ダイハツが発売している人気軽自動車のタント。タントがOEM提供されて、スバルから発売されているのがシフォンです。
ほとんど同じ車種ですが、グレードによって選択肢が異なる2車種は、どちらを購入するのがおすすめでしょうか?この記事では、似ているようで、実は少し異なる2車種の違いや選び方のポイントをプロが解説します。
タントとシフォンの違い
- ダイハツはタント、スバルはシフォン
- シフォンのグレードは限られている
- 価格も異なるので注意
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タントの概要

タントは、ダイハツが販売しているスーパーハイトワゴンで広々とした車内と助手席側の大開口部が特徴のモデルです。
軽自動車のスーパーハイトワゴンのジャンルでは、ホンダのN-BOXが販売台数で上位にいますが、タントもライバル関係にあります。
販売が開始されたのは2003年からで、車体寸法が限られている軽自動車でも広々とした車内が確保できるとして、スーパーハイトワゴンの人気の先駆けとなりました。
初代が発売されてから、2005年にはスタイリッシュなデザインになるカスタムが発売され、押し出し感があり質感が高いグレードも展開されています。
タントの遍歴
タントは2003年に発売が開始され、2007年には2代目にフルモデルチェンジしました。特に2代目になってからは、助手席側に軽自動車初となるセンターピラーレス構造を採用した「ミラクルオープンドア」が特徴となります。
グレードによっては、パワースライドドアを採用するなど、ファミリーカーとしての利便性も高めました。
3代目は2013年から2019年まで発売されていました。安全性能を高めるなど、家族向けの車として性能を高めています。
現行モデルは、2019年から発売されています。運転席のスライド量が最大540mmまで可能になった運転席ロングスライドシートが採用されたり、ドアが閉まる前にドアロック予約が可能なタッチ&ゴー機能が搭載されたりしました。
2022年10月には、アクティブな印象があるタントファンクロスが追加されています。


シフォンの概要

画像引用元:シフォン | SUBARU
スバルからは、2代目タントの派生モデルであるタントエグゼをOEM供給して、ルクラを販売していました。2015年に販売終了してから、スバルブランドとしてスーパーハイトワゴンがありませんでしたが、2016年からタントをOEM元としてシフォンが販売されました。
タントと同様に、両側スライドドアを採用しているため、ファミリーカーにぴったりなモデルとなっていました。
またシフォンもタントと同様に、ドレスアップモデルのシフォンカスタムがラインナップしています。
シフォンの遍歴
シフォンは、2016年から発売されており、タントの3代目モデルのOEM提供からスタートしています。標準グレードやカスタム系グレードも展開されていますが、標準グレードのターボエンジン搭載グレードなど、一部グレードは販売されていませんでした。
また内装装備もタントとは異なる部分がありました。しかしタントが改良モデルを発売すると、シフォンも同様に充実した装備となり、魅力を高めています。
2019年にはタントがフルモデルチェンジしたため、シフォンもフルモデルチェンジしました。スマートアシストが強化され、車線逸脱抑制機能や標識認識機能が追加されています。
ターボ車には、ギア駆動も組み合わされた新しいCVTが採用されました。これにより、走行性能の向上が見込まれます。
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タントとシフォンの違いは?

タントとシフォンの違いをご紹介します。基本的にタントとシフォンはほとんど同じなので、異なる点は少ないです。しかし装着できるオプションなどが少し異なっているため、装着したい装備によっては車選びに影響するでしょう。
エクステリア

エクステリアでは、両車に大きな違いはありません。シフォンの標準グレードにLEDフォグランプが装備できない(アクセサリーで装着可)のは、タントと異なる点です。その他は目立った違いはないため、フロント&リア、ホイール中央のエンブレムの違いとなります。


ボディーカラー
ボディーカラーは、タントとシフォンで異なっているため、好みのボディーカラーによっては車選びに影響します。
タントとシフォンのボディーカラーは以下の通りです。
標準顔
タント
- アイスグリーン
- サンドベージュメタリック
- シャイニングホワイトパール※
- ホワイト
- ブライトシルバーメタリック
- ブラックマイカメタリック
- レーザーブルークリスタルシャイン※
- ファイアークォーツレッドメタリック
- プラムブラウンクリスタルマイカ※
- ホワイト/アイスグリーン●
- ホワイト/サンドベージュメタリック●
※27,500円高
●55,000円高
シフォン
- シャイニングホワイトパール※
- ブライトシルバーメタリック
- ブラックマイカメタリック
- サンドベージュメタリック
- ファイアークォーツレッドメタリック
- プラムブラウンクリスタルマイカ※
- レーザーブルークリスタルシャイン※
- ホワイト/サンドベージュメタリック●
※27,500円高
●55,000円高
カスタム
カスタム系のボディーカラーは、両車共通となっており、以下の通りです。
タント/シフォン
- シャイニングホワイトパール〇
- ブラックマイカメタリック
- クロムグレーメタリック
- クールバイオレットクリスタルシャイン〇
- ターコイズブルーマイカメタリック
- レーザーブルークリスタルシャイン※
- ファイアークォーツレッドメタリック
- ブラックマイカメタリック/シャイニングホワイトパール※
- ブラックマイカメタリック/ファイアークォーツレッドメタリック●
※66,000円
●55,000円
〇27,500円
希望するボディーカラーがあるなら、車種選びに影響することもあるでしょう。タントはアイスグリーン、ホワイト、さらにホワイト/アイスグリーンが選択可能です。
シフォンカスタムでツートンカラーを選択すると、タントカスタムではメーカーオプションで27,500円のサイドガーニッシュ(メッキ)が装着されます。
インテリア

インテリアでは、装備が少し異なっており、ステアリングのエンブレムが異なっています。
シフォンは、運転席ロングスライドシートがG、R、RSに標準装備されているのが異なる点です。タントは、運転席ロングスライドシートは、Lを除く他のグレードに22,000円のオプションになっています。
これは、マイナーチェンジ前はタント/シフォンとも標準装備でしたが、マイナーチェンジにはタントはオプション扱いになり、シフォンは標準装備になりました。
また、シフォンには純正アクセサリーのブラインドスポットモニター(BSM)が装備できないのも異なります。ブラインドスポットモニターは、車両後方の死角に走っている車を検知して、ブザーと点滅で知らせてくれる装備です。
危険を知らせる機能として、BSM(ブラインドスポットモニター)やRCTA(リアクロストラフィックアラート)、さらにDOW(ドアオープンワーニング)があります。
BSM(ブラインドスポットモニター)
隣のレーンを走っている車が死角に入ってきたときに、インジケーターが点灯します。検知しているときに、その方向へウインカー操作をすると音とインジケーターで知らせます。
RCTA(リアクロストラフィックアラート)
後退している際に、死角に入ってくる車を検知してインジケーターの点灯とブザー音で注意喚起します。運転席から見えにくい位置に入ってくる車を知らせてくれるので、安全運転できる機能です。
DOW(ドアオープンワーニング)
後方から近づいてくる車両を検知して、ドアを開けようとする際に、インジケーターやブザー音で知らせてくれます。
これらの機能は、後付けできるものなので、納車後でも取り付け可能です。
グレード
シフォンとタントのグレードの比較をしてみましょう。両車のグレードの違いとして、シフォンにはアイドリングストップ非装着車の設定がありません。
シフォンにはecoIDLE非装着車なし
シフォンにはecoIDLE非装着車が設定されていません。納期に影響が出る要因として、半導体の不足があります。そのため、少しでも納車を早めるために、タントにはアイドリングストップ非搭載車が設定されています。
グレード別の車両価格は以下の通りです。
シフォン
L
- 2WD1,386,000円
- 4WD1,512,500円
G
- 2WD1,562,000円
- 4WD1,683,000円
R
- 2WD1,804,000円
- 4WD1,925,000円
RS
- 2WD1,892,000円
- 4WD2,013,000円
タント
L
- 2WD1,386,000円
- 4WD1,512,500円
X
- 2WD1,540,000円
- 4WD1,661,000円
Xターボ
- 2WD1,650,000円
- 4WD1,771,000円
カスタムX
- 2WD1,782,000円
- 4WD1,903,000円
カスタムRS
- 2WD1,870,000円
- 4WD1,991,000円
グレードの違いでは、シフォンにはXターボに相当するグレードがありません。また、タントにはアクティブな印象があるタントファンクロスが設定されていますが、シフォンには相当するグレードは設定されていません。
シフォンの「G」、「R」、「RS」には、タントでオプションで22,000円の運転席ロングスライドが標準装備となっています。そのため、車両本体価格が高くなっています。
タントとシフォンを買うならどっち?
タントとシフォンを買うならどっちがよいでしょうか?基本的に、どちらを購入しても同じといえます。
装備面での違いも少ないため、好みのボディーカラーがある車種を選択するのでもよいでしょう。また付き合いのあるディーラーがあるなら、ダイハツ、もしくはスバルというメーカーで選択できます。
タントとシフォンの違いとして、標準グレードのターボエンジン搭載グレードは、シフォンにありません。
押し出し感のあるデザインは好みではなくても、ターボエンジンで力強く走行したい方はタントのXターボを選択可能です。
その他の違いはほとんどないため、好みのメーカーや付き合いのあるディーラーの違いによって選択するのもよいでしょう。
お得に車を購入する方法
お得に車を購入する方法をご紹介します。
未使用車
登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。登録はされているので、中古車という扱いになりますが、コンディションは新車に限りなく近いです。
場内で車を移動させるだけの車も多く、走行距離が短い車が多いので、安心して車に乗れるでしょう。中古車では前オーナーがどのようなメンテナンスをしていたのか判断しにくいですが、新車に限りなく近い未使用車なら安心です。
中古車という扱いのため、新車よりもお得に購入できる車両が多いのも特徴。在庫がある車に限られるという懸念点はありますが、常時300台以上を展示しているカミタケモータースなら好みの車を探していただきやすいです!
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低金利ローン
低金利ローンはお得に車を購入する方法の1つです。軽自動車でもグレードや装着するオプションによっては、200万円以上になるケースもあります。
現金一括で購入もできますが、低金利ローンなら手元にキャッシュを残しておけます。普通車と比較して購入しやすい価格帯ではあるものの、低金利ローンなら毎月の支払額を一定にしながら、好みのグレードに乗りやすいです。
タントカスタムなら、支払額は以下の通りです。
タントカスタムX

15,500円✕120回払い
ボーナス月30,000円✕2回/年✕10年
【初回のみ】23,348円(税込)
【車両本体価格】1,782,000円(税込)
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