軽自動車でも車内空間を広げたワゴンRは、軽自動車の新しいジャンルを切り開いたモデルです。そしてワゴンRは、その多様なグレード展開により、様々なライフスタイルや用途に対応しています。
自分が車に乗るシチュエーションをしっかりと想定したり、重視するポイントを抑えておくと、自分にあったグレードを選択できるでしょう。この記事では、ワゴンRのグレード別の違いやおすすめモデルの買い方を紹介します。

ワゴンRのグレードは5種類

ワゴンRのグレードは、大きく分けると標準モデル、カスタム、そしてスティングレーの3種類あります。そして、標準モデルとカスタムには2種類ずつあるので、計5つのグレードが展開されています。
標準モデル
「FX」はワゴンRの基本モデルで、マイルドハイブリッドやアイドリングストップは搭載されていませんが、オートエアコンやキーレススタート、シートヒーターなどの快適装備があります。また、ワゴンRで唯一のMT設定のあるモデルで、安全技術「スズキセーフティサポート」も標準装備しています。低価格であり、日常使いやセカンドカーとして最適なグレードです。
「HYBRID FX-S」はマイルドハイブリッドとアイドリングストップシステムを搭載し、優れた燃費性能を提供するグレードです。
このグレードから、全車速追従機能付のアダプティブクルーズコントロール、サイドエアバッグ、カーテンエアバッグが標準装備されています。これにより安全かつ快適なドライビングが可能です。
FX
- 2WD CVT:1,296,900円
- 4WD CVT:1,420,100円
- 2WD 5MT:1,294,700円
- 4WD 5MT:1,417,900円
HYBRID FX-S
- 2WD CVT:1,463,000円
- 4WD CVT:1,586,200円
カスタム
ワゴンR カスタムZは2022年8月に新たに設定されたモデルです。特徴的な横長ヘッドランプと大型フロントグリルを備えたスタイリッシュなエクステリアが印象的で、ボディカラーは8色、インテリアはブラックのみです。
このモデルには2種類のグレード「HYBRID ZX」と「HYBRID ZT」があり、どちらもマイルドハイブリッドを採用していますが、「HYBRID ZT」にはターボが搭載されています。
HYBRID ZX
- 2WD CVT:1,551,000円
- 4WD CVT:1,674,200円
HYBRID ZT
- 2WD CVT:1,710,500円
- 4WD CVT:1,833,700円
スティングレー
スズキのワゴンRスティングレー3代目モデルは、2018年2月にフルモデルチェンジを経て登場しました。この新モデルでは、デザインが一新され、広い室内空間が実現されています。
外装は個性的で、インテリアはブラックベースにレッドのアクセントが加えられ、上質な印象を与えます。グレードはTがあり、2WDと4WDを選べます。
HYBRID T
- 2WD CVT:1,765,500円
- 4WD CVT:1,888,700円
グレード共通の特徴

安全装備は基本的なものはグレード共通で搭載されています。MTモデルには、誤発進抑制機能や後退時ブレーキサポート、後方誤発進抑制機能は搭載されていません。
リアパーキングセンサーや車線逸脱警報機能などが搭載されているので、安全運転をサポートする機能があります。
運転席のシートヒーターは、どのグレードにも搭載されているので、冬の時期でも快適に乗車できます。
IRカット機能付フロントガラスやUSB電源ソケットなど、快適性に影響する装備は、グレードによって異なるので確認が必要です。
ワゴンRのグレード
ワゴンRのグレード別の内装や装備の違いを見ていきます。
ワゴンR
FX

画像引用元:ワゴンR|スズキ
「FX」は2WDと4WDでマニュアルトランスミッション(5MT)を採用しています。マニュアル車を好む方には魅力的な選択肢です。
標準装備にはマニュアルレベリング機能付きハロゲンヘッドランプ、UVカットガラス、運転席・助手席のシートヒーター(4WDのみ)、フルオートエアコンが含まれます。
HYBRID FX-S

画像引用元:ワゴンR スズキ
「HYBRID FX-S」は、燃費効率の高いマイルドハイブリッドシステムやアイドリングストップシステムを備えたグレードです。便利な機能として、運転席シートリフターやチルトステアリング、USBソケットが装備されています。
携帯リモコンを使ったエンジン始動やドアのロック・アンロックが可能なキーレスプッシュスタートシステムが標準装備されました。
また、車線逸脱抑制機能やアダプティブクルーズコントロールなどの安全技術も搭載されており、快適なドライブをサポートします。オプションで選択可能な「全方位モニター付きディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機装着車」は、スマートフォン連携機能や緊急通報システム、リモート操作機能を備えています。
ワゴンR カスタムZ
HYBRID ZX

画像引用元:ワゴンR|スズキ
2022年のマイナーチェンジで登場したカスタムZは、精悍かつ愛嬌のあるデザインが特徴です。試乗車にはアップグレードパッケージが装着され、15インチのアルミホイールが足元の印象を引き締めています。
ワゴンRの内装は、クールなブラックを基調としており、ブラウンメタリックのアクセントが上質感を加えています。シンプルながらも時代を超えたデザインが特徴で、大きなセンターメーターや太いシフトレバーがレトロな雰囲気を演出しています。
ドライバーシートからは広々としたパノラマ視界が得られ、ゆったりとした座り心地のシートがリラックス感を提供します。シンプルながらも温かみのあるこの室内は、ワゴンRの魅力の一つです。
このグレードから、LEDヘッドランプ、LEDポジションランプ、LEDフォグランプが標準で、先進的なデザインを採用。キーレスプッシュスタートシステム、USBソケット、シートヒーター、フルオートエアコンなどが備わっています。
オプションの全方位モニター付ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機装着車なら装備を高めることも可能です。7インチディスプレイオーディオやスズキコネクト対応通信機、ヘッドアップディスプレイなどの高度な機能が選択できます。
HYBRID ZT

画像引用元:スズキ
「HYBRID ZT」はワゴンRカスタムZの上級グレードで、ターボエンジンが特徴です。全車に搭載されているマイルドハイブリッドシステムにより、このターボエンジンモデルも低燃費を実現します。
HYBRID ZXに準じたグレードですが、パドルシフトが搭載されていたり、プレミアムUV&IRカットガラス、IRカット機能付フロントガラスで快適になります。
メッキ加飾のエクステリアや15インチアルミホイールも装備されているグレードです。
ワゴンR スティングレー
HYBRID T

ワゴンRスティングレーは、通常のワゴンRにないLEDヘッドランプやフォグランプを備え、スポーティな外観を持っています。エアロパーツや15インチアルミホイールが迫力を増し、メッキドアハンドルがエレガントな印象を与えます。標準のワゴンRよりも洗練されたスタイルが特徴です。
便利なキーレスプッシュスタートシステムとフルオートエアコンを装備し、運転席と(4WD車の)助手席にはシートヒーターが備わっています。
また、シートリフターやチルトステアリングにより、運転席の快適なポジション調整が可能です。リアシートはリクライニングとスライドが独立して行え、簡単に倒せる機能もあります。高速道路や自動車専用道路での運転を楽にするアダプティブクルーズコントロールが搭載され、快適なドライビング体験を提供します。
ワゴンRスティングレーには、ターボエンジンが搭載されています。これは特に高速道路での走行やパワフルな運転を好む方にとって魅力的な機能です。また、マニュアルライクな運転を可能にするパドルシフトや、優れた放熱性と制動性を持つベンチレーテッドディスクブレーキがフロントに装備されています。
15インチの大径アルミホイールと組み合わせた165/55R15ラジアルタイヤが、ターボエンジンの力強い走行をサポートします。
ワゴンRのおすすめグレード
ワゴンRのおすすめグレードを紹介します。上質さならHYBRID ZX、コスパを重視するならHYBRID FX-Sがおすすめです。
カスタムZ HYBRID ZX

装備が充実しているHYBRID ZXは、ワゴンRのおすすめグレードです。ターボエンジンが必要ない街乗りメインであれば、装備が充実しており、見た目もスタイリッシュになっているこのグレードがおすすめです。
高速道路の走行が多いならターボエンジン搭載グレードが魅力的かもしれませんが、NAエンジンでも十分という方も多いでしょう。実車に試乗してみて、パワーの違いを体感してみるのがよいでしょう。
HYBRID FX-S
コスパを重視するなら、普段使いの便利さを考えてHYBRID FX-Sを選択するとよいでしょう。
快適性に影響がある運転席シートヒーターやUSB電源ソケットなどが搭載されていますし、ヘッドアップディスプレイもオプションで装備可能です。
また、全方位モニター付ディスプレイオーディオ・スズキコネクト対応通信機装着車もオプションで選択可能です。カメラやスズキコネクトで便利に乗車できるので、オプション追加できます。
ワゴンRをお得に購入する方法
未使用車
お得に車を購入したい方におすすめしたいのは、未使用車です。登録済(届出済)未使用車とは初度登録されていて一般の運行に供されていない車のことです。
登録されているので中古車という扱いですが、走行距離も場内に限られている車両も多く、コンディションは新車に限りなく近い状態になっています。
納車までも短期間で可能なことが多かったり、新車よりもお得になるケースもあるなど、中古車は心配でも費用負担を抑えて購入したい方におすすめです。
在庫がある車両に限られているのは懸念点ですが、弊社カミタケモータースでは常時300台以上の在庫車両を展示しているので好みの車を探していただきやすいです。
ワゴンRの未使用車の在庫がないか、ぜひこちらから最新の在庫情報をチェックしてください。

低金利プラン
ワゴンRをお得に購入する別の方法は、低金利プランを利用するものです。軽自動車でも毎月の支払額を一定にするために、ローンを利用する方は一般的です。
ローンを利用すれば、毎月の支払額を一定にして、無理なく希望する車を購入できます。しかしローンは支払額を一定にできますが、金利手数料の負担があります。
低金利プランならその金利手数料の負担を抑えられる方法です。完済までのトータルコストを抑えられるので、費用負担を抑えて新車を購入したい方におすすめの方法です。
弊社カミタケモータースでは、新車1.99%の超低金利プランなら他社同等プランと比較して、何十万円も差額が出ることもあるのでお得!乗り出しに便利なオプションもセットになっているプランも選択できるので、比較すればお得です。
お得に購入できる新車1.99%の超低金利プランについては、こちらから

