車市場で人気があるのはSUVですが、ファミリーカーとしてはミニバンが根強い人気があります。大人数乗ることができ、大きな荷物を積載でき、スライドドアで開口部が広いのは便利に使える要素です。
しかしあまりに大きな車では女性が運転したり、狭い道に入ったときに不安になるため、コンパクトなミニバンがよい方もおられるでしょう。
近年は大型化している車が多い中で、トヨタのシエンタとホンダのフリードは5ナンバーサイズを維持している貴重なコンパクトミニバンです。この記事では、シエンタとフリードを徹底比較していきます。
【迷う前に!】シエンタとフリードのどっちがよい?
結論からすると、以下のようになります。
新しい車がよい:シエンタ
3列シートがよい:フリード
シエンタは、2022年8月に新型が登場しているので、新しい車が好みの方におすすめです。デザインが大きく変更されただけでなく、安全装備なども充実しているので、機能を重視する方にはシエンタが魅力的でしょう。
一方で、フリードが登場したのは2016年です。すでに登場から6年以上が経過しているのにもかかわらず、新車販売台数で上位に入っている実力ある車です。使い勝手や質感のよさが魅力的なモデルです。
新型になって充実したシエンタ

2022年に新型が発売されたシエンタ。先代モデルからがらっと印象が変わったモデルになりました。先代は、トレッキングシューズをイメージしたちょっと奇抜なデザインが特徴的でした。
3代目では、カジュアルな雰囲気を持っていながらもアウトドアを感じさせる要素もあります。
プラットフォームが刷新されたことや安全装備が充実したので、性能面でも安心できるでしょう。

エクステリアデザインでは、シカクマルというモチーフになっており、ボディ下部のプロテクションが特徴的。フランス車で見たことがあるデザインですが、ツールを連想させるデザインとなっています。
リアコンビネーションランプは、上級グレードにLEDライン発光テールランプが採用され、安定したデザインといえるでしょう。
実は根強い人気があるフリード

現行のフリードが登場したのは、2016年。先代から室内サイズを拡大したり、乗降性を向上したりするなど、魅力的なモデルとなりました。
ドライバーからの視界を拡大し、5ナンバーサイズを維持しているなど、誰でも気軽に運転できるミニバンとなっています。

基本性能の高さは、販売から年数が経過しても、2022年の上半期、2022年の暦年のミニバンの販売台数でトップになるなど、安定した人気を誇っていることからも明らかです。
フリードのエクステリアデザインは、スポーティなものです。ホンダらしいデザインが採用されており、迫力も感じさせる外装となっています。
精悍な雰囲気もあるデザインなのがフリードの特徴です。
運転のしやすさを比較

運転のしやすさの違いでは、どちらも良好な視界を確保しています。フリードはAピラーの部分に三角窓が設置されており、細いピラーによって前方の視界が広がっています。

新型シエンタになると、運転席からの視界も広がっているので、運転がしやすいといえるでしょう。先代モデルとフリードでは、シエンタの視界が懸念点でしたが、新型になって払拭されています。
どちらも水平基調のインパネで広々としているので安心して運転できます。

画像引用元:フリード|Honda
運転のしやすさでは、フリードはハイブリッドタイプにAWDが設定されているのが特徴です。シエンタのE-Fourは高速域では前輪のみを駆動させますが、フリードなら全てのタイヤを駆動してくれます。さらに、インテリジェント・コントロール・システムが搭載されており、センサーで路面の状態を検知して電子制御してくれます。
雪道を走行する機会が多いなら、路面状況にかかわりなく安定して走行しやすいフリードが有利かも知れません。

画像引用元:トヨタ シエンタ
シエンタには、電気式4WDのE-Fourが搭載されています。発進時などにモーターで後輪を駆動させることで、アシストしてくれます。
シエンタに搭載されているばね上制振制御は、道路の凹凸に合わせて車体の揺れを抑制してくれるもの。ハイブリッド車に搭載されている機能ですが、車体のピッチングをコントロールするので、乗り心地がよくなります。
運転していても不快な揺れが抑えられるので、心地よくドライブできるでしょう。
小回りに影響する最小回転半径は、以下の通りです。
- シエンタ:5.0m
- フリード:5.2m
どちらも5ナンバーサイズで小回りが利きますが、シエンタの方が取り回しで優れています。
燃費や安全装備の違い
燃費や安全装備の違いもチェックしていきます。燃費ではトヨタのハイブリッドシステムが圧倒的に有利となります。カタログ燃費や実燃費の数値は、フリードを上回るものです。
さらに安全装備でもフリードよりシエンタの方が新しいので、新しい安全装備が搭載されているのが特徴です。
燃費の違い

画像引用元:トヨタ
燃費の違いでは、ハイブリッドシステムの違いがあります。どちらも1.5Lのエンジンにモーターが加えられたハイブリッドシステムです。
しかしシエンタに搭載されているのは、トヨタが長年改良してきたハイブリッドシステムです。
ハイブリッド車のカタログ燃費
- フリード FF車 20.9km/L(WLTCモード)
- シエンタ FF車 X 28.8km/L(WLTCモード)
カタログ燃費でも上記のように大きな差があります。フリードに搭載されているのは、旧ハイブリッドシステムなので、実燃費にも差がでます。
ハイブリッド車の実燃費
- フリード FF車:18.40km/L
- シエンタ FF車:22.28km/L
燃費計測サイトのe燃費のデータによると、実燃費は上記の通りです。
リッターあたり4kmほど違うと、体感の燃費の差もはっきり分かるでしょう。燃費だけを比較するなら、長年ハイブリッドシステムを搭載してきたトヨタのすごさが伝わってきますね。
安全装備の違い

画像引用元:トヨタ
安全装備の違いも見ていきます。
シエンタにはToyota Safety Senseが、フリードにはHonda SENSINGが搭載されています。さらに安全装備にも違いがあります。
トヨタのToyota Safety Senseは、プリクラッシュセーフティが歩行者と自転車の昼夜の検知、バイクは昼間の検知に対応しています。検知対応している速度域は、約5kmから80kmです。
街中や幹線道路での速度域をカバーできているので、万が一の事故や被害を軽減してくれるでしょう。
また交差点で右折時の対向直進車や横断している歩行者や自転車の検知にも対応しているので安心です。右左折時に見逃した危険がある場合、警告やプリクラッシュブレーキが作動します。
シエンタにはトヨタ チームメイト(アドバンストパーク)が搭載
シエンタとフリードを比較したときの大きな違いは、シエンタにはアドバンストパークが搭載できるという点です。
これは、スイッチを押すだけで駐車をサポートしてくれる機能で、並列駐車や縦列駐車はもちろんですが、区画線のない駐車スペースにも駐車できます。

画像引用元:フリード|Honda
フリードにはHonda SENSINGが搭載されています。しかし夜間の検知には対応していないのが懸念点となるでしょう。
またフリードの一部グレードには、カーテンエアバッグが設定されていません。全車標準装備となっているシエンタと比較すると、どうしても劣る部分があります。
ブラインドスポットモニターやパノラミックビューモニターなど、街中での運転にあると嬉しい機能も、フリードには設定されてません。
発売時期の違いから、シエンタの安全装備の方が充実しているので、安全装備を重視するならシエンタが魅力的です。
車内スペースではどっち?
車内スペースは、どちらもコンパクトミニバンとして使い勝手のよさが際立っています。
それぞれの車種の室内空間は以下の通りです。
シエンタとフリードの室内寸法(室内長✕室内幅✕室内高)
- シエンタ(7人乗り) 2,545mm✕1,530mm✕1,300mm
- フリード(6/7人乗り)3,045mm✕1,455mm✕1,275-1,285mm
計測の違いの影響もありますが、単純にカタログ数値の違いでは、フリードの全長の方が長くなっています。またフリードは、2列目シートがキャプテンシートの6人乗りも選択できます。
2列目シートの乗り心地や使い勝手の幅は、6人乗り仕様が選択できるフリードの方が広いです。
ただし、3列シート仕様の場合の格納方法の違いも比較しておくべきです。

シエンタは、サードシートをダイブダウンで格納できます。フラットな荷室を作りだせるので、大きな荷物でも積載しやすいといえるでしょう。

一方のフリードは、跳ね上げ式の格納方法。簡単に格納できる方法ですが、大きな荷物を積載したいときに左右にあるシートが気になることもあるでしょう。
乗降性の違いでは、開口部の高さに関してはフリードは路面から390mm、シエンタは330mmとなっています。
シエンタの方が低床になっているので、乗降性は高いといえるでしょう。
センタータンクレイアウトを採用したフリードの低床で広々とした車内は魅力的ですが、荷物の積載方法では、シエンタも便利です。
子育て世代にはどっちがよい?
子育て世代にはどちらの車が使いやすいかチェックしてみましょう。
子育て世代の車の使用シーンでは、利便性が高いかどうか、またシートアレンジがどうなのかがポイントとなるでしょう。

シエンタとフリードの両方に、ハンズフリーのスライドドアが搭載できます。両手に荷物を持っていても、足先を操作するだけでスライドドアを開閉できるので、子どもを抱っこしていたり、荷物を持っているシーンで便利です。

画像引用元:フリード|Honda公式サイト
フリードはハンズフリースライドドアをディーラーオプションで装備できます。スライドドアの利便性では、オプション装備すれば互角といえます。しかしシエンタの上級グレードであれば、標準搭載されているのはメリットとなるでしょう。
室内スペースでも取り上げた、シートアレンジの違いも子育て世代の使い勝手に影響します。たとえば、フリードの6人乗り仕様ならキャプテンシートになっているので、3列目シートまでの移動がスムーズ。
3列目シートに子どもを座らせるときには、キャプテンシートになっている6人乗り仕様が便利です。
シエンタとフリードのどちらも使い勝手はよいものの、シートアレンジの違いは使い勝手に影響するため、実車をチェックしてみるのをおすすめします。
価格の比較
シエンタとフリードの価格を比較してみましょう。
- シエンタの価格帯 1,950,000円(税込)~3,108,000円(税込)
- フリードの価格帯 2,330,900円(税込)~3,333,000円(税込)
シエンタとフリードのハイブリッドの価格表
ハイブリッドのエントリーグレード
シエンタ | HYBRID X 2WD(5人乗り) | 2,380,000円(税込) |
シエンタ | HYBRID X E-Four(5人乗り) | 2,578,000円(税込) |
フリード | HYBRID G FF/6人乗り | 2,688,400円(税込) |
フリード | HYBRID G FF/7人乗り | 2,710,400円(税込) |
フリード | HYBRID G 4WD/6人乗り | 2,853,400円(税込) |
ハイブリッドの最上級グレード
シエンタ | HYBRID Z 2WD(7人乗り) | 2,910,000円(税込) |
シエンタ | HYBRID Z E-Four(7人乗り) | 3,108,000円(税込) |
フリード | HYBRID Modulo X FF/6人乗り | 3,311,000円(税込) |
フリード | HYBRID Modulo X FF/7人乗り | 3,333,000円(税込) |
シエンタとフリードのガソリンのグレードの価格表
ガソリンのエントリーグレード
シエンタ | X 2WD(7人乗り) | 1,990,000円(税込) |
シエンタ | X 2WD(5人乗り) | 1,950,000円(税込) |
フリード | G FF/6人乗り | 2,330,900円(税込) |
フリード | G FF/7人乗り | 2,352,900円(税込) |
フリード | G 4WD/6人乗り | 2,495,900円(税込) |
フリード | G 4WD/7人乗り | 2,517,900円(税込) |
ガソリンの上級グレード
シエンタ | Z 2WD(7人乗り) | 2,560,000円(税込) |
シエンタ | Z 2WD(5人乗り) | 2,520,000円(税込) |
フリード | Modulo X FF/6人乗り | 3,005,200円(税込) |
フリード | Modulo X FF/7人乗り | 3,027,200円(税込) |
単純に価格の比較をしてみるなら、エントリーグレードとハイブリッドモデルも含めて、シエンタの方が購入しやすい価格帯から展開されています。
しかしエントリーグレードは装備の面で劣りますし、フリードと比較するとシエンタの安全装備は新しいものが搭載されているのは魅力的です。
一方でフリードの上級グレードは、モデューロという走りに特化したグレードが選択可能です。
装備やグレードで、簡単に比較しにくいといえるでしょう。車のキャラクターも異なるため、予算内で好みのグレードを選択するのがおすすめです。
カミタケチャンネル!
新型シエンタとフリードを徹底比較しました。ファミリーカーとしてはどっちが使いやすいのか、スタッフが動画で解説します。
シエンタの維持費
燃費とガソリン代
シエンタはハイブリッドモデルもガソリンモデルも提供されており、それぞれの燃費性能が魅力です。ハイブリッドモデルでは、市街地走行でも燃費が20km/L以上になることが多く、長距離ドライブや通勤での燃料費を抑えられます。ガソリンモデルでも、一般的なミニバンと比べて燃費が良く、維持費の軽減に寄与します。
自動車税
シエンタの自動車税は、排気量に応じて異なります。ガソリンモデルは1.5Lエンジンが搭載されているため、年間の自動車税は約30,500円程度です。一方、ハイブリッドモデルも同じ排気量ですが、エコカー減税が適用される場合があり、初年度や翌年度の税額がさらに軽減されることがあります。
車検費用
車検の費用はシエンタの維持費の中でも大きな部分を占めます。初回の車検は購入から3年後、その後は2年ごとに実施する必要があります。基本的な車検費用に加えて、交換が必要な部品や整備内容によって追加料金が発生することがあるため、事前に見積もりを確認しておくと安心です。
保険料
シエンタの自動車保険料は、年齢や運転歴、補償内容によって異なります。ファミリーカーとして利用されることが多いため、運転者の年齢層が高い場合には保険料が比較的安くなる傾向があります。また、安全運転支援システムが搭載されているモデルでは、事故リスクが低減されることから、保険料の割引が適用されることもあります。
メンテナンス費用
定期的なオイル交換やエアフィルターの交換、ブレーキパッドの点検など、シエンタのメンテナンス費用は比較的リーズナブルです。ハイブリッドモデルの場合、バッテリーの点検も必要ですが、トヨタの信頼性の高いハイブリッドシステムのおかげで、大きな故障は少ない傾向にあります。
タイヤ交換費用
シエンタのタイヤは15~16インチサイズが一般的で、交換費用も比較的手頃です。タイヤの寿命は走行距離や運転の仕方に左右されますが、通常は3~4年ごとに交換が必要です。また、スタッドレスタイヤに交換する場合は、季節ごとの費用も考慮する必要があります。
駐車場代
都市部に住んでいる場合、駐車場代はシエンタの維持費に大きな影響を与えることがあります。駐車場の月額料金は地域によって異なりますが、特に都市部では高額になりがちです。自宅に駐車スペースがある場合は、維持費の削減が期待できます。
フリードの維持費
燃費とガソリン代
フリードはハイブリッドとガソリンモデルがあり、それぞれの燃費性能が優れています。ハイブリッドモデルでは平均20km/L前後の燃費が期待でき、ガソリンモデルでも15km/L程度の燃費性能を持っています。日常の街乗りから長距離ドライブまで、燃料費を抑えやすいのが魅力です。
自動車税
フリードの自動車税は、排気量が1.5Lであるため、年間の税額は約30,500円です。ハイブリッドモデルの場合、エコカー減税の対象となることがあり、初年度や翌年度の税金が軽減される可能性があります。新車購入時に減税の適用条件を確認しておくと良いでしょう。
車検費用
フリードの車検費用は、通常の整備費用や法定費用を含めて数万円程度から見積もりができます。最初の車検は新車購入から3年後に行い、その後は2年ごとに実施する必要があります。消耗品の交換や追加整備が発生する場合は費用が増加するため、予算に余裕を持っておくと安心です。
保険料
フリードの自動車保険料は、年齢や補償内容、運転者の運転歴などによって異なります。安全運転支援機能「Honda SENSING」が標準装備されているため、事故のリスクを低減でき、保険料割引が適用されることもあります。特に家族で利用する場合は、補償内容を充実させつつ、保険料を抑えることができます。
メンテナンス費用
フリードのメンテナンス費用は比較的リーズナブルで、エンジンオイル交換やブレーキパッドの点検などの基本的な整備が主なコストです。ハイブリッドモデルでは、ハイブリッドバッテリーの定期点検も必要になりますが、信頼性が高く、バッテリー交換の頻度はそれほど高くありません。
タイヤ交換費用
フリードは15インチまたは16インチのタイヤを使用しており、交換費用は比較的手頃です。タイヤの寿命は走行距離や運転スタイルによって異なりますが、通常3~4年程度での交換が推奨されます。また、雪が降る地域ではスタッドレスタイヤの購入や交換費用も考慮する必要があります。
駐車場代
都市部に住んでいる場合、フリードの維持費には駐車場代が大きな影響を与えることがあります。駐車場代の相場は地域によって異なり、月額1万円~数万円まで幅があります。自宅に駐車スペースがあれば、駐車場代を節約できますので、その点も考慮すると良いでしょう。
シエンタのガソリン車の実燃費とカタログ燃費
カタログ燃費
シエンタのガソリン車は、WLTCモードで18.4km/Lのカタログ燃費が示されています。この数値は、理想的な試験条件で測定された燃費であり、都市部・郊外・高速道路を組み合わせた平均的な走行を想定しています。そのため、実際の走行環境とは異なることがあります。
カタログ燃費では、シエンタの方がフリードよりもよい数値になっているのが特徴です。
実燃費
実際の走行におけるシエンタの実燃費は、カタログ燃費よりやや低くなる傾向があります。市街地では信号や渋滞が多く、エンジンの負荷が増えるため、12~14km/L程度になるケースが一般的です。
一方、高速道路での長距離走行では、エンジン回転数が安定し、15~16km/L前後の燃費が期待できます。また現行モデルは、実燃費もよいケースがあり、実燃費で16km/Lを超えることもあるようです。
フリードのガソリン車の実燃費とカタログ燃費
カタログ燃費
先代フリードのガソリン車は、カタログ上の燃費がWLTCモードで17.0 km/Lとされています。この数値は、試験条件での走行をもとに算出されたもので、理想的な状況下での燃費を示しています。カタログ燃費は車を選ぶ際の目安になりますが、実際の走行では異なることが多いです。
実燃費
実際の道路での燃費、いわゆる「実燃費」はカタログ燃費よりやや低めになることが一般的です。特に市街地走行が多い場合や信号が多い場所での運転では、12~14km/L程度の実燃費になることが多いです。一方で、高速道路や郊外の道路を一定速度で走行する場合は、15~16km/L前後の実燃費が期待できます。
高速道路などの一定速度で走行すると、20km/Lを超える実燃費を記録するケースもあるようです。
シエンタとフリード以外のおすすめ車種
シエンタとフリード以外におすすめ車種があります。
スズキのソリオ、トヨタのルーミー、さらにトヨタのヴォクシーです。
スズキ ソリオ

画像引用元:スズキ
スズキのソリオは、5人乗りのコンパクトカーでスライドドアを搭載している利便性の高い車です。現行モデルは先代モデルよりも室内空間を広げているので、3列シートを使用する機会が少ない方におすすめのモデルです。
ベースとなっているのは人気軽自動車のワゴンR。コンパクトハイトワゴンとして、20年以上にわたって支持を集めている車です。
追加されたHYBRID SZなら、ハイブリッドシステムを搭載しており、モーターだけでのEV走行にも対応しています。
後ほど紹介するトヨタのルーミーは、ハイブリッドシステムが搭載されていないモデルですが、ソリオならマイルドハイブリッドとハイブリッドとパワーユニットの選択肢が広がっています。
大人数で乗ることは少なくても、広々した車内が欲しい、さらにハイブリッドがよいという方にぴったりのモデルです。

トヨタ ルーミー

トヨタのルーミーは、2016年から販売されているモデルです。5人乗りでスライドドアを搭載したコンパクトカーとして、ソリオを追いかける形で販売され、販売台数でも上位に入っている車。
使い勝手のよさが市場にも受け入れられているのは明らかです。人気の理由は、コンパクトなのにしっかり広々した車内。
ウェルカムパワースライドドアを搭載できるなど、家族の車として必要な利便性を確保しています。
ハイブリッドシステムは搭載されていませんが、ターボエンジン搭載グレードを選択できるのは魅力です。
排気量は小さくてもキビキビ走行できるパワーユニットを搭載しているので、幹線道路でも力強く走行できます。

トヨタ ヴォクシー

ファミリーカーとして、圧倒的な人気があるのがミニバンです。SUVなどが流行っていたとしても、使い勝手からやはりミニバンに落ち着くという家庭も多いでしょう。
シエンタやフリードと比較すると、ワンサイズ大きくなるのがヴォクシーです。3ナンバーサイズになるので、女性が運転するとちょっと大きく感じるかもしれません。
それでも、見晴らしのよさがある運転席や視界になっているので、運転はしやすいでしょう。シエンタやフリードよりも存在感があるエクステリアになっているので、かっこよいミニバンが好みの方にもおすすめ。
室内空間が広がると、ロングドライブも快適になりますし、車中泊もしやすいでしょう。車の使い方によっては、シエンタやフリードよりもワンサイズ大きい方がよいと感じる方もおられます。実車と比較してみるのをおすすめします。

コンパクトミニバンをお得に購入する方法
シエンタやフリードをお得に購入する方法をご紹介します。
未使用車
お得に安心できる車を購入したい方におすすめなのが、未使用車の購入です。登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。
購入費用を抑えるために中古車を検討する方もおられますが、中古車は車のコンディションを把握しにくいというデメリットがあります。
その点、未使用車は登録済みなので中古車という扱いでも、走行距離も少ない車両が多いため安心して長く乗れます。
弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の在庫を展示しているため、シエンタやフリードのようなコンパクトミニバンを探していただきやすいです!
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低金利ローン
お得に新車を購入したい場合に、ローンを検討する方も一般的です。キャッシュで購入すると手元の現金を残しておけないですし、毎月の支払額を一定にして、無理なく希望する車を購入できるからです。
しかしローンは便利な支払い方法ですが、金利手数料が発生します。たった数%の金利手数料と感じる方もおられますが、総支払額に換算すると大きな金額となります。
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