ダイハツタントはあらゆる世代からも人気を集めている車です。度々商品改良され、よりよい機能が備え付けられています。
2024年10月にも商品改良がおこなわれているので、どのような変更があったかやこれまでの商品改良点などを紹介しています。お得にタントを購入する方法も挙げているので参考にしてください。



【2024年10月】最新のタント商品改良の概要

画像引用元:タント ダイハツ
2024年10月のタントの商品改良では、機能面と価格での変更がおこなわれています。
具体的には以下のとおり。
- コーナーセンサーの追加
- 純正ナビアップグレードパッケージの標準装備
- メーカー希望小売価格の改定
まず、車両後方のコーナーセンサーが2個から4個に追加されています。
障害物の距離に応じて警告音を変えて知らせてくれる機能なので、死角になりやすく見えづらい位置の駐車も安心しておこなえます。
コーナーセンサーはフロントに2個、リヤに4個で前後に装備されており障害物の確認をしっかりサポート。
また、これまではタントLグレードにはなかった純正ナビアップグレードパッケージが標準装備されました。
タントシリーズの全車で純正ナビアップグレードパッケージが標準装備されていることになります。
さらに、原材料価格の高騰にともないメーカー希望小売価格の改定がおこなわれています。グレードごとのメーカー希望小売価格は以下のとおり。
Xターボ | 1,699,500円~ |
X | 1,584,000円~ |
L | 1,452,000円~ |
カスタムRS | 1,930,500円~ |
カスタムX | 1,837,000円~ |
※すべて税込価格
同じグレードであってもeco IDLE非装着車や2WD、4WDなどによっても価格は異なるため、価格は参考程度にしてください。
エクステリアとインテリアの改良点

画像引用元:タント ダイハツ
エクステリアの変更は2022年10月のマイナーチェンジで、タントカスタムがより上質で迫力のあるスタイルに変わっており、洗練されて上質な雰囲気が魅力です。
インテリアの改良は今回はおこなわれていませんが、タントのインテリアはグレーで明るくすっきりとした印象が特徴的です。
タントカスタムのインテリアはブラックを基調としてそのなかにブルーが使われ洗練された雰囲気となっています。
2022年10月から発売されているタントファンクロスのインテリアはアウトドアを彷彿させるカモフラージュ柄のシートで、内装の差し色にオレンジが使われた遊び心も感じられるデザインです。

これまでのタントの商品改良遍歴

画像引用元:タント ダイハツ
タントは度重なる商品改良がおこなわれており、常によいものを提供すべく力を入れていることがわかります。
2003年からタントは販売されていますが、2019年の7月に発売された現行モデルからさらにうれしい機能などが取り入れられています。
2019年7月から2022年10月のマイナーチェンジをするまでの改良などを順を追って紹介しているので、どのようにパワーアップしているか確認してください。
2019年7月現行モデル発売
タントは2003年より発売されており、室内空間の広さと使い勝手の良さが特徴で世代を問わず人気を博してきました。
2019年7月から発売された新型タントはさらにすべての世代のニーズに応えるため、使い勝手のよさの向上と先進安全装備を採用して発売しました。
子どもから大人までどの世代も使いやすいように考えられているから車の乗り降りもしやすく、運転席に座った状態で後席の子どもの世話や荷物の整理なども可能です。
また、助手席の半ドアを防ぐため半ドアでも自動で全閉する機能や、ドアロックの事前予約ができる機能などが搭載されました。
さらに、軽自動車初となる駐車支援システムなど便利な機能やシステムが多く取り入れられました。
福祉車両にも力を入れ従来の福祉車両よりも安価で、あったらうれしいと感じる工夫がいたるところにされています。
今もなお根強い人気を誇る新型タントの基盤となるモデルで、便利で使い勝手がよいものに変貌を遂げました。
2020年12月一部改良
2020年12月にはタントカスタム、タント、フレンドシップシリーズ(福祉車両)、ミライースにて一部改良しています。改良された内容は以下のとおり。
タントカスタム | スタイルセレクショングレードを新設定 |
タント | 2トーンカラーで4色追加設定 |
フレンドシップシリーズ(福祉車両) | X“スペシャル”グレード、カスタムRS“スタイルセレクション”グレードを追加ウェルカムターンシートにカスタムRSグレードを追加ウェルカムターンシート、ウェルカムシートリフトのカスタムRSグレードのタイヤを15インチアルミホイールに変更スローパーにスロープ用操作ラベルを追加スローパー、ウェルカムターンシートにオートステップ用フロアハーネスを全車標準装備 |
タント/タントカスタム/フレンドシップシリーズ共通 | インパネ、ドアトリムのカラーをグレーから黒へ変更スマートアシストに夜間歩行者検知機能、路側逸脱警報機能、ふらつき警報、標識認識機能(最高速度/一時停止)を追加設ディスプレイオーディオをメーカーオプションとして設定Lグレード(スマートアシスト装着車)に電動格納式ミラーを設定 |
ミライ―ス | オートライトを全車標準装備 |
夜間歩行者検知機能の追加や、ミライ―スではオートライトを標準装備するなど安全面でもさらにパワーアップしています。
また、タントのカラーバリエーションが増え、より自分らしい好みの愛車を選べるなど選択の幅も広がっています。
2021年9月一部改良
安全性の向上とボディカラーの変更が2021年9月の一部改良でおこなわれています。
対象グレードは、以下のとおり。
- Xターボ
- カスタムRS
- カスタムRSスタイルセレクション
- X
- カスタムX
- カスタムXスタイルセレクション
詳しい改良内容は以下を確認してください。
グレード | 一部改良内容 |
Xターボ | 以下を標準装備-電動パーキングブレーキ-オートブレーキホールド機能-コーナリングトレースアシスト |
カスタムRSカスタムRSスタイルセレクション(フレンドシップシリーズ共通) | |
X(フレンドシップシリーズ共通) | 「スマートクルーズパック」としてメーカーオプション設定-全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール)-電動パーキングブレーキ-オートブレーキホールド機能-コーナリングトレースアシストLKC(レーンキープコントロール)-スマートクルーズ専用ディスプレイ-ステアリングスイッチ(運転支援用)-ETCユニット-ドライブアシストイルミネーション(エコドライブアシスト照明付) |
カスタムXカスタムXスタイルセレクション |
- 「タント」のボディカラーにプラムブラウンクリスタルマイカ<R59>を追加
(フレンドシップシリーズ共通)
- 「タントカスタム」のボディカラーのラインナップを一部変更し、ターコイズブルーマイカメタリック<B86>を追加(フレンドシップシリーズ共通)
引用:2021年9月 タント
この改良では先進安全機能がよりパワーアップしており、安全性をさらに向上させることにつながっています。
また、フレンドシップシリーズは福祉車両車名別国内販売台数ナンバーワンとなっているものの、さらに快適に過ごせるように改良するなど常に進化し続けていることがわかります。
2022年10月マイナーチェンジ

画像引用元:タントファンクロス
2022年の10月にはタントファンクロスが新たに仲間入りを果たしました。
タントファンクロスはアウトドアモデルとして登場しており、新タントの利便性に加えアウトドアで役立つ専用装備が備わっています。そのため、存分に趣味を楽しめるのもうれしい特徴です。
また、タントフレンドシップシリーズも変更点があります。フロントベンチシートが採用されロントセンターアームレストが標準装備されたことでさらなる使い勝手のよさの向上が叶えられています。
ウェルカムシートリフトのフロント、リヤ2モード昇降機能はドアの開口に合わせて前後昇降位置が自動で切替わる仕様に変更。
ウェルカムシートリフトの助手席にラクスマグリップも設定され、あらゆる面での利便性がアップしています。
改良後のタントと競合車との比較
改良後のタントと競合車のホンダのN-BOXとスズキのスペーシアを比較しています。
それぞれの違いを把握して愛車選びの参考にしてください。
ホンダ N-BOXとの違い

ホンダのN-BOXと改良後のタントを比較しました。
どちらも安全性能にも力を入れており、快適なドライブが楽しめる車といえます。
N-BOX | タント X | |
価格 | 1,689,600円~1,822,700円 | 1,584,000円~1,738,000円 |
燃費 | FF :21.6km/L4WD:19.4km/L | 2WD:22.7km/L4WD:21.4km/L |
ボディカラー | 6色 | 11色 |
サイズ | 全長:3,395㎜全幅:1,475㎜全高:1,790㎜(FF) 1,815㎜(4WD) | 全長:3,395㎜全幅:1,475㎜全高:1,755㎜(2WD) 1,775㎜(4WD) |
2024年10月の商品改良では価格の変更があったためN-BOXと比較すると、タントXの方が価格は抑えられることがわかります。
しかし、グレードによって価格は異なるため参考程度に留めてください。
なお、全高はN-BOXの方が高く、ボディカラーの選択肢はタントXの方が多いです。内装や機能の違い、また価格の違いを比較するとよいでしょう。

スズキ スペーシアとの違い

画像引用元:スペーシア |スズキ
スズキのスペーシアとタントXを比較しています。両車ともさまざまな快適装備が備わっており、利便性も抜群といえます。
価格やサイズの違いは以下のとおり。
スペーシア HYBRID G | タント X | |
価格 | 1,530,100円(2WD)1,656,600円(4WD) | 1,584,000円~1,738,000円 |
燃費 | 2WD:25.1km/L4WD:22.4km/L | 2WD:22.7km/L4WD:21.4km/L |
ボディカラー | 8色 | 11色 |
サイズ | 全長:3,395㎜全幅:1,475㎜全高:1,785㎜ | 全長:3,395㎜全幅:1,475㎜全高:1,755㎜(2WD) 1,775㎜(4WD) |
スペーシアHYBRID GとタントXではHYBRID Gの方が価格が抑えられることがわかります。
ボディカラーの選択肢はタントXに軍配が上がります。使い勝手が異なる部分があるので、実車を比較してみるのはおすすめです。
どちらもグレードが複数あるため、お気に入りのグレードが見つかったらそれぞれを比較するとより違いがわかるでしょう。

タントをお得に購入する方法
2024年10月の商品改良でも価格高騰にともないメーカー希望小売価格が改定されており、少しでも費用を抑えたいと感じているかもしれません。
そんな人はタントをお得に購入する方法を利用するのがおすすめです。
タントをお得に購入するには以下のような方法があります。
- 未使用車を購入する
- 低金利プランを利用する
未使用車を購入する
登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。未使用車は新車を購入する場合に比べて安く手に入ることがあります。
納車までの期間が短いのも特徴です。在庫がある車に限られますが、在庫車両が多い店舗なら好みの車を探していただきやすいです。弊社カミタケモータースでは、常時300台以上の在庫車両を展示しているので、比較しやすいのでおすすめ。
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低金利プランを利用する
低金利ローンを利用すれば総支払額は少なくなるため月々の費用を抑えられます。軽自動車を購入する場合でも、ローンを利用する方は一般的です。
ローンなら毎月の支払額を一定にして、無理なく購入できるからです。弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランを提供しており、お得に購入できます。
他社同等プランと比較して何十万円も差額が出ることもあるほどなので、比較すればお得。ぜひ気になるグレードがいくらで購入できるのか、こちらをチェックしてください。


よくある質問
- 改良モデルは旧モデルと比べてどう変わった?
-
2024年10月の改良点は以下のとおりです。
- コーナーセンサーの追加
- 純正ナビアップグレードパッケージの標準装備
- メーカー希望小売価格の改定
- タントのグレードによる改良点の違いは?
-
2024年10月の改良点として純正ナビアップグレードパッケージの標準装備があり、タントLグレードにはなかった純正ナビアップグレードパッケージが標準装備されました。

