産が企画と開発を行ったモデルです。新開発のプラットフォームを採用して、広い車内を実現しています。
また先進安全技術が搭載されており、プロパイロットがグレード別設定されているのも特徴です。高級感のあるハイウェイスターもラインナップされています。
ルークスの概要

日産ルークスは1,700mmを超えるスーパーハイトワゴンで、リモコン操作可能な両側スライドドアや低床フロアを採用しています。コンパクトなボディサイズでありながら、広い車内が特徴となっています。
2009年12月に初代が登場しており、箱型ボディの車として登場しました。その後、2014年に登場した2代目はデイズルークスとなりました。日産自動車と三菱自動車の合弁会社のNMKVが開発したモデルです。
現行モデルは3代目となり、先進の安全装備や便利な機能を搭載しており、その魅力を高めています。



先代モデルとの違い

先代モデルとデザインを比較してみると、フロントフェイスはVモーショングリルが採用され、ハイウェイスターにブーメラン型のシグネチャーLEDポジションランプも採用されています。

先代のデイズルークスは、ハイウウェイスターと標準モデルの違いが大きくありました。しかし新型ルークスは、標準モデルとハイウェイスターのデザインが近くなっています。
リアのデザインは、デイズルークスよりもすっきりとしたデザインに変更されています。縦長形状のテールランプが採用されているなどスタイリッシュです。


新型ルークスの内装
新型ルークスの内装を見ていきましょう。
広々とした室内

リビングにいるかのように、室内空間が広くなっているのがルークスです。大人が4人座っても十分なスペースがあるので、家族のメインカーとしても使えますね。
後席の室内高は139cm(プラズマクラスター搭載リアシーリングファン非搭載車は140cm)となっています。子どもであれば立ったまま着替えができるほどです。

後席の足元スペースも広く、幅は770mmです。ロングドライブのときも窮屈ではないので、快適に過ごせます。また子どものケアをしたいときでも、スペースに余裕があるので楽になります。
荷室も十分な広さがあり、後席を前に移動させたときは荷室床面長は675mmです。乗る人の好みに合わせて、また荷物の大きさによってシートを左右独立で調整できるのは便利ですね。後席を完全に倒してしまえば、27インチの自転車も積載できます。
ハンズフリーのスライドドア

画像引用元:日産
大開口スライドドアは、開口部が広いだけでなく便利な機能が搭載されています。開口口は650mmもあるので、子どもを抱えながらシートに乗せたいときも便利です。
ハンズフリーオートスライドドアが搭載されているグレードなら、手が離せない状態で片足を振り入れるだけでスライドドアの開閉が可能です。
全ドア連動ロック機能が搭載されているグレードは、スライドドアが閉じるのを待たなくてもロックができます。すぐに車を離れたいときに嬉しい機能です。
グレード別の内装
S/X/Xターボ:標準モデル

「S」「X」「Xターボ」という標準スタイルのモデルでは、家のリビングにいるかのような快適さと温かみを感じさせるインテリアが特徴です。インテリアのデザインは、柔らかなグレージュ色を基調にしており、多くの人にとって親しみやすい色合いとなっています。座席には肌触りの良いトリコット素材を使用しています。

デザイン面では、装飾を最小限に抑え、すっきりとした印象を持つ室内空間を目指しています。このシンプルで機能的なデザインは、日常の使い勝手を重視したい方にとって理想的です。
ハイウェイスター

ハイウェイスターは、その洗練されたインテリアと力強いエクステリアデザインが特徴のモデルです。内装はブラックを基調としており、メッキパーツの使用により、高級感とスタイリッシュな雰囲気を演出しています。

一方、シート素材はモデルによって異なり、「ハイウェイスターX」および「ハイウェイスターX プロパイロットエディション」ではトリコットが標準で、「ハイウェイスターGターボ」と「ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション」ではより上質な合皮シートが使用されています。
さらに、センターベントノブ、サイドベントノブ、シフトノブにメッキ加飾を施し、エクステリアとインテリアのデザインに一貫性を持たせています。これにより、エレガントながらも力強い印象を与えるザインが完成しています。
アーバンクロム

画像引用元:日産:ルークス [ ROOX ]|アーバンクロム
特別仕様車「アーバンクロム」は、スタイリッシュな外観を演出するダーククロムのフロントグリルと、選べる15インチのアルミホイール(グレードによって選択可能)を備えています。内装では、上品なライトグレーカラーのステッチが特徴のレザー調インストルメントパネル(グレードにより選択可)を採用しており、高級感を演出しています。
さらに、特別装備として、防水機能を持つフレーザークロス®/パートナー®の素材を使用したコンビシートが装備されており、機能性とデザイン性を兼ね備えた室内空間を提供します。
新型ルークスの外装
新型ルークスの外装のポイントをご紹介しましょう。
スタイリッシュなベースモデル

ベースモデルは、洗練され、存在感のあるデザインに変更されています。スーパーハイトワゴンは軽自動車の中でもミニバンのように利便性の高さが魅力となっています。特にカスタム系のドヤ顔が人気を集めていますが、標準顔にも一定のニーズがあるものです。
ベースモデルでもボンネット部分の厚みが感じられるデザインです。親しみがある顔つきとなっており、シャープさの中にも端正なイメージとなっています。
リア周りは安定した雰囲気があり、クリーンな印象を強調させるデザインです。バックドアに黒いフィニッシャーがあり、リアコンビランプもつなげられています。
高級感漂うハイウェイスター

特にこだわりがあるのは、ハイウェイスターです。カスタム系のグレードとなっており、プロパイロットエディションにはアダプティブ・クルーズ・コントロールLEDヘッドライトが採用されています。これにより、メッキ部分は非点灯時にはクロームのように、点灯時にはメッキ部分自体が光ります。
ワイド感があるデザインですが、品質の高さやシャープな印象を与えてくれるデザインです。また日産の車であることを一目で感じさせるVモーションが採用されています。
ハイウェイスターのリアコンビランプは、クロームのフィニッシャーがバックドアからランプにつなげられています。アウターレンズがクリアになっているのも特徴です。
新型ルークスの安全装備
新型ルークスの安全装備もご紹介しましょう。プロパイロットが搭載されているグレードがあるなど、軽自動車でも充実した装備となっています。
進化した安全装備

先進技術が多数搭載されているので、安全にドライビングするためのサポートをしてくれます。注目なのは、グレード別に設定されているプロパイロットの搭載です。
高速道路のロングドライブのときに、渋滞走行でもアクセルやブレーキ、ハンドルの操作を車がアシストしてくれます。また高速道路のカーブで、横風にあおられて車線に寄ってしまったときには、車線中央を維持するようにハンドル操作をアシスト。ドライバーの疲労を軽減できるようにしてくれるのです。
グレード別設定のインテリジェント アラウンドビューモニターは車両を上から見下ろしたように映像で表示します。周辺にある移動物を表示と音で知らせてくれるので、死角にあるものに気づきやすくなります。
また軽自動車初となるインテリジェントFCWが搭載されており、2台前を走る車両を検知して、急減速したときにディスプレイへの表示とブザーによる警報で注意。
SOSコールは急病時や危険を感じたときに押すと、位置情報やセンサー情報と共に専門のオペレーターに接続されます。警察や消防への連携をサポートしてくれる機能です。
安全性能も高まっている

画像引用元:日産
安全性能が高くなっており、万が一の衝突の際に安全と安心を確保します。グレード別設定の7つのエアバッグが搭載されており、安全性を高めています。SRSニーエアバッグはドライバーの脚部を受け止めますし、姿勢を維持することで被害を軽減。
高強度ボディと歩行者傷害軽減ボディで自車を保護するだけでなく、衝突した車両への加害性低減を両立しています。堅固なキャビンが自車の空間を保護していますし、エネルギー吸収性が高まったボディが、衝突した際の歩行者の頭部や脚部の衝撃を緩和します。
新型ルークスのパワーユニット

画像引用元:日産
ルークスに搭載されているのは、NAエンジン、もしくはインタークーラーターボエンジンです。NA車でも専用のセッティングを施しているので、走り出しから高速道路の合流までスムーズに加速します。CVTのギヤ比を最適化しており、ステップ変速による心地よい加速を実現しました。
ターボエンジンは力強い走りとなり、郊外道路や高速道路でも余裕の走りを見せてくれます。1Lエンジンに乗っているかのような動力性能を持っているので、4人乗車時でもパワー不足を感じることが少ないでしょう。
街乗りメインであればNA、郊外や高速道路をよく走るのであればターボエンジンを選択するとよいでしょう。
新型ルークスの価格とグレード
ルークスの価格とグレードをご紹介していきましょう。
基本的には標準モデルとメッキパーツなどで質感を高めているハイウェイスターの2つのスタイルがあります。
またハイウェイスターにはプロパイロットエディションが設定されており、先進技術を体感できるのが特徴です。特別仕様車として、AUTECHが設定されており、専用アルミホイールや専用のインテリアなどが装備され、プレミアムな室内で過ごせます。
ルークスの価格は以下の通りです。
S | 1,415,700円 |
X | 1,546,600円 |
ハイウェイスター X | 1,734,700円 |
AUTECH | 1,747,900円 |
ハイウェイスターX プロパイロットエディション | 1,843,600円 |
ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション | 1,932,700円 |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム プロパイロットエディション | 1,998,700円 |
ハイウェイスターGターボ アーバンクロム | 1,889,800円 |
ハイウェイスターX アーバンクロム プロパイロットエディション | 1,909,600円 |
ハイウェイスターX アーバンクロム | 1,800,700円 |
ハイウェイスターGターボ | 1,823,800円 |
新型ルークスをお得に購入する方法
新型になって更なる魅力を高めたルークスですが、お得に購入するためにはどうすればよいでしょうか?
おすすめしたいのは、低金利ローンを利用する、もしくは未使用車を購入するということです。
それぞれの方法のメリットをご紹介します。
低金利ローン
ルークスは維持がしやすい軽自動車とはいえ、プロパイロットエディションとなると、約200万円近い車両価格となります。一括で購入できるのであれば、問題ありませんが、手元のキャッシュが無くなってしまうことから、ローンの利用を検討される方も多いのも事実です。
ローンなら毎月の支払いを一定額にできますが、利息負担が発生します。総支払額を抑えるためにも低金利なローン商品の利用がお得です。
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