スズキの軽ハイトワゴンは「ワゴンR」カスタムZを新しいモデルとして、2022年8月に発売しました。ワゴンRはスズキを代表する軽自動車ですが、新しい質感の高いモデルとしてカスタムZが登場しました。
「ワゴンR」カスタムとワゴンRの違いには、どんなところがあるのでしょうか。この記事では、ワゴンRカスタムZの内装、シートアレンジとともに詳しくご紹介します。
ワゴンRの基本情報

ワゴンRは、スズキの軽自動車で1993年に発売され、軽ハイトワゴンのパイオニア的存在です。それまで「軽自動車は狭い」というイメージがありましたが、機能の充実と改善が図られることによって、ワゴンRは軽自動車でありながら快適な4人乗りの車となってきました。
現在は、「ワゴンR」と「ワゴンRカスタムZ」、「ワゴンRスティングレー」、「ワゴンRスマイル」というモデルが発売されています。ワゴンRは全てのモデルで、インパネデザインにセンターメーターが採用されています。
ワゴンRの内装は、広い視界と運転がしやすいインパネデザイン、高めにつくられているシートが特徴的です。また、ワゴンRは他の同じワゴンタイプの車種よりも車両重量が軽いため燃費性能がよいという特徴があり、燃費を重視する方にはおすすめのポイントとなります。
ハイトワゴンとして限界まで車内スペースを広げているといえるほど、街乗りには十分なスペースを確保しているので、車内は広く感じるでしょう。
ワゴンRカスタムZの内装の特徴
ワゴンRカスタムZの内装はブラックを基調としており、インパネカラーパネルやフロントドアアームレストには専用のブラウンメタリックの加飾がされていて、大人の雰囲気を感じさせるシックで高級感のある内装となっています。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
ワゴンRカスタムZの上級グレード「HYBRID ZT」や「アップグレードパッケージ」装着車は、ステアリングホイールやシフトノブに本革を使用し、上質感を高めています。また、ワゴンRカスタムZの室内サイズは、室内長2,450mm、室内幅1,355mm、室内高1,265mmの広さを確保されていて、ハイトワゴンならではの快適な室内空間を実現しています。
フロントシートはベンチシートになっていますので、アームレストを上げると運転席側から助手席側へとスムーズに移動することができ、狭い駐車場などでの乗り降りの際などにもとても便利です。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
さらに、オートエアコンの下部分には、Type-AとType-Cの充電用USBが装備されているなど、使い勝手の良さにもこだわった装備がされています。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
ワゴンRの内装の違い
ワゴンRの内装は、「FX」グレードでは内装色がブラックとなってます。加飾はほとんどされておらず、シンプルですっきりとした実用性を重視した印象の内装となっています。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
ワゴンRのハイブリッドの「FX-S」グレードの内装は、ブラックとベージュの2色から選択することができるのが特徴です。ベージュの内装は、女性やファミリー層におすすめの、開放的で明るく柔らかいイメージとなっています。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
ブラックは「FX」グレードとほぼ同じデザインで、シャープさや引き締まった印象の内装となっています。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
ワゴンR「カスタムZ」でも、内装色はワゴンRと同じようにブラックの1色となっていますが、ブラックの基調にブラウンメタリックの加飾がされているためクールで上品な高級感のある印象となり、ワゴンRのイメージとは少し異なる仕上がりになっています。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
内装色以外の収納などについては、ワゴンRもワゴンRカスタムZも違いはほとんどありません。
ワゴンRカスタムZのグレード別内装

ワゴンRカスタムZのグレードには、「ハイブリッドZX」と「ハイブリッドZT」があり、それぞれに2WDと4WDがあります。ワゴンRカスタムZのシート素材は、ファブリックで一部に柄があしらわれていますので、室内空間が上品さとともに抑揚のあるデザインです。
上級グレードの「ハイブリッドZT」と「ハイブリッドZX」のアップグレードパッケージ装着車には、シルバーステッチの入った本革巻きステアリングホイール、シフトノブが採用されていて、機能性とともに質感を向上しています。
ワゴンRカスタムZのシートアレンジ
ワゴンRカスタムZのシートアレンジは、取っ手を引くだけで簡単に倒せます。シートはバックドア側からも倒せて、便利に使いやすくなっています。
後席のシートを倒すとフルフラットになるので、大きな荷物を段差を気にすることなく載せることができます。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
また、片側のみでも倒すことができる分割可倒式で、左右を別々に倒せるので荷物の量や形、さらには乗車する人数に合わせていろいろなシートアレンジをすることができます。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
さらに運転席と助手席のヘッドレストをはずして、座席を倒すと後部座席とつなげられます。フルフラットにできるので、ゆったりと足を延ばして休憩できます。

画像引用元:ワゴンR|スズキ
ワゴンRカスタムZの収納
ワゴンRカスタムZは使い勝手の良さにこだわった収納がとても多く充実しているのも、大きな魅力となっています。運転席、助手席、後部座席のそれぞれの座席付近の収納を解説していきます。
※画像は一部ワゴンRも含まれています。
運転席の収納スペース
ワゴンRカスタムZの運転席周りには、様々な収納スペースが用意されています。
インパネアッパートレイ

画像引用元:ワゴンR|スズキ
運転席前のインパネには、インパネアッパートレイがあります。ここには、サングラスなどの小物を収納することができます。
インパネアンダートレー

画像引用元:ワゴンR|スズキ
さらに、ハンドルの下部にはインパネアンダートレーがありますので、財布などの小物を置くことができます。
ドリンクホルダー

画像引用元:ワゴンR|スズキ
インパネの運転席側にも、掘り込み式のドリンクホルダーがあります。四角のタイプのドリンクホルダーとなります。
カードホルダー

画像引用元:ワゴンR|スズキ
クレジットカードなどのカード類を入れておくことができるカードホルダーも備えられています。カードを置いておくことで、毎回カバンから財布を出すことなく支払いをスムーズに行うことができるので、とても便利です。
フロントアームレストボックス

画像引用元:ワゴンR|スズキ
運転席と助手席の間には、運転席側から開けることができる、フロントアームレストボックスがついています。カギなどの小物を入れることができます。さらに、紙パック飲料なども置くことができます。
運転席周りの収納が複数用意されていますので、使い勝手のよさを感じることができるでしょう。
助手席周りの収納
続いて、助手席の周りの収納を見ていきましょう。
助手席オープントレー

画像引用元:ワゴンR|スズキ
助手席の前にはオープントレーがあり、箱ティッシュを置くことができます。
ドリンクホルダー

画像引用元:ワゴンR|スズキ
四角い紙パックも置くことのできるドリンクホルダーがあります。運転席にも助手席にもドリンクホルダーが2か所ありますので、特に長距離での運転時にはとても使いやすく感じるでしょう。
ショッピングフック

画像引用元:ワゴンR|スズキ
さらに袋をかけることができるショッピングフックはインパネの下部にあります。ショッピングフックは、2㎏まで対応しています。また、助手席側のドアの下部にもドリンクホルダーが付いているドアポケットがあります。
グローブボックス

画像引用元:ワゴンR|スズキ
助手席の前にはグローブボックスがあります。車検証などのほかにも、箱ティッシュもしっかりと入れることができる大きさがあります。
助手席シートアンダーボックス

助手席のシートを持ち上げると、取り外し可能の収納ボックスがあります。収納ボックスのトレーは撥水加工がされていますので、汚れたら持ち運び、丸洗いをすることができます。
後部座席の収納
アンブレラホルダー

後部座席の両方のドアには、傘が収納できるアンブレラホルダーがついています。
アンブレラホルダーには、全長が90cmの傘を収納することができます。さらに、アンブレラホルダーの中に溜まった水も車外に排出できるようにつくられていますので、フロアマットを汚す心配もありません。
ドアポケット

後部座席には、ドアポケットが2段ついています。下部のドアポケットは、ドリンクホルダーがついていますし、箱ティッシュを入れることもできる大きさです。
シートバックポケット

画像引用元:ワゴンR|スズキ
助手席の背面には、シートバックポケットが付いています。
ワゴンRカスタムZの荷室

荷室寸法は、以下の通りです。
- 荷室開口高840㎜
- 荷室開口幅1,165㎜
- 荷室幅1,180㎜
さらに、ワゴンRカスタムZの荷室は、低床構造となっているのが特徴となっています。そのため、大きな物の出し入れもしやすいでしょう。
また、荷室の両サイドには、サイドフックがあり買い物袋などを倒れないようにしっかりと掛けることができます。
ワゴンRカスタムZとライバル車の内装比較
ワゴンRカスタムZの競合車種と内装の違いを比較してみましょう。
- 日産 デイズハイウェイスター
- ホンダ N-WGNカスタム
日産 デイズハイウェイスター

画像引用元:デイズ|日産
日産のデイズハイウェイスターの内装の特徴は、広い室内空間と荷室の両立がされていることです。前席では、大人が2人乗っても窮屈に感じないようにショルダールームを広くとっていますし、後部座席ではニールームの長さを710㎜確保しているので、足を組んでゆったりとくつろげる広さとなっています。
また、デイズハイウェイスターの内装色は、エボニーカラーが採用されていてシャープさとスポーティーさを感じさせるものとなっています。シート素材は、トリコットとなっています。
さらに、オプション設定でプレミアムコンビネーションインテリアがあり、ブラウンとブラックが配置され、アクセントカラーとしてネイビーが使用されているスタイリッシュなデザインとなっています。シート素材は、合皮×トリコットとなっています。
座席周りの収納として、運転席周りには、ステアリングホイールの下に眼鏡ケースや折り畳み傘など横長のものを置けるインスト運転席ポケット、カップホルダー付きのインストセンタースライドトレイがあります。

画像引用元:日産
助手席の下に引き出し式のアンダーボックスがあり靴などを入れることができるようになっています。さらに、スリムタイプの箱ティッシュであれば入れることができるインストスライドボックスもとても便利です。
日産のデイズハイウェイスターは、デザイン性と実用性を兼ね備えている質感の高いインテリア、さらには日常的に使用する際にとても利便性の高い収納が充実しているモデルといえるでしょう。
ホンダ N-WGNカスタム

画像引用元:N-WGN|Honda公式サイト
ホンダのN-WGNカスタムの室内空間は、ホンダの特許技術のセンタータンクレイアウトを採用することにより、広い室内空間と低床化を実現しています。それにより後席であっても十分にくつろげる広さになりました。
内装色は、シックなモノトーンカラーで、素材はプライムスムースを使用しているので高級感のある印象になっています。
後部座席の下には、濡れた傘や靴なども置くことのできる大型のリアシートアンダートレーが装備されています。トレーは取り外すこともできるので、お手入れも手軽にできるのが魅力です。

画像引用元:ホンダ
荷室は備え付けのボードを使用することにより荷物の積み分けができ、とても利便性の高いつくりとなっています。さらに、ボードを外すと大きな荷物や背の高い荷物も楽に収納することができます。
N-WGNもホンダ独自のパッケージで使いやすく、質感が高い内装や収納です。心地よく過ごせる空間になっているので、内装デザインの違いを比較するとよいでしょう。
ワゴンRカスタムZをお得に購入する方法
ワゴンRカスタムZをお得に購入したい方には、低金利ローンを検討することをおすすめします。ワゴンRカスタムZは軽自動車であっても、新車の本体価格は高額になりますし、オプションをつけたりすると支払総額がさらに高くなります。
その費用負担を抑えるためにローンの利用をされる方も多くいらっしゃいます。ローンなら毎月の支払いを一定にできるからです。
しかし、ローンには金利手数料の負担が発生してしまうのが懸念点。そこでおすすめなのが、低金利ローンの利用です。低金利ローンを利用すると、同じ車やグレードを購入したとしても金利手数料の負担の軽減が可能になります。
たった数%の金利であったとしても、総支払額に換算すると何十万円もの出費が生じるということもあります。
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ぜひカミタケモータースで、ワゴンRカスタムZが月々いくらで購入できるのか確認してみてください。


