ホンダが発売しているミドルクラスミニバンのステップワゴンは、ホンダ独自の低床プラットフォームで広々とした車内空間が魅力です。
安定した走行性能を誇るだけでなく、荷物が多いファミリーでも使いやすい車内空間です。またわくわくリアゲートが装備されているものを選択でき、荷物の積載もしやすいことも人気の理由です。
ファミリーカーとしての人気があるステップワゴンはどれほど値引きできるでしょうか?この記事では、実際に購入した方の値引き額やステップワゴンの特徴などをご紹介します。
またリセールバリューを考慮したおすすめグレードや購入方法をご紹介します。
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ステップワゴンの良さとは?
ステップワゴンの良さは、大きく分けると2つあります。
- 低床プラットフォームの広々とした車内空間
- 質感が向上した車内
ライバル車種も似たようなメリットを備えているものの、上記の2つにおいてステップワゴンは優れています。
低床プラットフォームの広さ

画像引用元:ホンダ
ホンダは独自の低床プラットフォームを採用しており、広々とした車内が自慢のミニバンでもトップクラスの乗降性を持っているのが特徴です。
プラットフォーム自体が低く設計されており、スライドドア部分のステップ高が低く抑えられています。これは「メカのスペースを最小に、人のスペースを最大に」というホンダの思想が体現されている設計です。
小さな子どもやお年寄りの方も、スライドドアの大きな開口口と低いステップ高であれば乗降しやすいです。低床でありながらも3列目シートを床下に格納できるので、荷室空間も広くなり、大きな荷物も積載しやすいのも魅力となります。
質感が向上した車内

ステップワゴン AIR 画像引用元:ホンダ
新型ステップワゴンになって、車内の質感が向上しています。水平基調のインパネは、ドライバーが手を伸ばしやすいところにスイッチが配置されているので、操作しやすくなっています。
デザインもすっきりとしたもので、運転主の視界を妨げにくくなっているのが特徴です。e:HEV車の場合には、シフトレバーではなくスイッチになっているので見た目もすっきりです。

ステップワゴンSPADA 画像引用元:ホンダ
エアーのインテリアには、ホッとできる風合いのファブリックが採用されています。スパーダの場合には、ファブリックとプライムスムースが組み合わされたシートです。エアーとスパーダは撥水と撥油のFABTECT採用されています。
上位グレードとなるプレミアムラインになると、スエード調表皮&プライムスムースのコンビシートでさらに質感が高くなります。

画像引用元:ホンダ
カミタケチャンネル
ファミリーカーにおすすめのステップワゴン。女性目線での感想もご紹介しているので、ぜひ動画をご覧ください。
ステップワゴンのモデルチェンジ情報
ステップワゴンのモデルチェンジ情報をご紹介しましょう。
初代モデルが販売されたのは1996年からです。キャブオーバータイプのミニバンが多い時代でしたが、いち早くFFレイアウトを採用したことから、価格帯の広さやパッケージングが人気の理由となりました。
その後、2代目や3代目モデルはそれほど人気を集めませんでしたが、2009年から発売されてた4代目で人気を回復させます。現行モデルは2015年からの5代目です。
2016年5月一部改良
2016年5月に一部改良が行われ、Honda SENSINGやサイドエアバッグが「G」系グレードとスパーダに標準装備されるようになりました。Honda SENSING非装備のグレードも設定されていました。
同年10月には「Modulo X」が追加されるなど、ミニバンでありながら走りも楽しめるプレートが設定されています。
2017年9月マイナーチェンジ
「SPORT HYBRID i-MMD」を採用したHYBRIDが新設定されました。ヘッドライトがLED化されていることやフロントグリルやテールゲートスポイラーの形状も変更されています。
Honda SENSINGが全タイプに標準装備されたことやボディカラーの設定が変更されました。
2020年1月一部改良
ハイブリッド車の設定がe:HEVの名称で展開されたことにより、タイプ名が変更されました。 「SPADA」に撥水撥油加工されている「FABTECT」が採用されたことで、汚れを気にせず乗車しやすくなっています。
わくわくゲートを非装着のテールゲートに変更することが可能となりました。見た目がスッキリするテールゲートが装着できるので、横開きを多用しない方の選択肢が増えています。
2022年5月に6代目にフルモデルチェンジ
6代目にフルモデルチェンジして発表されました。タイプがシンプルになり、ガソリンモデルとe:HEVモデルが共通になります。標準車の「AIR」と専用グリルなどを装着した「SPADA」があります。また上級仕様の「SPADA PREMIUM LINE」も設定されました。
ステップワゴンの納期は?
2022年9月時点でのステップワゴンの納期予想を紹介します。
車種によって納期が異なっていますが、ステップワゴンのガソリン車は半年程度、e:HEVモデルは半年以上が納期予想です。
状況によって、また車種によって異なるため最新情報をチェックしてください。
ステップワゴンの燃費は?

画像引用元:ホンダ
ステップワゴンのカタログ燃費は、ハイブリッド車とガソリンターボ車に分けて考える必要があります。
ハイブリッド車はホンダの2モーターハイブリッドシステムの「e:HEV」が搭載されています。ガソリンエンジンで発電しモーターを駆動させることで、トルクを活かした走りでも、低燃費を実現しました。
ガソリン車には、1.5LVTECターボエンジンが搭載されています。小排気量のガソリンエンジンでもターボで出力を上げることで、燃費とパワーのバランスが取れているパワーユニットです。
カタログ表記の燃料消費率
e:HEV車:20.0km/L
ガソリン車:13.1~13.9km/L
ステップワゴンの実燃費を見ていきましょう。
ガソリンエンジン(FF)とe:HEV(FF)の実燃費は、燃費計測サイトのe燃費のデータで以下の通りです。
実燃費
ガソリン車:7.95km/L
e:HEV車:13.6km/L
どちらのパワーユニットでもカタログ燃費からは数値が下がるのは仕方ありません。ガソリン車とハイブリッド車の両方が、ミドルクラスミニバンとしては平均的な実燃費といえるでしょう。
特にe:HEV車は、街乗りという加減速が多いシーンでモーターによる恩恵が大きいです。ライバル車種と比較しても良い数値となっています。
※参考:e燃費
https://e-nenpi.com/enenpi/carname/314
https://e-nenpi.com/enenpi/carname/1412
ステップワゴンのグレードと価格
ステップワゴンのグレードと価格は以下の通りです。
AIR | FF:定員7名 3,169,100円 4WD:定員7名 3,411,100円 |
e:HEV AIR | FF:定員7名 3,553,000円 |
SPADA | FF:定員7名 3,466,100円 4WD:定員7名 3,686,100円 |
e:HEV SPADA | FF:定員7名 3,850,000円 |
SPADA PREMIUM LINE | FF:定員7名 3,682,800円 4WD:定員7名 3,873,100円 |
SPADA PREMIUM LINE e:HEV | FF:定員7名 4,066,700円 |
ステップワゴンのグレードは大きく分けると、パワーユニット別にガソリン車の標準グレードとe:HEV車があり、それぞれカスタム系のSPADAが設定されています。
ガソリン車とe:HEV車はパワーユニットの違いの他に、SPADA専用のエクステリアになっているのがポイントです。フロントフェイスのスタイリッシュさが異なるため、SPADAはおすすめといえるでしょう。またボディ色もe:HEV車専用色が設定されています。
ステップワゴンの値上げについて、カミタケモータースのスタッフが解説しています。ぜひ動画をチェックしてください。
ステップワゴンが2024年7月から値上げ
ステップワゴンおよびステップワゴン福祉車両が11万5500円~15万4000円の値上げとなりました。
ホンダによると、この値上げは原材料価格や物流費の世界的な高騰が主な理由とされています。装備に変更はないので、もし気になるのであれば値上げ前のモデルがおすすめです。
ステップワゴンのおすすめグレードは「e:HEV SPADA」
ステップワゴンのおすすめグレードをご紹介します。
上の見出しのように、ステップワゴンのガソリン車とe:HEV車の両方を比較したときのおすすめグレードは「e:HEV SPADA」です。
「e:HEV SPADA 」
車両価格:3,641,000円

画像引用元:ホンダ
安全装備のHonda SENSINGは標準装備されていますし、SPADAの専用フロントグリルやLEDヘッドライト、さらに「FABTECT」も装備されています。1列目シート用のサイドエアバッグシステムやサイドカーテンエアバッグ全グレード標準装備されています。
前モデルに搭載されていたわくわくゲートは装備されていませんが、開度を調整できるパワーテールゲートがあるので、狭い駐車場でも使いやすいです。
さらに予算に余裕があるなら、 「PREMIUM LINE」がよいでしょう。シート表皮が質の高いものになるので、さらに快適に過ごせます。
ステップワゴンのリセールバリューは?
ステップワゴンのリセールバリューについて見ていきます。基本的にハイブリッドシステムを搭載したe:HEV車のリセールが高いと予想されています。
ステップワゴンはe:HEV車はAIRとSPADAがありますが、「e:HEV SPADA 」のリセールがよいと予想されます。
続いてガソリン車のSPADAという順番です。リセールのことを考えても、予算に余裕があるならe:HEV車のSPADAがおすすめです。
ステップワゴンは中古車・新車のどちらが良い?
ステップワゴンを購入する際に中古車にするのか、それとも新車にする方がよいのかを比較していきます。
リセールバリューを考慮するとおすすめなのはe:HEV搭載グレードです。このハイブリッドシステムがe:HEVという名称で展開されたのは、2020年1月からです。
それでリセールバリューが高いグレードを選択したいのであれば、比較的新しいモデルとなり、中古車のメリットが薄れます。もちろんガソリン車であれば、中古車も選択できますが、リセールバリューが高いグレードを選択したいのであれば新車がおすすめです。
新車であってもお得な購入方法選択すれば、費用の負担を抑えて希望するグレードに乗れます。
ステップワゴンの値引きはどこまでいける?
ステップワゴンを購入したかったらどこまで値引きできたのかご紹介しましょう。
価格ドットコムに掲載されている情報では、以下のような値引額となっています。
グレード | 車両値引き | オプション値引き |
スパーダ e:HEV | 5万円 | 5万円 |
スパーダ e:HEV | 10万円 | 10万円 |
スパーダ e:HEV | 10万円 | 0円 |
スパーダ e:HEV PREMIUM LINE | 10万円 | 15万円 |
25万円ほど割引に成功している方もおられる一方で、オプション値引きと車両値引きを合わせても10万円だけの値引きに成功したという方もおられます。
値引き額は申告されている金額ですので、本当に値引きできた額なのかは信憑性を調査するのは難しいものの、平均値として約20万円となります。40万円よりもさらに値引きできたというデータもありますが、現行モデルではオプション値引きも含めて20万円値引きできれば合格点といえるでしょう。
ステップワゴンの競合車種
ステップワゴンの競合車種をご紹介しましょう。日産のセレナやトヨタのヴォクシーは同ジャンルのミニバンとなり、比較対象となります。
ステップワゴンと比較した際のポイントなどを解説します。
日産 セレナ

日産のセレナはミドルクラスミニバンの中でも車内空間が優れており、広々としているのが特徴です。車内空間の広さを重視するのであれば、セレナもよい選択肢となるでしょう。
日産はe-POWER搭載車を選択できるので、ステップワゴンと同じようにエンジンで発電してモーターで駆動させる方式となります。

画像引用元:日産
またセレナは2.0Lガソリン車も選択できます。e-POWERほどの燃費にはならないものの、「X」グレードでWLTCモード13.4km/Lを記録しているなど、ガソリン車と比較すると低燃費を実現しているパワーユニットです。
車内空間では、ウォークスルーモードができるので車内の移動がスムーズになります。シートアレンジも豊富なので、荷物の大きさや乗車人数に合わせて調整しやすいのもポイント。
一方でセレナは3列目シートが跳ね上げ式となっています。荷室の幅が欲しいのであれば、床下まで格納できるステップワゴンの方が有利となるでしょう。セレナの場合には、デュアルバックドアという小さなドアも搭載されているので、狭い駐車場スペースでも荷物を楽々収納できます。
セレナについてはこちらの記事をチェック!
セレナの内装は?インテリアのデザインや荷室の使い勝手を徹底解説
トヨタ ヴォクシー
フロントフェイスの形状から、ステップワゴンのSPADAに競合するモデルといえるでしょう。ステップワゴンと比較すると、3列目シートは跳ね上げ式を採用しています。大きな荷物を積載するときの幅では、ステップワゴンに劣ります。 とはいえ荷室幅は1,100mmもあるので、大きな荷物も積載しやすいです。

ステップワゴンと比較するとヴォクシーは2列目シートがキャプテンシートを採用しており、超ロングスライドの810mmの調整幅。レバー操作1つで足元空間を広げられるのはポイントです。
使いやすい所にたくさんの収納があるのもヴォクシーの魅力です。子どもがいる家庭にふさわしいパッケージングで日常生活で使いやすいでしょう。
後席での快適性を重視するのであれば、ヴォクシーが魅力的ですが、リアゲートの利便性はステップワゴンの特徴なので比較要素になるでしょう。
ヴォクシーについては、こちらの記事もチェック⇓
ヴォクシーの内装を徹底解説!インパネや荷室、ライバル車種との比較まとめ
ステップワゴンを安く購入するには?
ステップワゴンを安く購入する方法を紹介します。低金利ローンを利用すること、さらに未使用車を選択すると、購入費用を抑えながらステップワゴンを購入できるのでおすすめです。
低金利ローン
低金利ローンとは名前の通り金利が抑えられているローン商品のことです。普通車を購入するときにはローンを利用される方が珍しくありません。
毎月の支払額を抑えながら、希望するグレードの車種に乗れます。また手元のキャッシュを残しておけるのもローンを利用するメリットです。
しかしローンを利用すると金利の負担が発生します。そこで手数料となる金利を抑えられるのが、低金利ローンです。例えば弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利ローンを取り扱っており、e:HEV SPADAなら、最大104.2万円もお得になります。
1.99%の超低金利ローンはオプションがセットになっているプランですので、マットやバイザーはもちろんのこと、フルセグナビやドライブレコーダーまでセットになっています。アクセサリーを購入することなくすぐに乗り出していただけるので、比べてみればお得です!
未使用車
登録済(届出済)未使用車というのは初度登録済であっても一般の走行に供されていない車のことです。登録されているので新車という取り扱いではありませんが、コンディションは限りなく新車に近いですし、新車と比較すると安く購入できることが多いのがメリットです。
新車よりも短い期間で納車できるので、乗り換え時期が迫っている方にもおすすめの購入方法となります。カミタケモータースでは常時300台以上の在庫を展示しており、ミニバンもさまざまな車種を比較していただけます。
たくさんの在庫を持っているからこそ、複数の車種を比較してピッタリの1台を探していただけるでしょう。ぜひこちらから最新在庫情報をご覧ください。

まとめ
ステップワゴンはグレードによって大きな値引き額を引き出すことができる場合があります。広々とした車内空間や使い勝手の良いシートアレンジなどは、家族の車としてぴったりといえるでしょう。
リセールを考えるとハイブリッドシステムを搭載したグレードはおすすめです。新車1.99%のお得な購入方法を利用して、ぜひ自分に合ったグレードのステップワゴン選びをしてください。


