トヨタのミニバンのヴォクシーは、現行モデルが2014年にデビューしてから、根強い人気があるモデルです。
ミニバンの人気は一時期よりも落ちたといわれがちですが、依然として国内の新車販売台数では一定の需要があります。
トヨタの人気ミニバンのヴォクシーは2022年1月にフルモデルチェンジされました。モデルチェンジの遍歴や今回のフルモデルチェンジ情報まで詳しくご紹介します。
\超低金利1.99%で新車に乗れる!/
新型ヴォクシーが2022年1月にフルモデルチェンジして発売されました。新型ヴォクシーの内装や特徴については、こちらの記事をご覧ください。
新型ヴォクシーの内装は?新旧の違いやライバル車種との比較
動画での新旧比較はこちら↓↓
【新型ヴォクシー】2022年1月のモデルチェンジ情報

従来モデルは、2014年からマイナーチェンジのみとなっていましたが、2021年12月に入ってから予約受注が開始され、見積もりが取得できるようになりました。
2022年1月13日にフルモデルチェンジされたヴォクシーとノアの情報が公開されています。今回のフルモデルチェンジによりエスクァイアは廃止され、兄弟車のノアとヴォクシーがフルモデルチェンジされます。
今回のフルモデルチェンジは、約8年ぶりです。またフルモデルチェンジされたヴォクシーは、どれも3ナンバーとなりました。
新型ヴォクシーの価格表
| S-G(7人乗り) | FF:3,246,100円(8人乗り) | 4WD:3,444,100円 |
| S-Z(7人乗り) | FF:3,649,800円 | 4WD:3,847,800円 |
| S-Gハイブリッド(7人乗り) | FF:3,595,900円(8人乗り) | E-Four:3,815,900円 |
| S-Zハイブリッド(7人乗り) | FF:3,999,600円 | E-Four:4,219,600円 |
2025年の一部改良(マイナーチェンジ)で何が変わった?
ヴォクシーは2025年9月に一部改良を実施し、“実用性の底上げ”が行われました。デザインの大きな変更はないのですが、快適装備や安全装備の見直しが行われ、総合的な商品力は確実に向上しています。
主な改良ポイント
- ボディカラーの入れ替え
- 安全装備(Toyota Safety Sense)の更新
- 一部オプションの標準化
- 使い勝手を改善する小改良(照明・USB周りなど)
ヴォクシーの一部改良では、ボディカラーを再編。パール系はホワイトパールクリスタルシャインからプラチナホワイトパールマイカへ変更され、スパークリングブラックパールクリスタルシャインとマッシブグレーが廃止となり、全4色構成に整理されました。
ノア エアロモデルとカラーを共通化した点も特徴です。装備面では「S-Z」でデジタルインナーミラーが単独オプション化され、ヘッドアップディスプレイは他装備とのセットへ変更。一部装備が標準化され、ETC2.0やBSM、安心降車アシストなどを全車に追加。「S-G」にはバックガイドモニターが標準化され、「S-Z」は10.5インチHDディスプレイのPlus仕様へ強化されました。
過去モデルと最新モデル、どちらが“買い”なのか?
購入検討者の条件によって、選ぶべきモデルが分かれます。現行モデルの初期型(2022〜2023)はすでに中古市場で価格が安定しつつあり、新型よりもお得に手に入ります。
「とにかく予算を抑えつつヴォクシーが欲しい」という人には最適です。
家族の快適性を重視するなら最新型がおすすめです。最新型(2025改良後)は、以下の点で優れています。
- 乗り心地
- 室内空間の快適性
- 安全装備の新しさ
車内での過ごしやすさは、数字以上に満足度に直結します。標準装備されたものも、あると便利な機能ですので、快適性を求めるなら最新モデルがよいでしょう。
2020年10月の改良!ヴォクシーZS煌Ⅲが改良販売

画像引用元:トヨタ
先代(2021年12月時点)ヴォクシーは、2020年10月に改良された「ヴォクシーZS煌Ⅲ」です。
ミドルクラスのミニバンとしてラインナップされており、ノアやエスクァイアと共にミニバンを支えるモデルでした。これまでも特別仕様車が発売されてきましたが、ベースとなるZSに内外装にシルバーの加飾で煌きを演出。
専用のシート表皮、合成皮革のドアトリムオーナメントなど見た目をよくする特別装備の他にも、両側パワースライドドア、リアオートエアコン、エアコンのナノイー技術などを特別装備しました。
見た目の「煌」だけでなく、使い勝手を向上させる装備が充実していることが特徴です。ルームランプもLEDになっているので、明るさを増しています。
ベースとなるZSの2WD(7人乗り)は284万円4,600円ですが、ZS煌Ⅲの2WD(7人乗り)は294万300円です。約10万円のプラスで見た目も利便性も向上させているのは魅力的でしょう。
新型ヴォクシーの内装

画像引用元:トヨタ
フルモデルチェンジされたヴォクシーの内装をご紹介しましょう。
運転席は解放感があり、広々とした視界を確保しています。カラーヘッドアップディスプレイがあるので、視線の移動が少なく必要な情報を取り入れることが可能です。フロントピラーが細くなっていること、また水平基調でワイドなインストルメントパネルが安心感を与えてくれます。死角が少なくなっているので、運転しやすいでしょう。
ボディ骨格が変更されたので、左右のCピラー間の距離が1,295mmとなり、従来から75mmも拡大されています。室内空間が広々としています。

画像引用元:トヨタ
2列目シートや3列目シートの利便性が高くなっているのもポイント。先代モデルは2列目シートをスライドさせるときに、内側にオフセットさせる必要がありました。新型はそのまま後方に745mmもスライド(7人乗り)させられます。8人乗りでも705mmのスライド量で足元空間も広々です。
3列目シートの格納がワンタッチになったのも変更点。これまでは跳ね上げまでは引き上げが簡単でしたが、最後はフックで固定する必要がありました。しかし新型は固定までワンタッチで可能になりました。
新型ヴォクシーの外装

画像引用元:トヨタ
新型ヴォクシーの外装は、独創的なフロントフェイスになりました。スクエアが強調され、アルファードのようにグリルが前面に出ています。フロントフェイスの押し出し感は、先代よりも強調されているのが特徴。
リア周りでは、ワイド感が強調されるリアランプが存在感をアピールします。ヴォクシーは標準モデルが設定されていないので、どのグレードでもデザインが同じです。

画像引用元:トヨタ
先代モデルと比較すると、リアガラスの面積が広がっており、後から見たときの迫力が増しているのもポイント。3ナンバーサイズになったので、これまでもよりも迫力あるボディとなっています。
新型ヴォクシーのモデルチェンジ遍歴
2020年10月に一部改良されて、特別仕様車が発売されましたが、現行モデルは随時マイナーチェンジを繰り返してきました。2022年1月にフルモデルチェンジされますが、先代モデルのマイナーチェンジの歴史を簡単にご紹介しましょう。
2016年1月のマイナーチェンジ
「Toyota Safety Sense C」が採用されており、レーザーレーダーと単眼カメラを組み合わせた2つのセンサーが装備されています。小さな擦り傷であれば、自己修復するクリア塗装の「セルフリストアリングコート」がすべてのボディカラーで採用されています。
またエアログレードのZSのハイブリッドである、「HYBRID ZS」が3ナンバー登録で設定されました。
2017年7月のマイナーチェンジ
LEDヘッドランプが採用されて、よりシャープなデザインになりました。またリアコンビネーションランプはテールランプがコの字型の面発光のLEDに変化。ターンシグナルランプのデザインが変更されています。
2019年1月のマイナーチェンジ
一部改良と特別仕様車のZS煌Ⅱが発売されました。昼間の歩行者検知機能が「Toyota Sdafety Sense」に追加されたり、インテリジェントクリアランスソナーがオプション設定、「V」と「ZS」に標準装備されました。
すでに発売されていた、煌をバージョンアップさせた煌Ⅱが発売されました。
2020年4月マイナーチェンジ
トヨタの販売チャネルの統合などにより、ヴォクシーのグレードが多数廃止されました。ZS、煌、GR SPORTに限定されたマイナーチェンジです。5ナンバーモデルも廃止されたのが、2020年4月のマイナーチェンジです。
ヴォクシーの歴史
ヴォクシーの歴史もおさらいしておきましょう。2001年から発売されているモデルで、ノアと兄弟車となっています。また3代目からはノアとヴォクシーに加えて、エスクファイアも登場しエクステリアのイメージが異なる3兄弟として販売されています。
2001年~初代ヴォクシー
ライトエースの後継車としてヴォクシーが販売されました。ノアと同時期に発売されていますが、よりファミリーカーの印象を与えるノアに対して、ヴォクシーはドレスアップで力強いという印象を与えるモデルです。
父親向けの車として、どの世代でも乗りやすいことが魅力となっていました。8人乗りのシートで、両側スライドドアで乗降性と使い勝手の良さが光ります。また2004年にマイナーチェンジされると、よりスポーティな外観になりました。
2007年~2代目ヴォクシー
2007年にモデルチェンジすると、基本は5ナンバーサイズですが、ZとZSのグレードのみ3ナンバーサイズとなりました。機能性が高められており、室内長が拡大したことから、広々と使えるようになったことが特徴です。
3列目シートには、ワンタッチでシートアレンジができる「ワンタッチスペースアップシート」を採用して利便性を高めています。また2代目のヴォクシーのエンブレムはネッツ店専用の「N」を採用しました。
2014年~3代目ヴォクシー
3代目の現行ヴォクシーは2014年にモデルチェンジしており、「EMOTIONAL BOX」というデザインコンセプトで、より箱らしさが強調されたデザインになっています。角ばったスタイルになったので、存在感が増しました。
ZSグレードはエアロ仕様となり、力強さが出ています。また3代目からはハイブリッドが追加されています。燃費性能が高まっただけでなく、安全性能も向上させたり、2016年には特別仕様車の「煌Ⅱ」も設定されました。
2022年1月~4代目ヴォクシー
歴代4代目となる新型ヴォクシーは、カローラシリーズにも採用されたTNGAプラットフォーム(GA-C)が使用されています。高剛性になり、上質な乗り心地になったと言われています。
またミニバンとしての使い勝手も向上させており、パワーテールゲートや超ロングスライドの2列目シート、さらにワンタッチ格納ができる3列目シートなど魅力を高めています。
ヴォクシーをお得に購入する方法
モデルチェンジを繰り返してきているヴォクシーですが、お得に購入する方法があります。
それは、
- 未使用車を選択する
- 低金利のローンにする
という方法です。
未使用車というのは、初度登録済みでも一般の走行に供されていない車のことです。
登録済みなので、重量税など一部支払い済みの税金があるので、負担額を減らすこともできます。車両の選択肢が限られることや、メーカーオプションの追加が不可能というデメリットはありますが、比較的安く購入できる未使用車は魅力です。
また低金利のローンもおすすめです。新車で購入するときには、ローンを検討する人が多いでしょう。ローンの場合には金利が発生するので、手数料の支払いが必要です。
一般的に値引き額が大きいことが注目されますが、支払総額の面では低金利であることは重要です。同じ車種を購入するのでも、金利によって差が発生するのです。ヴォクシーを購入するときには、ぜひお得な方法で手に入れてください。
【登録済未使用車の在庫をチェック!】





