ホンダ車の中でも「ミドルサイズクロスオーバーSUV」として人気の高いZR-Vは高級感のある外観デザインの他にも、質感と実用性に優れた内装も注目を集めているモデルです。
ホンダを代表するSUV車であるCR-Vが発売廃止されました。しかし実質的な後継車種として新しく発売されたZR-Vはシビックのプラットフォームをベースにした構造を採用しており、発売前にもかかわらず評価の高い車でもあります。
この記事では、ZR-Vの内装の特徴や各グレードごとの内装の特徴、お得に購入する方法について解説します。
ZR-Vの内装の特徴は?
ZR-Vの内装の特徴について4つ紹介します。
体をしっかりとホールドしてくれるシート構造

運転席と助手席のシートは新型シビックをプラットフォームとして作られていることもあり。ボディスタビライジングシートを採用しています。
そのため、骨盤から腰椎までの体圧をしっかりと受け止めて、肉厚のクッションにより支持面を最適化することによって「ホールド性能」と「快適性」の実現に成功しました。
また、後部座席のシート構造も乗車する方が狭いと感じない十分な室内空間とサイド・ウィンドウの形状を最適化することによって「開放感」と「落ち着き」の両方を感じられます。
他にも運転席と助手席部分の間には、ハイデッキタイプのセンターコンソールを採用しており、適度な左右空間を感じられると同時に、スマートフォンを2台並べて保管できるアンダートレーもあり、機能性にも優れています。
水平基調のダッシュボード

画像引用元:ZR-V
ZR-Vの室内空間は「水平」、「垂直」、「左右対称」の3つを感じさせてくれる構造を基本としており、水平基調のダッシュボードは新型シビックと同じ構造を採用しています。
そのため、運転席と助手席からの視界が良好で、運転中も視界を妨げるものが一切なく、運転に集中できるメリットがあります。
また、エアコンの送風口もハニカムメッシュで覆う構造であり、室内空間をよりおしゃれで高級感あふれる印象にしてくれるでしょう。
シフトレバーはガソリン仕様の場合は本革巻ストレート・タイプのレバーであり、ハイブリッド仕様のZR-Vになると、スイッチ式のレバーを採用しています。
おしゃれ感と遊び心を兼ね備えた内装デザイン

画像引用元:ZR-V|Honda公式サイト
ZR-Vの内装は外観デザイン以上におしゃれ感と遊び心を感じられる内装デザインになっています。
パール調のソフトパットを車内に使用しているため内装の質感が良く、造形の美しさも兼ね備えています。
また、「Z」や「Z e:HEV」「X e:HEV」になると、内装カラーがブラック色以外にもマルーン(渋い赤茶色)も選択可能であり、かつオレンジステッチを合わせるなど遊び心も満載で魅力的です。
安心安全を与えるマルチビューカメラシステム搭載

画像引用元:ZR-V|Honda公式サイト
ZR-Vの中でも上級グレードであるZグレードにはマルチビューカメラが標準装備されています。SUVは車高が高くなるため、どうしても運転席からの見晴らしや死角が多くなるデメリットがあります。
しかし、上空から見下ろしているかのような機能となるマルチビューカメラシステムがあれば、ドライバーの運転をサポートしてくれるでしょう。
マルチビューカメラは、フロント部とサイド部・リア部にそれぞれカメラが配置されており、後退時にアラウンドビューで表示される他、ワイパーレバーの先端のボタンを押すことによって、任意でカメラ映像を映し出すことも可能です。
そのため、細い道の走行時でも左右サイドの映像を映し出し、映像を確認しつつゆっくり走行するなどの使い方も実現できるでしょう。
マルチビューカメラは標準グレードでありXグレードでもメーカーオプション設定があり、自由に選択可能です。
ZR-Vのグレード別内装
R-Vの各グレードの内装の特徴について解説します。
X(ガソリン仕様)

画像引用元:ZR-V|Honda公式サイト
シート材質はコンビシート、内装カラーはブラックの1色から選択可能です。
ZR-Vの中でも標準仕様であるXグレードはガソリン仕様のモデルであり、必要最低限の装備面とお手頃な価格帯でコストパフォーマンスに優れています。
装備面としては、USBジャック(Type-A/急速充電対応タイプ)やUSBチャージャー(急速充電対応タイプ2個付き)、ハイデッキセンターコンソール、本革巻きセレクトレバーなどが標準装備されており、室内の装備が物足りないと感じることは少ないでしょう。
他にも、Xグレードの4WD仕様になるとシートヒーターが標準装備されます。
安全性能装置であるアダプティブドライビングビームと後退出庫サポートはメーカーオプションとして選択可能です。
Z(ガソリン仕様)

画像引用元:タイプ比較|ZR-V|Honda公式サイト
ガソリン仕様のZグレードのシート材質は本革仕様となり、内装からはガソリン仕様のXグレードと同じくブラック色から選択できます。
ZR-Vのガソリン仕様の中でも上級モデルとなるZグレードは、上質さと快適性を両立させた車として高い人気があります。
内装装備としては、運転席と助手席にシートヒーターが装備され、ワイヤレス充電器やステンレス製スポーツペダル、BOSEプレミアムサウンドシステムが標準装備されるなど車内空間を快適にできるので満足できるでしょう。
他にも、運転者には嬉しいマルチビューカメラシステムや運転席8ウェイパワーシート、左右独立温度コントロール式フルオートエアコンディショナー(プラズマクラスター技術搭載)などの装備も搭載されている嬉しいグレードです。
e:HEV X(ハイブリッド仕様)

画像引用元:ZR-V|Honda公式サイト
シート材質がコンビシートとなり、内装カラーはブラックとマルーンの2色から選択可能です。
ZR-Vのハイブリッドモデルになるとホンダが誇るハイブリッドシステム「e:HEVシステム」が搭載されており、滑らかかつ力強い走りも追求できるグレードです。
装備面としては、10.2インチデジタルグラフィックメーターに加えて、予約機能付きのパワーテールゲートやリアベンチレーション、後席充電用USBジャック、左右独立温度コントロール式フルオート・エアコンディショナーなども標準装備されます。
他にも、静電タッチ式LEDルームランプやドライブモードスイッチなども装備され、車内の快適性能は抜群で使いやすい印象を運転者に与えるでしょう。
e:HEVのハイブリッドXグレードでも、アダプティブドライブビームと後退出庫サポートはメーカーオプションとして選択可能です。
e:HEV Z(ハイブリッド仕様)

画像引用元:ZR-V|Honda公式サイト
シート材質は、本革仕様となり内装カラーはブラックとマルーンの2色から選択可能です。
ZR-Vの中でも最上級グレードとしてラインナップされているe:HEV Zグレードは1番人気のグレードであり、内装装備も最高級に充実している特徴があります。
装備面としては、運転席8ウェイパワーシート+助手席4ウェイパワーシートの他に、本革巻ステアリングホイールやLEDアンビエントランプ、ステンレス製スポーツペダルなどが標準装備されており、最高級の室内空間を実現できるグレードです。
他にも、音質性能がよいBOSE製のプレミアムサウンドシステムや自動防眩ルームランプ、本革シートなども標準装備されています。
ZR-Vの収納
ZR-Vの収納の特徴について3つ紹介します。
ドリンクホルダー(ハイデッキセンターコンソール)

画像引用元:ZR-V|Honda公式サイト
運転席と助手席の間にはハイデッキ式のセンターコンソールを採用しています。
ドリンクホルダー付きで運転中も飲み物を保管する場所として便利に使用可能です。
パワーテールゲート(予約クローズ機能付き)

画像引用元:ZR-V
荷物を置いて車から離れると自動で開閉できるパワーゲート機能です。
自動開閉動作を一時停止できる他、ストップ&ホールド機能で自分好みの開閉位置にも設定可能となります。
リアセンターアームレスト(ドリンクホルダー付き)

画像引用元:ZR-V|Honda公式サイト
後部座席の中央部分にもリアセンターアームレストを装備しています。
ドリンキホルダー付きでZR-Vの後部座席で飲み物を保管する場所としても大変便利な装備となります。
ZR-Vの荷室

画像引用元:ZR-V
ZR-Vの荷室は限りなくフラットに近づける床面の使いやすさやすっきりとしたラケッジスペースと大容量のテールゲート開口が特徴的です。
荷室フロアと開口部の段差を限りなく小さくしたことで、積み下ろしがしやすい開口部地上高を設定しました。
また、リアシートを倒すことでフラットかつ大容量のラケッジスペースが生まれ、日常の大きな買い物や特別な日のレジャーなど自由に使用可能です。
後部シートはSUVらしいゆとりのあるスペースを確保しており、6:4可倒式シートを採用しています。
ZR-Vの価格
ZR-Vの価格は以下の通りです。
グレード | 車両価格(FFモデル) | 車両価格(4WDモデル) |
X | 2,949,100円 | 3,169,100円 |
Z | 3,548,600円 | 3,768,600円 |
e:HEV X | 3,298,000円 | 3,518,900円 |
e:HEV Z | 3,899,500円 | 4,119,500円 |
ZR-Vをお得に購入する方法
ZR-Vをお得に購入する方法は「低金利ローンの利用」がおすすめです。キャッシュで購入する場合、ZR-Vの購入費用は車両価格だけでも300万円以上は必ず必要です。
そのため、一度に大金を使ってしまうと、万が一に現金が必要になった場合に手元から支払えるお金がなくなります。手元のキャッシュを残しておくためにローンを活用できます
最近では、車の車両価格の値上がりが関係していることもあり、新車購入時にローンを活用して車を購入する方が多いです。ローンを活用すれば、毎月の支払い金額を常に一定できるメリットがありますが、逆に手数料負担が大きくなるデメリットも考えられます。
そこで総支払金額を最小限に抑えられる低金利ローンを利用すれば、新車をお得に購入可能です。
弊社カミタケモータースでは、1.99%の低金利プランをお客様に提供しており、新車をお得に購入できるメリットがあります。
1.99%の低金利ローンと他社が提供している新車ローンを比較すると、数万円から数十万円ほどの手数料負担を抑えることも可能です。
さらに新車乗り出し時に嬉しいオプションセットになっているため、安心してZR-Vの購入を任せられるでしょう。
気になる方はぜひこちらからチェックしてみてください。
よくある質問
ZR-Vの内装の特徴は?
ZR-Vの内装は運転席と助手席に伸びやかに広がるインストルメントパネルや乗車人数に合わせて適度なパーソナルスペースが確保できる室内空間の構造など、外観だけでなく内装にも強いこだわりがある特徴があります。
さらに運転席からの良好な視界を確保できるドライビングポジションの設定や大容量のラケッジスペースなど、ZR-Vのボディサイズを活かした内装の魅力もあります。
外観に目がいきやすい傾向のある車ですが、車に乗車する全ての方が安心できる室内空間も実現しています。
ZR-Vのグレード別の内装の違いは?
ガソリン仕様のXグレードでは、シート材質がコンビシート、内装カラーはブラックの1色から選択可能です。また、ガソリン仕様のZグレードのシート材質は本革仕様となり、内装からはガソリン仕様のXグレードと同じくブラック色から選択できます。
ハイブリッド仕様であるe:HEV Xグレードでは、シート材質がコンビシートとなり、内装カラーはブラックとマルーンの2色から選択可能となります。最上級モデルでありe:HEV Zグレードのシート材質は、本革仕様となり内装カラーはブラックとマルーンの2色から選択可能です。

